もしかしてひょっとして の商品レビュー
ほんわかする話、ミステリーなど短編集です。 ミステリーは、スッキリした結果でない終わり方ですが、「ズバッと解決!」という作品ではないというだけで、面白かったです。 私の苦手とする「グロ、近親相姦、強姦」系とは真逆なので、安心して読めます。 同作者の他の本も読みたくなりました。
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図書館。ブクログのリコメンドにあったので。 短編なので読みやすかった。1話目なんかは内容が私にとって身近で入りやすかった。気に入っているのは「灰色のエルミー」。
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6つの短編ミステリ。刑事が登場し本格的な捜査をして犯人逮捕…とは違い、ゆる~い謎が仕掛けられている。身近にいるような人たちが主役なので親近感が湧いたが、物足りなさも感じた。
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短編のようで、実は繋がってるものかとおもいましたが、普通の短編集でした。 どれもよかったけど、体育館の話がおもしろかったなぁ。 りんごかもしれない、から主人公が発想を得ていく話もよかった。いかに自分の発想を広げるか?!もしかして、ひょっとして、なにかが隠されているのかも、と自分も...
短編のようで、実は繋がってるものかとおもいましたが、普通の短編集でした。 どれもよかったけど、体育館の話がおもしろかったなぁ。 りんごかもしれない、から主人公が発想を得ていく話もよかった。いかに自分の発想を広げるか?!もしかして、ひょっとして、なにかが隠されているのかも、と自分も思える人になりたいとおもいました。
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どれも良かった。「体育館フォーメーション」は生徒会シリーズものでもっと読んでみたい。「かもしれない」はヨシタケさんの絵本を読んでいればより楽しめる。なんて書きつつ、『惑』のアンソロジーで既読だったのにまるで覚えていなかった自分に呆れる。
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短編集6編 日常生活のなんでもないことに,もしかしたらと疑問を抱く.小さな疑いを大切にすることが大事だということ.6編とも違った切り口で面白かった. 「山分けの夜」が犯罪絡みでどきどきして,良かったです..
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★3 内容が、何となくだけど子供っぽい??悪い意味じゃないけど…他のふさわしい言葉が出てこない。ボキャブラリーが無くてすみませんm(__)m そこそこ楽しく読みましたがハマらない感じっていうのかな?
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すごくよかった! 1作目のあれで見事にやられて作品の世界にどっぷり。 その後の話も、私の好きなタイプばかり。 高校生たちの部活の話は楽しかった。 なんだかン十年前を思い出しちゃう。 猫のエルミーの話もあるあるだったりで最高。 あのラストも私の好みだったし。 最後のあれは、それでいいの?って気がしないでもないけど、そうくるかの展開はさすが。 大満足の1冊。
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+++ トラブルやたくらみに巻き込まれて、お人好しが右往左往。誤解も悪意も呑み込んで、奇妙な謎を解き明かせ!にぎやかでアイディアに満ちた、6つの短編ミステリ。大崎梢の傑作集! +++ 「小暑」 「体育館フォーメーション」 「都忘れの理由」 「灰色のエルミー」 「かもしれない」 ...
+++ トラブルやたくらみに巻き込まれて、お人好しが右往左往。誤解も悪意も呑み込んで、奇妙な謎を解き明かせ!にぎやかでアイディアに満ちた、6つの短編ミステリ。大崎梢の傑作集! +++ 「小暑」 「体育館フォーメーション」 「都忘れの理由」 「灰色のエルミー」 「かもしれない」 「山分けの夜」 +++ テイストの違う物語たちだが、どれもにそこはかとない哀しみが紛れ込んでいるような気がして、胸がきゅんと切なくなる。ちょっとした違和感や、気持ちのすれ違い、そんなことは日常に数えきれないほどあるが、解きほぐそうとする思いは熱い。人と人とが関わり合うということの難しさと愛おしさがじんわりと感じられる一冊だった。
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「もしかして」「ひょっとして」と思いながら主人公たちが謎に迫っていく短編集。面白かったなぁ。 赤ちゃんを連れて電車に乗った「私」。やっと寝くれたと安堵していると向かいの席のご婦人に声をかけられた。子供の名前が七夕から来ていることを知ったご婦人は、60年ぐらい前に七夕に生まれた一度しか会ったことのない姪の話をしてくれた「小暑」 生徒会の運動部を取りまとめている研介。昼休みに男子バレー部の主将とバトミントン部の主将が「どうにかしてくれ!」と訴えてきた。話を聞くと、同じ体育館を使用している男子バスケ部のエース酒々井が後輩たちに罵声を浴びさせ、他の部の人たちを怖がらせているという。それもここ数週間の間にだ。なぜ、急にそんなことになったのか?「体育館フォーメーション」 なんの前触れもなく長年通ってくれた家政婦さんが辞めてしまった。妻を亡くし、家のことなんて何も出来ない大学教授は途方に暮れる。そういえば、辞める少し前に家政婦さんの様子がおかしかったことに気がつく「都忘れの理由」 ブラック企業に勤めている永島。友人からしばらく預かって欲しいと言われた猫は灰色でとても可愛くメロメロだ。職場の冷たい目に晒されながらも定時できっちりと帰る。だって、猫がいるんだもん!しかし、猫の飼い主に連絡しても返事は来ず、いつ引き取りにくるのかも分からない。そんなとき、共通の友人から事故に遭ったらしいと聞いて「灰色のエルミー」 最近の娘のお気に入りの絵本は「かもしれない」という絵本。男の子がテーブルに置いてあるリンゴを「あれはリンゴではないかもしれない」と思い、いろいろ連想していくというものだ。そんなとき、同期の菅野のことを思い出した。2年前にウイルスが仕込まれたメールを開けてしまい顧客情報が流出。その後、長野に左遷された菅野は、一貫してなんともないような顔をしていた。なぜ、菅野は平気そうな顔をしていたのか。昌幸は連想していくとて「かもしれない」 大学生の卓也は所沢に住む伯母の見舞いを父から頼まれた。子供がいない伯母は、卓也に家に置いてきたものを取ってきてほしいとお願いされ、何度か家を行き来した。そんなある日、伯母から宝物探しだと鍵を渡された。伯父の部屋の奥にある部屋の引き出しの鍵だという。その鍵を使おうとしたある晩、伯父が何者かに殺害され、その引き出しに入っていたはずの札束12個が消えていて…「山分けの夜」 話としては「都忘れの理由」が好きだったな。教授と家政婦さん。お互いが少し勘違いをしていた。なんだかほんわかするお話だった。 あとは「体育館フォーメーション」かな。高校時代は部活とかやってなかったけど、なんだか少し懐かしい気持ちになった。 最後の「山分けの夜」はかなりミステリーでドキドキした。まさかまさかだったし、伯母さんも可哀想な人だったなぁと思う反面、卓也には向かなかったなと。だけど、伯母さんはあれで救われたのかな… 2021.1.30 読了
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