10代の「めんどい」が楽になる本 の商品レビュー
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皆と同じ意見だが、10代のみならず大人にもささる本。 「正しさ」「目標」「性格」「他人との比較」…。 人生でこれらのことを改めて考えることって中々ない。けれど、いざ自分に問題が降りかかり直面した時、考えざるを得ないかもしれない。 本書でも触れているが、10代は多感な世代だ。そして親も仕事や家庭内で苦労の連続である。お互いに心が不安定だから、より衝突してしまう。 そこからうまれる「めんどい」という気持ちをどう考えていくかを本書は説いている。 個人的には性格は「思考」「気分や感情」「行動」の3つの要素から出来ている、という部分や、自分の存在そのものに価値がある、といった考え方が非常にしっくりきた。 いいところや悪いところひっくるめて私は私。ありのままの私でOKという究極の自己肯定感に救われる思いを持った。 今後の自分の考えの指標として本書を参考にするのはとても有意義である、と思う。
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気分や感情は変えられないが、思考や行動は変えることができる。 感情の重荷の原因である「未完了」を把握する
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〇10代のモヤモヤ世代に。そのモヤモヤはなんなのか。 大人だけどモヤモヤを抱えている人に ◎はじめに 生きづらさ、めんどくささ、何からはじめたらいいのだろう 1:今の時代は生きづらいのか ・昭和って、どうだったの? ・マイノリティが受け入れられるようになってきた ・LINEの功罪 ・いつの時代も生きるのは大変 ・環境を変えるとリセットされる? ・オアシスの老人…人の持つメガネ ・I am OK , you are OK ・I am OK, you are not OK ・I am not OK, you are OK ・I am not OK, you are not OK ・ 対症療法か根本治療か 2:10代を颯爽とかけぬけよう ・性格は変えられる? 思考・気分や感情・行動 ・自分の意志で変えられるもの(思考と行動)と変えられないもの(気分や感情) ・人生の二度の危機…思春期と思秋期 ・堅い木は折れやすい…鋼よりも柳 ・レジリエンス(心の治癒力)を高める 3:知っておいてほしいこと:思考 ・人それぞれ…人生脚本 ・ジャッジが私たちを生きづらくする ・目標ってなきゃいけないの? 目的と目標 目標は目的を達成するための手段 目的という自分軸 ・いつも輝いてなきゃいけないの? 今がゴールではない、今何ができるのか ・病気にもプラスの側面がある? 転んでもただでは起きない ・何事にもプラスとマイナスの側面がある ・比較が私たちを苦しめる 仲の良い友だちと比較しない 幸せ度や充実度など明確な基準のない物で比較しない ・どうしたら自分にOK を出せる? あなたのままがいい 根拠の無い自信は若い人たちの特権 4:実行してほしいこと:行動 ・やる気に満ちた日は1年に何回あるか ・ゴンドラに積んでいる砂袋を捨てないと高く飛べない ←やらないといけないこと ・完了と未完了 学校や塾、人間関係、健康、その他 ←放置すると大変な山に。小さな未完了は増えてかつ大きくなる ←気がかりが解消するとスッキリ ・リストアップ→行動→完了 定期的な更新作業 ・サードプレイス:第三の場所を見つける ファーストプレイス…自宅 セカンドプレイス…学校 サードプレイス…様々なプレッシャーから解放される場所、様々な年齢・立場の人が集う場所が好ましい、新しい自分に出会える場所であるとなおいい ・正直な思いを言葉にする その場しのぎはかえって大変なことに ←期限ギリギリで無理、期限過ぎても提出できない、やっつけ仕事 最初の段階でNOという ・Thank you, but no thank you 代替案を出すとハードルが下がる ・Yes and ~ 自分のアイディアも添える ・伝えないとその思いは無かったことになる 冷静にエレガントに、ありがとうとごめんなさい ・どうしたら自信がつくの?約束を守る ドタキャンとフォロー無しはダメ ・続かないことはいけないこと? 方向転換と軌道修正 ・続ける秘訣 続けることにこだわらない…続けることを目的としない ・逃げなくてはいけないこともある ・自分との約束は逃げてはいけない ◎おわりに 自分自身と仲直りして、健康に幸せに生きていけますように
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新年度中学生向けの本を探して。 題名では「10代」となり、内容も思春期の年齢の読者に語る感じではありますが、大人でもわかりやすい本だと思います。 いつの時代もその年齡の「いきづらさ」があります。価値観や行動規範が窮屈だった昭和のころより現在のほうが選択肢は増えています。しか...
