インド倶楽部の謎 の商品レビュー
国名シリーズ九作目 国名シリーズはそこまで多くは読んでないが他作品と比べて筆が変わったのかなという印象 なんとなくロジックが弱いというかフワフワしているというか... 内容が神秘的というかそういう内容だから尚更そう思うのかもしれない ただ格子はしっかりしていて内容もわかりや...
国名シリーズ九作目 国名シリーズはそこまで多くは読んでないが他作品と比べて筆が変わったのかなという印象 なんとなくロジックが弱いというかフワフワしているというか... 内容が神秘的というかそういう内容だから尚更そう思うのかもしれない ただ格子はしっかりしていて内容もわかりやすい等、読みやすい作品
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久々に読む国名シリーズ。 いつも通り読みやすくてサクサク読めて安定の面白さ。 有栖川作品は、派手な感じゃなく堅実で落ち着いた感じが好きだなーといつも思う (2023/10/8、他の読書管理サイトからお引越し。レビューは読了当時の記録。)
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相変わらず大好きすぎる火村シリーズ。 今回は神戸が舞台。馴染みがありすぎて、神戸の街を火村とアリスが歩いているところを想像しただけでにやけちゃいます。犯人はちょっと意外な人でした。
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驚きや急展開などは無いけれど、話の進み方や、地道な捜査の流れで読んでいて安心できるし題材がとても面白い。勉強になる。登場人物たちの話し方も好感が持てる。安心して読める、有栖川有栖作品。
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脱帽――いや、作名に合わせれば「ターバンを解く」だろうか。見事なプロットから辿り着く結末は、驚くよりも作者の手腕に思わず唸ってしまう。一見不必要な場面や記述が何に繋がるか分からず、「横溝正史生誕地碑」はその形や彼の作品にある想像を絶する動機などを暗喩としていることに読後気が付く。
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輪廻転生と前世を信じるインド好きメンバー。 そういうのがあるかどうかはともかく、強固に信じられるって言うのは凄いけど怖いな… 自身は否定的だけど相手が信じているならそれを前提に考えられる火村先生の思考は柔軟で理性的。 作中で、これは引っ掛けだなとかミスリードだなとか思って警戒し...
輪廻転生と前世を信じるインド好きメンバー。 そういうのがあるかどうかはともかく、強固に信じられるって言うのは凄いけど怖いな… 自身は否定的だけど相手が信じているならそれを前提に考えられる火村先生の思考は柔軟で理性的。 作中で、これは引っ掛けだなとかミスリードだなとか思って警戒していたにも関わらず見事にハマってしまった。 まさか犯行動機がそこにかかってくるとは… 警察だったらなかなか犯人にたどり着けなかっただろうな。
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第9弾 思いもかけない動機に、ちょっとぼんやりなる。火村先生が辿り着いたことがすごいことだし、そこまでそれを想い続ける、というのか、そう行動するに至った犯人の気持ちがすごい。辛い思いをして、しょうがなかったのかも知れないけど、してはいけないことをした両親を、それでも尊敬して、感謝している娘が1番素敵だったな。殺人じゃなかったからだろうけど。でも、犯人のことも心配して、やっぱり嫌いになったりしないところが、その人の質を見れる人間なんだって思う。被害者に同情できないってだけかも知れないけども。
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久々の火村&アリス読了。相変わらず仲が良くて何より。作中でアリスが過去の事件に脳内でタイトルを付けているという設定があり、それが当然のようにこれまでの火村&アリスシリーズのタイトルなのは遊び心だろうか。20年前の自分ならテンション上がったかも。今だと演出過剰気味に感じなくもない。...
久々の火村&アリス読了。相変わらず仲が良くて何より。作中でアリスが過去の事件に脳内でタイトルを付けているという設定があり、それが当然のようにこれまでの火村&アリスシリーズのタイトルなのは遊び心だろうか。20年前の自分ならテンション上がったかも。今だと演出過剰気味に感じなくもない。いや、好きだけども。 5年後の自分のためにこの作品に記憶を呼び起こすラベルを付けるとしたら、「火村とアリスが前世からのソウルメイト認定される話」だろうか。アガスティアの葉でリーディングするやつとか、ぼく地球みたいな前世サークルのやつとか、そういうサブタグも付けたい。 殺人の動機がなんだかよくわからなかった。シリーズ通して犯人とか事件そのものが印象的な作品は少ないので、多分そういう味付けなのだと思う。まぁロシア紅茶とかジャバウォッキーの印象が強すぎて舌が狂っているだけかもしれない。 前世は昨日で来世は明日、という希望。火村の闇(?)はいつかシリーズで解消されるのだろうか。そうなって欲しいような、欲しくないような。作者の「答え」は見たくもあり、でも無限の可能性に開かれた今のままの状態が一番楽しい気もするのだよな。紅天女みたいなものかも。作者がそれをどうするのか、その結論を見たくて追いかけている面もある気がしてきた。
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まず、しまった。と思った。 諸事情あり、前回読んだ頃からほぼ8年ぶりとなる作家アリスシリーズ。手元にあるのがモロッコまでなので「次はインドだな」と思って短絡的に手を取ったのが間違い。 作家アリスシリーズは講談社だけではない&国名シリーズの間にいろいろ挟まってることを忘れていろ...
まず、しまった。と思った。 諸事情あり、前回読んだ頃からほぼ8年ぶりとなる作家アリスシリーズ。手元にあるのがモロッコまでなので「次はインドだな」と思って短絡的に手を取ったのが間違い。 作家アリスシリーズは講談社だけではない&国名シリーズの間にいろいろ挟まってることを忘れていろいろすっ飛ばしてこちらを読んでしまったからである。 作中にアリスのセリフで菩提樹の件がちらっと語られて(幸いにも記憶に残らなかったが)、「えっ菩提樹…???読んでないぞ」と気が付きネットであわてて順番を調べてショックを受けたわけだ。 さて本題。 本作はインドの前世の話と神戸のガイドブック的要素がかなり多く(多いと感じたのは私がインドの話に詳しくないことも大いに関係していると思う)、どうした????と違和感を強く感じ、ミステリーを読んでいる感じがあまりしなかったのが残念。 インドの前世云々を理解するのと事件を追うのとが同時進行で行われて、当然よくわからないインドの前世の話を理解しようと必死になってしまったのだ。 とりあえずすっ飛ばしたもろもろの、ちゃんと順番から読みなおしてみたいが、わりと新しめのインド倶楽部がこの調子だとなんだかちょっと、筆が変わったかのような感じがして離脱するかもしれない。。。 火村の心の黒い部分の謎がとけるまでは読み続けたいのだけれど。このシリーズは人を殺したいと思ったことがあるという火村というキャラ(キャラというと言葉が軽いけれど)に魅力があるためそこが濃密に描かれていないと途端に物足りなさを感じるぐらい火村というキャラクターが魅力的だからだ。 ちなみに、火村先生は、勝手に「もうちょっと歳を取った本郷奏多くん」で想像しています。この想像、おすすめです。
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★3.5 面白い。突拍子もない状況に「?!」となった。 こんなこともできるのか〜と思うと同時に、何故だか有栖川有栖感もあり納得できてしまう。 好き嫌い分かれる可能性もあるけど…
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