本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ の商品レビュー
タイトルに惹かれて読んでみた。 家族のために料理を作るしんどさ、という話で、一人暮らしで自分のために作る料理がしんどくなった私のことではなかったか、と。 でも、家族のための食事でも手を抜いたっていいんだから、自分のための食事なら好きなようにしたらいいよね、と気が楽になった。最後に...
タイトルに惹かれて読んでみた。 家族のために料理を作るしんどさ、という話で、一人暮らしで自分のために作る料理がしんどくなった私のことではなかったか、と。 でも、家族のための食事でも手を抜いたっていいんだから、自分のための食事なら好きなようにしたらいいよね、と気が楽になった。最後に載せられているレシピが、簡単!とか時短!とかでなく、包丁とまな板を排除する、味付けを排除するなど、料理からめんどくさいと感じる部分を引いてくれる提案なのが良かった。
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すぐ読み終えた。 食に関しての子供との接し方を参考にしていきたい。無理に嫌いな野菜を食べさせようとしない、野菜のプレゼンをして興味を持ってもらう、など。無理のない範囲で。
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→ https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11485521
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家族のために毎日料理をする人の気持ちに寄り添った本。日々の料理、片付けの面倒くささ、そしてネガティブフィードバックばかりの家族の態度、非協力的で食べるだけの配偶者、などなど。「しんどい」が「憎い」に変わってしまうという主婦の本音に著者が共感しまくってくれるため、読むだけで心が救わ...
家族のために毎日料理をする人の気持ちに寄り添った本。日々の料理、片付けの面倒くささ、そしてネガティブフィードバックばかりの家族の態度、非協力的で食べるだけの配偶者、などなど。「しんどい」が「憎い」に変わってしまうという主婦の本音に著者が共感しまくってくれるため、読むだけで心が救われる読者は多いはず。 「家で料理ばかり作っていたら、私のサンシャインが輝かないじゃない。私が輝いてこそ家族が輝くのよ。」と言うフランス人女性の言葉は衝撃的。平日は家で料理せず、お惣菜や冷食など並べるだけの料理で済ませるのだそう。そもそも日本の家庭は一度に食べる料理の品数が充実しすぎている。本書の中で著者が述べるように、一つのおかずとご飯だけ、いくつもお皿を使わずにワンプレートに盛る、という料理のシンプル化を実践することで、日々の料理のハードルはぐっと下がる。 また、モチベーション維持のためにも家族の協力とポジティブフィードバックは必要不可欠だと著者は言う。料理を食べる側の人は「口で言わなくても伝わるだろう」「直接言うのが恥ずかしい」などと理由を並べて寡黙に食べている場合ではない。 本書は料理を心から楽しんでいる人には響かないだろうが、少しでも面倒に思っているなら読んでほしい。この本の高評価の秘密が分かる。料理をする人のみならず、その配偶者にまで読ませたくなる良書。
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私のサンシャインが輝かないから料理しません、って言っていいんだなぁというのが目から鱗だった。巻末のレシピが実用的でよいです。 この本と同時に、本多理恵子さんの「料理が苦痛だ」も読んだのですが、コウケンテツさんの方は「しんどいけど作るにはどうしたらいいか」にも触れているのに対し、本...
私のサンシャインが輝かないから料理しません、って言っていいんだなぁというのが目から鱗だった。巻末のレシピが実用的でよいです。 この本と同時に、本多理恵子さんの「料理が苦痛だ」も読んだのですが、コウケンテツさんの方は「しんどいけど作るにはどうしたらいいか」にも触れているのに対し、本多さんは一貫して「作るのをやめるにはどうしたらいいか」が書かれていたのが面白かった。どっちもオススメです。
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子供の味覚の部分がためになった。酸っぱいものや苦いものを避けるのが本来の機能として真核の役割であれば、子供の嫌いな食べ物も納得。
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タイトルがささりすぎたので図書館で予約。 日本のママ達はホントにがんばってる! 最近私はごはん作りを完全に放棄していて、また作りたいって気になるかな…?と思ったけど、やっぱり放棄しててイイやと思った。
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あとがきに書いておられる事に心から共感です。 沢山の「ねばならない」をなくして、自分のサンシャインを輝かせる事が大切。「そんなんでええんですわ」と「ま、いっか」を忘れずに。
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そっと鞄に忍ばせておきたい、お守りのような本です。できれば文庫化してほしい。 タイトルの通り、ごはん作りがしんどくなってしまった人たちへ向けたエッセイと、簡単なレシピがいくつか紹介されています。 この簡単なレシピがさすがコウケンテツさんでありこの本の最も重要な部分で、「これなら...
そっと鞄に忍ばせておきたい、お守りのような本です。できれば文庫化してほしい。 タイトルの通り、ごはん作りがしんどくなってしまった人たちへ向けたエッセイと、簡単なレシピがいくつか紹介されています。 この簡単なレシピがさすがコウケンテツさんでありこの本の最も重要な部分で、「これならいま家にあるしすぐできる、難しくない。そして美味しそう!」と思わせる(そして実際に作りました、美味しかった!)ものばかりなのです。 ナムルの作り方も野菜ごとに載っていてとても実用的です。 エッセイでは、なぜごはん作りがしんどいか?どうすればしんどくなくなるか?が3児の子育てと家事、仕事をこなすコウケンテツさんの目線で語られています。目から鱗な海外の台所事情も少し知れますし、この作品のタイトルに惹かれた方は気持ちが楽になる内容だと思います。 また、このエッセイは子供の野菜嫌いに悩んでいる方にとってもヒントが詰まっており、まだ1歳の娘は好き嫌いがありませんが、近い将来もし野菜を食べなくなった時は私も紹介されていたように調理してみようと思いました。 時折り読み返して、日々穏やかなごはんづくりができたらいいなと思います。コウケンテツさんの優しさと熱意を感じる1冊でした。
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「家で料理ばっかり作っていたら、私のサンシャインが輝かないじゃない!」 コウケンテツさんがフランスで取材をしていた時に、パリのマダムから言われた一言が衝撃すぎる。 家族が、人が、社会が幸せになるには、まず自分自身が幸せにならないと。 料理をするのがしんどいと思うなら、しない自由...
「家で料理ばっかり作っていたら、私のサンシャインが輝かないじゃない!」 コウケンテツさんがフランスで取材をしていた時に、パリのマダムから言われた一言が衝撃すぎる。 家族が、人が、社会が幸せになるには、まず自分自身が幸せにならないと。 料理をするのがしんどいと思うなら、しない自由だってある。 自分のこだわりは家族のこだわりではない。自分を追い詰めてしまう「ねばならない」は捨ててしまおう。 ということで、今日は私のサンシャインが輝かないからごはん作りませんね。
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