あきない世傳 金と銀(九) の商品レビュー

髙田郁(著者)

2023/03/15

前作の終わりから続く妹 結の裏切りは、土壇場で思いとどまって解決するかと思いきや、逆方向に振り切れてしまうとは。。。
更に仲間外れ(もしかして語源はここ？)も加わり、踏んだり蹴ったりの五十鈴屋ですが、そこは知恵と三方よしの精神でここまで来ただけあって、どうやら乗り切れそうな予感。次作は飛躍が期待できそう。

2023/03/02

結には裏切られ、新しい小紋柄も盗まれ、
呉服仲間からは外され、絹の反物で商売できなくなってしまう
どん底です
前巻より出てきた前の夫惣治が心配しているのがわかるし、五鈴屋を集中攻撃しているのが音羽屋とわかる
何故かはこれからわかるのかな？
それでも少しの間本店に里帰りして、リフレッシュ出来た幸
菊栄とも会って約束をする
親友ですね
お梅さんと梅松さんがなんかほっこりw

2023/02/13

まあえらいことになりはって。どん底だんな。ま、底にデンついたら後は浮き上がるだけでっさかいにな。10巻からなんか楽しみでんな。蛸入道をぎゃふんといてこまいまひょ。

2023/02/11

菜根譚
妹の結に裏切られ、音羽屋にはめられドン底に。
それでも腐らず、周りの人に目を向けて助けられ、感謝を忘れず前を向いて這いあがろうとする幸。
ビジネスの創意工夫を忘れない。

2022/11/21

イロイロと起きますね。
それでも、次々と解決策を見出していく幸が好きです。
最後、どうなるのか楽しみですね。

2022/11/05

どうしてそうなっちゃうの、とこっちまで言いたくなるような仕打ちが続いて、少しばかり気が滅入る中、それでも「笑って勝ちに行く」を忘れない人たちの話。
お梅さんが可愛い。

2022/11/02

まさかの結ー！！何で〜〜
これから関係性がどうなっていくんだろう。。

本作でもたくさんいい言葉を見つけた☆
いつか菜根譚も読んでみたい。

2022/10/16

2022年10月16日
一難去ってまた一難。
打ちのめされても、立ち上がっていく
たくましさ、しなやかさ。

2022/07/04

ひょんなことから大坂の呉服商「五十鈴屋」の7代目店主になった幸。悲願だった江戸への出店もかない、新しく新デザインで勝負に出るつもりが…実の妹・結に型紙を奪われ…身内の裏切り、さらにあるトラブルから呉服商いを続けることができなくなり…どうする幸！！

8巻がなんちゅ～ところで終わるんだ～！！
ということで慌てて9巻へ！
結～！！
いや～も～身内だけにムカムカ度が増す増す！

そして9巻のラストも…
もう涙なしでは読めん～
私を睡眠不足に陥れているのは猛暑だけではない～

10巻へ続く～！
あ～なんかこんなゴタゴタの中、梅梅コンビ～うまくいって欲しい～！

2022/05/29

【ネタバレあり】
シリーズ9作目。
結！！！！なんでですのんってこっちが言いたいわ！怒
久々に小説の登場人物に本気でむかついてしまった。結が好きだっただけに、この展開はすごく残念。幸には今まで色んな災難が降りかかってきてたけど、今回のが一番こたえた。結が今後どのようになるのかは分からないけど、ちょっと痛い目にあってほしい。そしてその時、幸は手を差し伸べるのではなく、毅然とした態度で突き放してほしいと思った。

五鈴屋8代目には高島店の周助が正式に就任。賢輔は江戸でしっかり修行した後に9代目にということで跡目問題はとりあえずは解決。
結への情を引きずったまま、幸はいったん大阪へ帰り、懐かしい面々と再会。長いシリーズあるあるだけど、これ誰だっけ…？って人が多くて、キャラ紹介のファンブック的なの出してほしいなと思った。帯結びの図解も載せてくれたら嬉しい。

可愛がっていた妹に裏切られ、音羽屋の陰謀か、組合からも仲間外れにされ、どん底を味わう五鈴屋。でも幸の不屈の精神と商才できっと立ち上がれるはず。
「衰える兆しは最も盛んな時に生まれ、新たな盛運の芽生えは何もかも失った時、既に在る」いい言葉だ。心に刻みたい。
惣次は人格的にはちょっとアレなところもあったけど、仕事のできる人だ。さりげなく助言をして幸を助けたところはかっこよかった。久々に仏像になるお竹どんには笑った。
菊栄さんとお梅どんが一緒に江戸に出てくるのが楽しみです。