誰かの理想を生きられはしない の商品レビュー
トランスジェンダーもいろいろ。男女二元論に当てはまらない在り方、ノンバイナリー、Xジェンダーについて知りたいひとへ。文章はやや硬くて読みにくいかも。トークイベント拝聴したことありますが、そちらのほうがオススメかも。
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この書の前半部分だけでも2012〜2013年当時に読みたかった。消し去られかけている議論を知らせてくれる書。
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気にかかった方にはまず一読をお勧めする。 この本に対して「誠実な感想をいえるか?」と訊かれたとして、私はまだ整ったことばを持たない。ジェンダーの広がり、つまりスペクトラムに対して『医療』や『法』を構成する(乱暴なまとめになるが)『日本人の理解度合い』が低すぎることーーいいかえれば「他人の困りごとのまえに、まず自分が護られてあることが大事」ということーーが、理屈はもしかしたらそうなのかもしれないが、とても痛ましい(自分がおそらくときに加害者であることも含めて)。その連続性の一員として、社会に理解を求めることを(構成員としてずけずけ踏み込まないことも含めて)せめて諦めないでいたいと思う。
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心に、くっ、と引っ掛かるものが沢山あった。 私は現時点まではシスジェンダーで、おそらく異性愛者で、それはアドバンテージだということ。 「対」の概念が、家族制度を下支えし、血統という観念、そこからくる不平等に関わってくるということ。 トランスジェンダーに相対する時でさえ、らしさに囚...
心に、くっ、と引っ掛かるものが沢山あった。 私は現時点まではシスジェンダーで、おそらく異性愛者で、それはアドバンテージだということ。 「対」の概念が、家族制度を下支えし、血統という観念、そこからくる不平等に関わってくるということ。 トランスジェンダーに相対する時でさえ、らしさに囚われるということ。 いろんなことをぐるぐる、ぐるぐる考えながら読んだ。 今までの「当たり前」が、もっと緩く解けていけばと思う。まずは私の頭の中から。
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初めてトランスジェンダーに関する本を読んだけれど、とても読みやすかった。 トランスジェンダーが法制度を作るために、またその法制度の恩恵にあずかるためにジェンダーステレオタイプを強化して「男らしい男」「女らしい女」を目指すように演じていった、もしくは実際にそうした様が丁寧に述べられている。 タイトル「誰かの理想を生きられはしない」の「誰か」とは、そういった法整備を認める側の、マジョリティそして社会の事なのだろうと推測される。 人あってこそのルールなのに、法が実情に則していない。当事者によって開かれた安全な道は「闇」と呼ばれて正規ルートから外される。そんなことあっていいのかと思うような現実が描かれている。 一度は読んで欲しい本。
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