悲痛の殺意 の商品レビュー
事件が解決することがこんなに悲しいと感じるなんて。 日記の差し込み方といい、終わり方が読者をそんな気持ちにさせる上手いやり方だなぁと思いました。 まずこの日記は誰の日記なのか。ずっと騙されていました!多分この人だろうと予想して読んでたら、あ、あなたの…って。 誰かと誰かが関係して...
事件が解決することがこんなに悲しいと感じるなんて。 日記の差し込み方といい、終わり方が読者をそんな気持ちにさせる上手いやり方だなぁと思いました。 まずこの日記は誰の日記なのか。ずっと騙されていました!多分この人だろうと予想して読んでたら、あ、あなたの…って。 誰かと誰かが関係して繋がって、クローズド・サークルじゃないはずなのに、関係性がそれに近く思える事件現場で、事件解決のために捜査していくとこうやってひとつずつ出てくるんだなぁと進み具合が良かったです。 暴く事に悲しさがでてきて、誰も報われないじゃん…しかも結局ラストどうなったの…って読者の想像を引っ張り続ける尾を引く感じが哀愁というか哀しさを際立たせています。 最近この時代のミステリー小説を読むようになって、社会派に近いというか現代とは違う感覚のミステリーに出会えて楽しいですし、読みやすいなと感じました。
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奥只見温泉郷殺人事件 改題 復刻されているのを知らず… ブックオフにて著者の創元推理文庫(〇〇の殺意シリーズ)以外の知らないタイトルの文庫が3冊並んでいたのでとりあえず全部買った 帰って見てみてビックリ 数日前にプレ値で奥只見温泉郷殺人事件を入手したばっかりだったのにー! ...
奥只見温泉郷殺人事件 改題 復刻されているのを知らず… ブックオフにて著者の創元推理文庫(〇〇の殺意シリーズ)以外の知らないタイトルの文庫が3冊並んでいたのでとりあえず全部買った 帰って見てみてビックリ 数日前にプレ値で奥只見温泉郷殺人事件を入手したばっかりだったのにー! 装丁が違うし、まあいいか 改題復刻したこっちには巻末解説もあるだろうし ありませんでした! パラ読みだけど改訂も入ってない(はず というわけで読んだことにして感想を書きました。パラ読みだけど!旧版にはちゃんと書いたし!
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急遽決めた奥只見への温泉旅行、それが悲劇の幕開けだった。 ホテルのロビーで見かけた彼女、それは2度と会いたくない因縁の女性だった。何か裏のある彼女、他人から恨みを買いそうな怪しげな雰囲気、嫌な予感が確信へと変わっていったときに不思議なことが起きた。スキーバスが転落事故を起こし多数...
急遽決めた奥只見への温泉旅行、それが悲劇の幕開けだった。 ホテルのロビーで見かけた彼女、それは2度と会いたくない因縁の女性だった。何か裏のある彼女、他人から恨みを買いそうな怪しげな雰囲気、嫌な予感が確信へと変わっていったときに不思議なことが起きた。スキーバスが転落事故を起こし多数の死傷者が発生、その中には死者として彼女も含まれていた。死因は絞殺だった。 改題前は奥只見温泉郷殺人事件。正直なところ温泉旅行も奥只見もあまり関係がない、改題はいつものように〇〇の殺意となった。プロローグにて「私」は誰かの仏壇の前で自殺した故人の日記帳を読んでいる。ここから事件を回想するように舞台は奥只見での殺人事件にシフトする。以降すべての章の最初に日記帳の一部が挿入され、本作は事件の犯人とともに日記帳の書き主が誰かという点がポイントになっていく。中町信氏らしいトリッキーな趣向が面白いが悲痛と呼ぶには強引すぎる展開だった。
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