新年度中学生向けの本を探して。 題名では「10代」となり、内容も思春期の年齢の読者に語る感じではありますが、大人でもわかりやすい本だと思います。 いつの時代もその年齡の「いきづらさ」があります。価値観や行動規範が窮屈だった昭和のころより現在のほうが選択肢は増えています。しかし選択肢が増えたことによって新たな悩みも出てきます。 生きていると思い通りにならないことが多く、とくに10代では思春期を迎えての心のざわつきも増えてきます。 そんなときによく言われる「気持ちを切り替えよう」「計画的に行動しよう」など。 分かってはいてもでは実際にどうすればよいのか分かりづらいんですよね。 この本では、「めんどい」世の中を穏やかに生きていくために、実践できる考え方や対処方法が出ています。 気分や感情は自分で変えられませんが、思考や行動は変えられます。そして大切なのは自分で自分を認めること。 漫画や、自分が自分や他人にどんな気持ちを持っているかの診断表もあり、思春期から大人まで読みやすい本です。
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10代向けですが、大人になりきれてない中年が読んでもためになりました。 自分は i'm not OK,You are not OK . の生きづらいタイプ。 i'm OK,You are OK . →We are OK. We are all excel...
10代向けですが、大人になりきれてない中年が読んでもためになりました。 自分は i'm not OK,You are not OK . の生きづらいタイプ。 i'm OK,You are OK . →We are OK. We are all excellent. の考え方がよい。 気分や感情は自分の意志で変えられないが、思考と行動は自分の意志で変えることができる 目指すはしなやかな柳のような心 不幸ではない=幸せ ではない。 やったことよりもやらなかった後悔が大きい サードプレイス(堅苦しくない、素の自分に戻れる場所)を見つける
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心が軽くなりました 。 自分との約束は破らない という事 、この本を読んでから常に大切にしています 。
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自分の意志で変えられるものに注力する。 正しい、正しくないの判断が私たちを生きづらくする。 転んでもただでは起きない。 正直な思いを口にする。
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タイトル通り思春期真っ只中の中高生に向けて書かれた本ですが、大人になってからでも、というかこの社会で生きていく中で知っておいた方がいいことがたくさんありました。 特に印象に残ったことは ・「思考」「行動」「気分・感情」は連動していて、この中で気分・感情を変えることはできないけど...
タイトル通り思春期真っ只中の中高生に向けて書かれた本ですが、大人になってからでも、というかこの社会で生きていく中で知っておいた方がいいことがたくさんありました。 特に印象に残ったことは ・「思考」「行動」「気分・感情」は連動していて、この中で気分・感情を変えることはできないけど、残り2つは考え方しだいで変化可能 ・「目的」はしっかりとあった方がいいけど、「目標」は変わってもいいし、変わっていくもの ・比較してしまうのはしかたないけど、仲の良い友達との比較や明確な基準値のないもの(数値化できないもの)の比較(幸せ度や充実度のようなもの)には注意 ・未完了を完了させていくことでスッキリ ・サードプレイス(様々なプレッシャーから解放され、創造的な交流が発生する場)があるとよい 最後に、「伝えなかった思いはなかったことになってしまう。」という言葉もグッときました。大人に近づいていくと、思っていることを伝えるのを我慢してしまったり、空気を読んで違うことを言ってしまったりすることも増えていくと思います。そんなとき、誰か一人でもとか、どこか一つの場所でもいいから、伝えられるところをもてるようにするのが大事だなあと感じました。
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いくつになってもその年齢に特有の「生きづらさ」はあって、特に10代はこれまで出会ったことのなかった「めんどいこと」が次々と出てきて心がざわざわする時期なのかもしれません。人と比べてしまう、自分の性格が嫌になる、SNSから離れられない・・・そんな心のざわざわには対処法があります。「...
いくつになってもその年齢に特有の「生きづらさ」はあって、特に10代はこれまで出会ったことのなかった「めんどいこと」が次々と出てきて心がざわざわする時期なのかもしれません。人と比べてしまう、自分の性格が嫌になる、SNSから離れられない・・・そんな心のざわざわには対処法があります。「思考」と「行動」を変えて楽になる方法を10代の心に寄り添って教えてくれる一冊。
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10代のみならず、50代の心にも優しく語りかけてくれて、楽にしてくれた、生き方を楽にする考え方のヒントの本。 メンタルオーガナイズ、選択理論心理学、認知行動療法などを学んだ人には、わかりやすくそれらのポイントをこんな風に説明するんだ、と思えるかと。 よしよし、にとどまらず、現実を...
10代のみならず、50代の心にも優しく語りかけてくれて、楽にしてくれた、生き方を楽にする考え方のヒントの本。 メンタルオーガナイズ、選択理論心理学、認知行動療法などを学んだ人には、わかりやすくそれらのポイントをこんな風に説明するんだ、と思えるかと。 よしよし、にとどまらず、現実を変えるための行動についても詳しくわかりやすく紹介してあるのもよいところ。 一番心に響いたのは次。 「いずれにしろ、言葉にしない限り、あなたの大切な『思い』は残念ながら、なかなか他人には伝わりません。つまり、なかったことになってしまうのです。」p179 いい本との出会いも、誰かに届けたい思いも、言葉にしないとなかったことになる。 だからこそ、こういう感想を残すことは大事。伝われー!
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