虹いろ図書館のひなとゆん の商品レビュー
虹いろ図書館のへびおとこの続編。 前作を読んでからすぐに借りてきて読みました。 正直に言うとイヌガミさんが前作より登場場面が少なくてもっと登場して~って思っちゃいました。でも前作の登場人物が出てくる場面は「おぉ!久しぶり!」って思いながら読んでいました。 ”仲よしの友だちがいる...
虹いろ図書館のへびおとこの続編。 前作を読んでからすぐに借りてきて読みました。 正直に言うとイヌガミさんが前作より登場場面が少なくてもっと登場して~って思っちゃいました。でも前作の登場人物が出てくる場面は「おぉ!久しぶり!」って思いながら読んでいました。 ”仲よしの友だちがいるってのは、水の上を走るよりもすごいことなんだ” また大事な言葉がひとつ増えました。
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児童書の世界をこんなに素敵に展開させる作者さんはさすがというか。ストーリーの中に物語をさりげなく登場させて、あのイヌガミさんが程好い距離感でリードしてくれる空気感がとても心地よかった。泣いた赤鬼がキーワードなのかとも。人により感じ方が違うこともやんわりと説教じみた押し付けなくさら...
児童書の世界をこんなに素敵に展開させる作者さんはさすがというか。ストーリーの中に物語をさりげなく登場させて、あのイヌガミさんが程好い距離感でリードしてくれる空気感がとても心地よかった。泣いた赤鬼がキーワードなのかとも。人により感じ方が違うこともやんわりと説教じみた押し付けなくさらりと綴られていたり、絶妙なキャラクター設定が最高で、ワクワクしっぱなしだった。 ラストが理解できなかったのはとても残念。お別れしたけどお話のなかでいつまでもトモダチということだったのだろうか。 モヤモヤが残ってしまった。
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友達がいない小学4年生のひなと、世界を旅してきたゆん。ずっと友達でいられると思った二人だったけれど……本と図書館と物語を愛する全ての人に贈る「虹いろ図書館」シリーズ第2弾! 前作は、実在の本が章ごとに紹介されていたけど、本作はゆんのお話がメイン。 でも、図書館も大事な役割を果...
友達がいない小学4年生のひなと、世界を旅してきたゆん。ずっと友達でいられると思った二人だったけれど……本と図書館と物語を愛する全ての人に贈る「虹いろ図書館」シリーズ第2弾! 前作は、実在の本が章ごとに紹介されていたけど、本作はゆんのお話がメイン。 でも、図書館も大事な役割を果たしている。 特にイヌガミさん! 前作では少し意地悪な感じだったけど、今回はお茶目で優しいお兄さん、という印象。 ひなとゆんがお話の好みで喧嘩をした時、ひながゆんを避けてしまって仲直りしたい時、抜群のタイミングと適度な距離感で、さりげなく2人が仲良くいられるようにアシストしてあげている。 なんて素敵な人!イヌガミさんファンになりました。
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ひなが学校帰りに出会ったラスタカラーのお姫さま。 美味しいお茶を飲んで愉快なおはなしを聞いて、自分用のお気に入りの時間を過ごす。豊かな時間だったなぁ。 フィクションを愛する人は嘘の本当さを教えてくれる。 ピュアなものに触れたとき、やっぱり、無敵だなぁって思う。
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「虹いろ図書館のへびおとこ」がとってもよかったので続編かと思い読んでみた。 ゆんはピッピを想定した女の子なのかな? こんな子が友だちだったら毎日楽しいだろう。 「夢みる力、想像する力」何か戦隊物のキャラクターのセリフらしいが孫娘がよく言っていた。 ゆんみたいだ。 孫娘にもこんな子...
「虹いろ図書館のへびおとこ」がとってもよかったので続編かと思い読んでみた。 ゆんはピッピを想定した女の子なのかな? こんな子が友だちだったら毎日楽しいだろう。 「夢みる力、想像する力」何か戦隊物のキャラクターのセリフらしいが孫娘がよく言っていた。 ゆんみたいだ。 孫娘にもこんな子になってほしい。 イヌガミさんの言葉にも納得。 「脳みそ筋肉は本を読んだり、大勢の人と付き合ったりいろいろな経験で鍛えられる。筋肉脳みそを鍛えてから読めば本に対する感想も変わってくる。」 という話はなるほど、納得。 それぞれ好きな本が違っていいと言う言葉にもウンウン。 十進法の話も子どもに分かりやすそう。 小学校の高学年以上の子どもに読んでほしいなあ。
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作者の櫻井とりおさんは司書の仕事をされているので、図書館の描写が細かく、前作同様「わかる~」「あるある~」って場面がよくありツボです。 (私も図書館勤務のため・・・) 引き続き、イヌガミさんが登場!ひなとゆんの言い争いの間に入るシーンが印象的でした。 こういう司書さんになりたいな...
