この気持ちもいつか忘れる の商品レビュー
小説×音楽の境界を超える新感覚のコラボ、ということで。 読み終えてから音楽を聴くべきか、聴いてから読むべきか? 自分は作品中で歌が出てきたところで音楽聴きましたが、こういうのって順番が難しい〜
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p.69 ひょっとすると、俺達が人間同士の関係性を多くの言葉にわざわざ切り分け、面倒ごとを増やしているだけなのかも。 うーん、いまひとつでした。
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恋愛長篇となっていますが、著者ならではの独特さがありました。 拗らせ感が強くて共感も出来ないですが、痛々しい純粋さが伝わってきます。 伏線かなと思われるところがいくつか謎のままなのが気になります。それも含めてモヤっとなるのがこの作品なのでしょうか。
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最初から全否定で「くそつまんねえ」 自分にはなにか特別なことが起きるんじゃないかという思い上がり 全然共感できないけど、懐かしいような痛々しさに憎めない前半 15年後 人生やっぱりくそつまんねえの、あの頃特別な時を過ごした俺にはもうどうでもいいの、この世は余生みたいにこられてもと思ったけど 忘れちゃうから大事にしないといけないってことに、それを大切な思い出として大事にするということがわからない彼を見て苛立ち、なんとなく適当な自分を戒める 読中モヤモヤは読後もモヤっとしたまま***** そこはそれでいいのかな
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住野さん史上最高の恋愛小説は、儚くモヤモヤした気持ちが残り、ハッピーエンドであってほしい、正体が何なのかはっきり知りたい、とも思いますが、チカの正体が書かれていなくて、色々な疑問が残ることで、読者に想像してもらおうという意図があるのかと思いました。 恋愛の概念がないチカに、キスの...
住野さん史上最高の恋愛小説は、儚くモヤモヤした気持ちが残り、ハッピーエンドであってほしい、正体が何なのかはっきり知りたい、とも思いますが、チカの正体が書かれていなくて、色々な疑問が残ることで、読者に想像してもらおうという意図があるのかと思いました。 恋愛の概念がないチカに、キスの仕方を教えて、2人のほんの少しの幸せの時間が私は1番好きなシーンでした。 モヤっとしたものが残り、うまく言葉では表せませんが、私はこの独特の感じの住野さんの小説が好きだなと感じました。
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難しい。が、とても印象に残る一冊。 前半のミステリアスな展開から一転、後半では苦いような切ないような、シリアス(現実的?)な描写になっていくところが印象的。 回収されていない伏線が気になっているが(自分が気づいていないだけ?)、そこがこの本の良いところなのだろうか。
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後半から話が一気に見えなくなって今の恋人と自分の中で永遠だと思っていたチカとの対峙だったのだろうか。チカとのもどかしいようなやりとりに心を奪われすぎてそこから進めなくなったのはあたしも一緒だった。大人になって社会に順応しすぎている主人公に共感を覚えなくなったとたんに物語が色褪せた...
後半から話が一気に見えなくなって今の恋人と自分の中で永遠だと思っていたチカとの対峙だったのだろうか。チカとのもどかしいようなやりとりに心を奪われすぎてそこから進めなくなったのはあたしも一緒だった。大人になって社会に順応しすぎている主人公に共感を覚えなくなったとたんに物語が色褪せたように思えた。
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カヤとチカの関係がどうにかなると思って読み進めたから展開の進み方がすごいなあと。 この気持ちもいつか忘れるからこそ今伝えていくことが大事なのかな。
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読み始めてしばらくしたところで、このよく分からない2人の世界の話はいつまで続くのだろうと不安になって途中でやめようかと… でも、斎藤さんが斎藤さんじゃなくて、田中さんもいっぱいいて、ちょっと面白くなって。 最後まで読み終えることが出来たー!という感じ。 ほんとはもっと、奥が深いのかな…
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不思議な世界のお話でどうなるのかとどんどん読み進める面白さはあったのですがあまりピンとこなかった。でも香弥が紗苗とやり直しができて前向きになれたのは良かった。
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