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悪い夏 の商品レビュー

3.8

333件のお客様レビュー

  1. 5つ

    61

  2. 4つ

    138

  3. 3つ

    102

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    3

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2024/08/27

悪への道へ。

夏になると、この本の内容を思い出します。
現実も悪への道へ転がり落ちるのは、こんな感じなのかなと思ってしまいます。
読んでいくうちに、次はどうなるのだろうと思うので、どんどん読めます。
是非、蝉が鳴いてる真夏に読んで欲しい。

猫のひげ

2024/12/25

ケースワーカーとして勤めている主人公の佐々木がどんどん転落していく様が見ていて辛かった。 生活保護に絡む悪事に関し日本の民主主義の欠陥を垣間見た気がした。 あまりにも酷いバッドエンドでしばらく放心した。

Posted byブクログ

2024/12/20

正体より好きかも。佐々木くんが可哀想 悪者しかいないと思って読んでたけどちゃんとした人もいた。正しく生きると損をしてずる賢く生きるとうまく行ったりする。こうやって人間て壊れていく簡単に。自殺無理心中は悲しくなった あのカオスで若干コメディ過ぎるラストシーンの映像化が楽しみすぎる...

正体より好きかも。佐々木くんが可哀想 悪者しかいないと思って読んでたけどちゃんとした人もいた。正しく生きると損をしてずる賢く生きるとうまく行ったりする。こうやって人間て壊れていく簡単に。自殺無理心中は悲しくなった あのカオスで若干コメディ過ぎるラストシーンの映像化が楽しみすぎる。誰をはめるんだろ、

Posted byブクログ

2024/12/19

染井為人(そめい・ためひと) 1983年千葉県生まれ。芸能プロダクションにて、マネージャーや舞台などのプロデューサーを務める。2017年『悪い夏』で横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞しデビュー。今作は単行本刊行時に読書メーター注目本ランキング1位を獲得し、映像化も決まっている。他の...

染井為人(そめい・ためひと) 1983年千葉県生まれ。芸能プロダクションにて、マネージャーや舞台などのプロデューサーを務める。2017年『悪い夏』で横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞しデビュー。今作は単行本刊行時に読書メーター注目本ランキング1位を獲得し、映像化も決まっている。他の著書に『正義の申し子』『震える天秤』『海神』がある。

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2024/12/18

ケースワーカーという言葉を今さっき見て唐突にこの本を読んだことを思い出した。 なぜ読書記録をつけていなかったのか。 内容を振り返りつつ。

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2024/12/16

現実社会の闇に現実離れした悲劇。 しかし守を見てるとふいなキッカケで意図も簡単に抜け出せない闇に引きづりこまれるよ。と今平和に生きてる私達に警告されてるようだった。 何日もかけて読むとカロリー消費が激しそうだったので一日で読了。

Posted byブクログ

2024/12/14

面白すぎて一気に読みましたよ。 様々な登場人物の視点で描かれる鬼畜なノワールサスペンス小説で有り、読み応えありましたよ。 終盤の悲劇的な展開とラストを迎えた文章には、かなり凄まじさが有り圧巻でした。

Posted byブクログ

2024/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一気読み。 物語全体に漂う、ジリジリと暑さを感じさせる描写が、作品の雰囲気にぴったり。 不正受給に対しては許せないと感じる気持ちはもちろんある、が、「どこからが不正なのか」「背景にはどれだけ複雑な事情があるのか」を考えさせららる。 こうした問題に向き合い、きちんと支援が必要な人に届く仕組みを作れる国になってほしいと願う。 なんて、文章にまとめても偽善感が否めないが。 ともかく、大人の都合で振り回される子どもたちは、常に被害者である。 ラストのコメディタッチな展開は、スピード感があって読んでいて爽快だった。 山田。まともじゃないはずなのに、周りの状況のせいでまともに見える。。ラスト急に娘のために奮闘する姿、つい好感を持ってしまった。

Posted byブクログ

2024/12/14

冬に読んで良かったと感じた。夏に読んでいたら、暑さに加え、この本が更に自分のエネルギーを奪っていくように感じたと思う  冬に読むことで、うだるような夏の暑さを感じてむしろ寒さが和んだようなイメージ 染井為人の作品としては、軽い話である印象が強かった。良くも悪くも、まるで軽いワイ...

冬に読んで良かったと感じた。夏に読んでいたら、暑さに加え、この本が更に自分のエネルギーを奪っていくように感じたと思う  冬に読むことで、うだるような夏の暑さを感じてむしろ寒さが和んだようなイメージ 染井為人の作品としては、軽い話である印象が強かった。良くも悪くも、まるで軽いワイドショーを見ているような感覚で、人の不幸は蜜の味ん模様な印象 非常に読みやすかった。警察24時を読んでいるような印象を受けた 気軽に人の不幸を物見雄山できて 良かったし ラストのカオスは好き

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2024/12/03

読んでいてかなりしんどい作品だった。生活保護受給者のもとを回るケースワーカーの佐々木が、どんどん悪い方向に人生が傾いていくさまには、目を背けたくなるほどかわいそうだと感じた。生活保護に関するテーマの小説を読むのは初めてで新鮮に感じたのと同時に本当に生活保護が必要な人間とそうでない...

読んでいてかなりしんどい作品だった。生活保護受給者のもとを回るケースワーカーの佐々木が、どんどん悪い方向に人生が傾いていくさまには、目を背けたくなるほどかわいそうだと感じた。生活保護に関するテーマの小説を読むのは初めてで新鮮に感じたのと同時に本当に生活保護が必要な人間とそうでない人間がいて、必要とする人に正しく活用してほしいなと思った次第です。

Posted byブクログ