虹いろ図書館のひなとゆん の商品レビュー
作者が司書さんということで、図書館愛に満ち溢れた作品。 いろんな面白い本が図書館にはあるんだよ、というのを散りばめつつ、もっと現実の世界にも目を向けてほしいという思いも感じる、作者の思いが熱い一冊。 本当に図書館好きなんでしょうね。
Posted by
ひなとゆんの話は虹いろ図書館でこころが結ばれていました。市立図書館のカードが虹色でした。この話にでてくる祖母えっちゃんの活躍がとってもさ素晴らしいです。めでたしめでたし。
Posted by
ひなとゆんの素敵な物語。イヌガミさんがいる図書館、いいなぁ。子どもの頃に通いたいって思える図書館があれば、きっと大好きになるだろうな。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
腎臓病で長く入院していたため、クラスになじめず、親しい友だちがいない小学4年生のひな。ある日出会った不思議な少女ゆんと彼女の語るお話の世界に夢中になる。 ゆんは嘘つきだという周りの友だちの言葉にショックを受けるひな。そんな彼女にイヌガミさんがかける言葉がいい。「本当じゃないことが噓なら、図書館は噓だらけだね」 賢しらに語る誰かの言葉を鵜呑みにする前に、自分で考えることの大切さ。人を信じるのは大きな賭けで、覚悟がいる。もしそれに値する人と出会えたら、それは僥倖というものだろう。 イヌガミさんのように見守ってくれる大人、それを許す家族の存在は大きい。一方で、偏見をもち、それを子どもに押し付ける大人や、その話を鵜呑みにする子どものなんと多いことか。 ゆんとひなのような子どもたちに、この本が届くといい。
Posted by
ゆんの、想像力豊かな物語に脱帽!ご両親はお金持ちの家で働いてるのかな?で、いろんな国で働くからゆんもたくさんの国に行って、いろんな経験をしてるのかしら。 ひなとゆんの友情がまさか『泣いた赤鬼』で表現されるとは。そしてどこまでが本当の話で、どこからが物語なのか?わからなくて不思議で...
ゆんの、想像力豊かな物語に脱帽!ご両親はお金持ちの家で働いてるのかな?で、いろんな国で働くからゆんもたくさんの国に行って、いろんな経験をしてるのかしら。 ひなとゆんの友情がまさか『泣いた赤鬼』で表現されるとは。そしてどこまでが本当の話で、どこからが物語なのか?わからなくて不思議で面白い。
Posted by
いぬがみさんに対する安心感。 この人がいるから大丈夫っていう図書館は素晴らしいのか、人頼りでしかないから危ういのか、それは難しいところだけど、子どもたちにとっては素晴らしいことですね。 本を読まなくても心の中にたくさんのお話を持っている。 誰が育ててくれたんだろうな。 ご両親だろ...
いぬがみさんに対する安心感。 この人がいるから大丈夫っていう図書館は素晴らしいのか、人頼りでしかないから危ういのか、それは難しいところだけど、子どもたちにとっては素晴らしいことですね。 本を読まなくても心の中にたくさんのお話を持っている。 誰が育ててくれたんだろうな。 ご両親だろうか、周りの大人たちだろうか。 そこに本が加わると、もっともっとお話が豊かになりますね。
Posted by
ガーナのおすすめ本商会(25) こちらの紹介は「虹色図書館のへびおとこ」でご覧ください。 2022/03/03
Posted by
へびおとこに続いて、こちらもよかった! 読み始めはゆんワールドに入れず、途中ドロンしようか迷ったけど、読み進めるとどんどんゆん話に引き込まれてしまった! 泣いた赤鬼よんで泣くひな。私もひなとゆんの関係に後半は涙出ちゃったよー。
Posted by
公園で出会った不思議な少女ゆんは、ひなに外国でのお話をしてくれた。 前作とは方向性ががらりと変わりながら、違いをどう受け止めるかという芯は同じ。お話が持つ力と魅力を伝えてくれます。 イヌガミさんの子どもに対する真っ直ぐな姿勢が素敵。
Posted by
前作が好きだったので読んだけど全く別物で、より児童文学らしい感じだったと思う。 ゆんから語られるお話がメインだったけどなかなか自分にはハマらなかった。
Posted by