作者の櫻井とりおさんは司書の仕事をされているので、図書館の描写が細かく、前作同様「わかる~」「あるある~」って場面がよくありツボです。 (私も図書館勤務のため・・・) 引き続き、イヌガミさんが登場!ひなとゆんの言い争いの間に入るシーンが印象的でした。 こういう司書さんになりたいなあ、と思う今日この頃です・・・。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
だいすきな虹いろ図書館シリーズ。 今度は全く違うからこそ惹かれあう少女2人の物語。 正直前回の話の方が深みがあってすき。 けれどこの話でいいところは、ゆんのお話が章立てとなり進んでいくが、その話がとても面白いことだ。 ひながひきこまれる気持ちがすごくわかるし、 嘘とは何か、友達の大切さなど教えてくれる。 イヌガミさんがこの話のキーパーソンだと思った。 イヌガミさんの考えさせる言葉によって 強制されるのではなく、自発的に考えることができる。 イヌガミさんの本の紹介や、人を繋げる言葉全てに通づるその姿勢がとても素敵だなと感じたお話だった。 また出てくる比喩が美しいのなんの! 最後のページに出てくる折り紙、 ゆんが心を込めて作ったプレゼントをチラつかせるその絵もこのシリーズの見どころの1つ! たくさんの児童書に触れられるのもいい。 イヌガミさんからお薦めされたと思って読もうと思う。
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やっぱり虹いろ図書館はいい図書館だなあ。 司書のイヌガミさんがいる安心感がすごい。 今作は病気のせいで学校に行けなかったりする小4のひなと、ひょんなことから出会った友達ゆんの友情物語。 ゆんの言葉で語られる作中作が多いので、 前作より児童書感が強めかも。 さりげなく図書館の...
やっぱり虹いろ図書館はいい図書館だなあ。 司書のイヌガミさんがいる安心感がすごい。 今作は病気のせいで学校に行けなかったりする小4のひなと、ひょんなことから出会った友達ゆんの友情物語。 ゆんの言葉で語られる作中作が多いので、 前作より児童書感が強めかも。 さりげなく図書館のこと、おすすめの児童書が語られているのがとても嬉しいです。「番ネズミのヤカちゃん」とかね。大好き!名作!! 司書イヌガミさん曰く「リンドグレーンにハズレなし」。本当にその通り。 オチは読み手の想像に任せる、といった感じかな。 ひなとゆん、ずっと仲良しでいてくれますように。
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まさかの前作からのシリーズと驚きつつも、出だしからまったくテイストの違う物語が綴られていてわくわくする。 ひなもゆんもほんとうに魅力的で、彼女らの目に映る世界は鮮やかな色をしていて、自分もかつてはこんな世界を見ていたと錯覚する。(ほんとに見えていた気もする) 本の中の世界...
まさかの前作からのシリーズと驚きつつも、出だしからまったくテイストの違う物語が綴られていてわくわくする。 ひなもゆんもほんとうに魅力的で、彼女らの目に映る世界は鮮やかな色をしていて、自分もかつてはこんな世界を見ていたと錯覚する。(ほんとに見えていた気もする) 本の中の世界に旅立っていたあの頃を思い出す。 虹いろ図書館は、そこに通う人の分だけ違う表情を見せてくれるのかと思うと、次が楽しみである。 本が読めるというのは幸せなことだなぁ。
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いろいろあって学校に行けないひなは、毎日図書館に通っていました。図書館のおにいさんイヌガミさんにいろんなことを教えてもらったり、本を借りたり、ひなにとってとても大切な場所。そんなある時、ゆんという名前の女の子と出会い、彼女の話す物語に夢中になります。はじめてできた大好きなともだち...
いろいろあって学校に行けないひなは、毎日図書館に通っていました。図書館のおにいさんイヌガミさんにいろんなことを教えてもらったり、本を借りたり、ひなにとってとても大切な場所。そんなある時、ゆんという名前の女の子と出会い、彼女の話す物語に夢中になります。はじめてできた大好きなともだち。だけどゆんには不思議なことがいろいろありました…。 図書館を舞台に繰り広げられるあったかいおはなし。
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