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スケール(下) の商品レビュー

4.3

10件のお客様レビュー

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2026/03/16

生命に見られるスケーリング則であるべき乗則を都市や企業にまで拡張させる下巻。シンギュラリティさえもべき乗則に従っているそう。これが理論として確立されると世界の見方が変わってくるのかも。

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2025/06/25

2025年6月25日、Yahooフリマで「高たんぱく・低糖質! rakoの美味しくてやせるおかず」のカテゴリー変更を断られた人がほかに出してた本。下巻のみ、1,000円。

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2025/03/29

 上巻に続き、さまざまな分野について普遍法則が成り立つかの検討および考察を行なっており、下巻は都市、企業等近年の人類が創り出したのものに関する考察をビッグデータ活用した分析を行なっている。また、上巻同様話の途中で挟まれる筆者の知的な小話が面白く、この本を読むことで、物理、自然科学...

 上巻に続き、さまざまな分野について普遍法則が成り立つかの検討および考察を行なっており、下巻は都市、企業等近年の人類が創り出したのものに関する考察をビッグデータ活用した分析を行なっている。また、上巻同様話の途中で挟まれる筆者の知的な小話が面白く、この本を読むことで、物理、自然科学、経済学等の知識が増える(ような気がする)楽しさもある。  筆者は上巻と同様都市、企業についても生命と同等の法則が成り立つといった結論を導き出しているが、生命は果てしなく長い年月をかけて進化して最適化したものであり、我々人類の生み出したものは僅か数百年の歴史しかなく、この結論を出してよいのかは議論の余地があると考える。人は目的地に最短経路で行く傾向がある、企業が大きくなるにつれ売り上げが増えるなどは自明かなという印象だった。都市、企業が最終的にどうなって行くかはわからないが、生命と同様に徐々に持続可能性の高い良い方向へ進んで行くのだと思う。(一例として、数百年前の株式会社はコンプライアンスのコの字も無かっただろう)  一方で都市のサイズが大きくなるにつれエネルギー効率が良くなるという、田舎の方が環境が良くエコというイメージとは反対の結論は言われてみると納得で、良い気づきが得られた。また都市化により、技術の進歩、人の行動等々が加速していくという話が述べられているが、この点については容易に結論を出すことは困難と考える。個人的な考えでは確かにこれまでは加速的に進んできたが、今後は環境破壊、エネルギーの無駄遣いなどによる影響で現代版マルサスの罠的な状態に陥る可能性が高いのではと考えている。これまた、技術の進歩によって解決できるのか(筆者はこれを安易な楽観論と述べているが‥)、それとも我々は停滞し今の生活が維持できなくなってしまうのか、それは全人類の行動にかかっている。こう言った課題の解決に、筆者が述べているビッグデータ活用、複雑系研究、都市研究などの進歩にかかってくるのかもしれない。

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2023/05/06

下巻は主に都市と企業にスケールフリー理論を適用して解説しています。都市のインフラ(水道管など)は人口規模に対して「線形未満のスケーリング」をします。つまり人口が2倍になってもインフラ量も2倍(100%増)にする必要はなく、85%増でよいというスケールメリットが生まれます(つまり1...

下巻は主に都市と企業にスケールフリー理論を適用して解説しています。都市のインフラ(水道管など)は人口規模に対して「線形未満のスケーリング」をします。つまり人口が2倍になってもインフラ量も2倍(100%増)にする必要はなく、85%増でよいというスケールメリットが生まれます(つまり15%効率性が上がる)。対して、都市内の総生産やイノベーションの規模(特許数)、そして犯罪数などは「超線形スケーリング」をしますが、どういうことかというと、人口が2倍になるとこれらの規模は2倍以上になる、もう少しいうと15%のボーナスが得られるということで、都市には15%ルールが存在していることになります。 著者はスケールフリー性が生命体や都市だけでなく企業にも存在するのではないかという仮説のもと、企業の生存期間などの分析を行い、スケールフリー性がみられるというデータを提示しています。ただこの辺りに来ると、著者自身もまだ科学というには不十分だと認めているように、説得力はガクッと下がる印象です。私自身も、日本企業を念頭に置くと、必ずしも著者の言うようなスケールフリー性はないのでは?と感じました。 本書は一貫して生命、都市、経済をめぐる普遍的な法則がある「だろう」ことを様々なデータから示しています。一言で言えばそれは線形関数ではなく「べき関数」の形状を取るということですが、これは社会のデジタル化が進むと、ますますはっきりしてくるのではないかと感じました。なぜならアマゾンをはじめとした「ロングテール」をもった分布こそがまさにべき関数であり、一部の富裕層に富の大半が偏在しているのもべき関数だからです。となると同じべき関数でも、その傾きを緩やかにすることこそが重要であり、そこには政策だけでなく技術も貢献できるのではないかと感じました。

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2021/09/05

レビューはブログにて https://ameblo.jp/w92-3/entry-12696225007.html

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2021/07/24

著者の導き出す持続可能性についての統一的な理論は、結論は凡庸であるものの、日ごろ何となく感じていることを定量的に説明してくれ、説得力のあるものだった。 ただ、そこにたどり着くまでが如何せん長い。

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2021/04/29

下巻は都市、企業で前者は規模と、コストが同じようなスケールで動くため成長が長い。企業はトップラインを支える体制及びコストが組織の肥大化によって増大し、生物と同様永久的な成長は難しい。

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2021/02/21

生物のネットワークの空間充填,普遍端末ユニット,最適化が都市にも共通しており,都市にもスケーリング則があるらしい。 企業にも適用されるらしい。線形未満のスケーリング。データが完全ではないから仮説的っぽいけど。 最後の有時間シンギュラリティのところは,今のままの成長を続けることは...

生物のネットワークの空間充填,普遍端末ユニット,最適化が都市にも共通しており,都市にもスケーリング則があるらしい。 企業にも適用されるらしい。線形未満のスケーリング。データが完全ではないから仮説的っぽいけど。 最後の有時間シンギュラリティのところは,今のままの成長を続けることは無理でこのままいくと崩壊するということか。成長に使えるエネルギー,資源,食料がなくなって,崩壊。それを回避するにはイノベーションのサイクルを短くする必要があるけど,できるのかどうか。。。 上下巻通して,わかりにくいところが何ヵ所もあったが,示唆的であったように思う。

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2021/02/04

星は3と4の間か。非常に良い本だが、ちょっと難しい。学際の面白さがあるが、一方で研究の最終形は見えなかったので消化不良。しかし、大変面白い本なのは変わりない。特に最後の翻訳者の感想が良かった。それで自分が何が分からなかったかが、分かった。

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2021/01/04

副題は「生命、都市、経済をめぐる普遍的法則」とあるが、まさにこのような壮大な内容を扱っており、読みごたえがある。研究成果に基づくものであり説得力がある。いろいろと参考になる。キーワードは、複雑系、べき乗則、スケーリング則、ネットワーク、イノベーションなどである。人間、都市、企業な...

副題は「生命、都市、経済をめぐる普遍的法則」とあるが、まさにこのような壮大な内容を扱っており、読みごたえがある。研究成果に基づくものであり説得力がある。いろいろと参考になる。キーワードは、複雑系、べき乗則、スケーリング則、ネットワーク、イノベーションなどである。人間、都市、企業などの成長、死について深く考察している。これらを統一理論でもって解明しようというわけで野心的である。著者は、理論とモデルの構築、検証、改善という科学的取り組みを基本としており信頼できる。とはいっても、訳者も言及しているけれど、ところどころ引っかかるところはあった。2011年福島地震のマグニチュード6.6とはなんだろう。

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