理系読書 の商品レビュー
理系人の読書術。文系なので感覚で読んでしまうが、 よむ→やる→評価する このサイクルが大事だそうだ。
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まず気になったのはタイトル。理系とついているがあくまで理系出身である著者が行っている「理系的な」読み方と言うことであり、文系理系問わず実践できる読み方が書かれています。その辺はご安心して購入してもらって大丈夫だと思います。 この本はいわゆる「速読術」のような本を読む技術が書かれ...
まず気になったのはタイトル。理系とついているがあくまで理系出身である著者が行っている「理系的な」読み方と言うことであり、文系理系問わず実践できる読み方が書かれています。その辺はご安心して購入してもらって大丈夫だと思います。 この本はいわゆる「速読術」のような本を読む技術が書かれているものではありませんので注意。 本を読むときに、全てを読む必要は無いと著者は主張しています。 では、「どこ」を読めばいいのか。それを見つけるためにどのような準備をすれば良いのか、また読んだ効果を最大限に発揮するには、読んだ後にどうすれば良いのか、行動した後にその結果をどう評価すれば良いのか、そしてその結果を次の読書にどうつなげるかといった内容が書かれていました。 読書の本と言うよりは、本とどのように向き合っていけば自分の生活がどう変えていけるかということが書かれていて、なるほどなぁと思いました。 つまりこの本は、社会人が自己啓発や、自分を高めるための勉強に使う読書がメインターゲットになっています。 時間がない中で、今の自分を変えたい。それを読書で実現しようとしている人に向けて書かれた本です。概ねなるほどと思う内容で、啓発系の本を読むときには取り入れてみようと思う心構えがいくつかありました。 ただ、私が納得できなかったのは、やはり必要なところだけ読めば良いと言うところ。確かに時間を短縮するためには、読まないと言う場所を作る事は大切だと言う事は理解できますが、そうすると自分が読もうと思った場所しか読まないので、「自分では思っても見なかった知識や考え方との出会い」が減ってしまうと思うからです。 自分は理系出身なので、読んでみれば確かにネット思う内容が多く、新しい発見は少なかったですが、これまでなんとなく感じていたことが整理されて目の前に並んでいたのでそういう意味で理系の方々にもお勧めできます。 とりあえず本は読んでみているものの、自分の成長につながっているか分からないと言う人や、なかなか成長を感じられない人は読んでみて損はしないと思います。 また、多くの本を読んできた著者がこの本の中で紹介する別の著者の方が結構面白そうで、この本をきっかけに知らない分野の読書へと進めそうです。
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理系的アプローチで読書する方法が学べます! すごくしっくりきた方法。 やってることも結構あったけど、読書を実践した後の評価まではしてなかったなと反省。 読みっぱなしになってるなーと思う人には非常に参考になると思います!
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理系な頭でのロジカル読書。超合理化サイクルで、読書効率アップ。読んだら、即実験。失敗も飲み込んで、先に進め。
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本書で紹介されている読書の方法は、今までの自分の読書とは根本から違う読書のやり方だった。理系読書というタイトルの通り、読書の方法は、学校の理科の実験と同じ手順だった。まず、その本を読む目的を定め、自分の知りたい情報とそれについての仮説を決める。そして、目次から本の構成を把握し、自分の知りたい情報に辿り着く。さらに、その情報の質を見極めたうえで、実行にうつす。実行は、実験のように変える条件を一つにしぼり、結果からその効果を考察できるようにする。本書にはそれが筆者の経験から具体的に書かれている。 筆者が特に強調していたのが、問題意識をもつこと、実行することだ。私は読書をするとき、自分の知りたい分野の本を最初から最後まで一字一句ただ読んでいた。本書を読んで、読書はもっと能動的、積極的な心構えで読もうと思った。車でどこかに連れて行ってもらっても道は覚えられないが、自分で車を運転して行くと、道を覚えられるのと一緒で、何らかの意思を持って読み、実践することが大切だと感じた。
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■ 印象的だった点 ○ 本は1冊1ニーズ ○ 超合理化サイクル ○ 問題意識の明確化 外向的質問 ○ 本の旨味を抽出する 今後、専門書・論文を数多く読んでいくことを想定し、読書効率の改善を目的にこの本を読んだ。今まで、買った本はもったいないので全て読んでいたが、読書とは「やって...
■ 印象的だった点 ○ 本は1冊1ニーズ ○ 超合理化サイクル ○ 問題意識の明確化 外向的質問 ○ 本の旨味を抽出する 今後、専門書・論文を数多く読んでいくことを想定し、読書効率の改善を目的にこの本を読んだ。今まで、買った本はもったいないので全て読んでいたが、読書とは「やってみる」と「確かめる」のためのものであり、自分の問題意識と合致する箇所のみ抽出して読むことが大切だとわかった。本書の超合理化サイクルは専門書・実用書・論文に適用可能な技術であり、汎用性と再現性に優れた情報なので、これらの本を読む人にはオススメ
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何のために、本を読むのか。 結局は自分に何が足りていないのかを考察して、本から必要な物ことを最短で抜き出し、実践していかに活かすのか。 著書の説明がわかりやすく、これから実践していきたい!
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※このレビューにはネタバレを含みます
赤線で引かれたところだけを読んでも理解できる、とても親切な本だった。 ビジネス本を読む際、何かしら解決したい問題があるはずなので、全部を読もうとしなくていい。 解決策が載っているであろうところだけを辞書のように読み、得られた策を実践してこそ読書が生きる、という内容。 本の選び方や提示されている解決策の精査の仕方など丁寧に書かれていた。 ビジネス本を読む際に再度読んでみたい。
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ビジネス書に関わるような知識を手早く身に着けるための方法について書いてある本。理系とあるが、大学で学ぶ数学書や、物理や化学の教科書を対象にしているわけではないようだ。 大まかにいえば、 ・自分にとって必要な知識を知り、その部分に絞って読書すること ・読んだ内容を実際に試し、どの...
ビジネス書に関わるような知識を手早く身に着けるための方法について書いてある本。理系とあるが、大学で学ぶ数学書や、物理や化学の教科書を対象にしているわけではないようだ。 大まかにいえば、 ・自分にとって必要な知識を知り、その部分に絞って読書すること ・読んだ内容を実際に試し、どのような効果が得られたか確かめるサイクルを繰り返すこと 以上のようにまとめることができる。具体的な知識としては、スモールステップや精緻化リハーサル、接続詞に注目などが紹介されている。
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