この気持ちもいつか忘れる 先行限定版 の商品レビュー
10ページ目くらいで本を閉じました。 膵臓もいまいちよくわからんかったし、同じような方にはお勧めしません
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わかったようなわからんような、結局どういうこと?という印象が強く残った。 でも気持ちを切り替えて読めばきっと面白い物語だとは思う。 「またいつか読みなさい」自分への宿題を出せれたということで、ひとまず納得。
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前半ではあまりないお話で面白いと思いましたし、チカの思考に興味を持ち楽しく読めましたが、 後半で大人のカヤの人間性に気持ち悪いと感じました。 終わりもあまりすきではありませんでしたし、 好きな作家さんなだけに残念だと思いました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
主人公のカヤに終始イライラしてしまいました。。。 同級生にまとめて田中などの名前を付けていたのも痛かった。若気の至りなのかな。でも大人になってからも最初はあまり変わっていなくて、まじか、と。 読むのに苦労しました。
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「君膵」の作者さんだから、きっと分かりやすくて、泣けるお話かと思って手にとったが、正直、僕には難しかった。 ストーリーもほぼ二人の会話だけで進むから、その間はあまり抑揚が無く読み進めるのも苦労した。話の中の、あいさつの決まり文句として、「見つからないように」がよく出てくるがこれも...
「君膵」の作者さんだから、きっと分かりやすくて、泣けるお話かと思って手にとったが、正直、僕には難しかった。 ストーリーもほぼ二人の会話だけで進むから、その間はあまり抑揚が無く読み進めるのも苦労した。話の中の、あいさつの決まり文句として、「見つからないように」がよく出てくるがこれも意味がよく分からなかった。
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愛のあるお話でした。肯定することも正面から正論を翳すことも、行動に移すことも愛があるんだなあと。呼び方に伏線があったのも面白かったです。チカとの出会いは偶然じゃなくて必然だったと思う。出会うべくして出会った。人生も偶然ではなく必然の連続なのかなって考えた。そして、早苗が強くてかっ...
愛のあるお話でした。肯定することも正面から正論を翳すことも、行動に移すことも愛があるんだなあと。呼び方に伏線があったのも面白かったです。チカとの出会いは偶然じゃなくて必然だったと思う。出会うべくして出会った。人生も偶然ではなく必然の連続なのかなって考えた。そして、早苗が強くてかっこいい。私が同じ立場だったら同じ行動を取れないかも。 全部では無いけど、それぞれに共感できるところがありました。突風が私自身であったとき、私も失望しそうだと読んでいて思いました。経験したことが事実でしか残らず、同じ気持ちでいることが出来ないことって切ない。でもどんどん忘れていく、思い出として大切にしたい記憶も感情だけがどんどん薄れて行く。最初に経験した時の感情は大きくて、どんどん慣れてしまう。そういった部分が繊細に描かれていました。忘れてしまうのって悲しい、ずっと同じままで、ずっとあの時のまま大切にできたらいいのに。
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正直言うと前半、香弥とチカのやり取りはちょっと退屈で 後半『誰も望まないアンコール』の方が好きだった。 「厨二病炸裂してる小説」と言い切ることもできなくはない。 ただ、誰の心の中にも香弥のような感情があり、 もしかしたら今隣にいる人も、 私が望む答えをにこやかに口にしているだけなのでは… そんな気持ちになるような怖さを感じた。 (多分私は彼に斉藤と呼ばれるだろう) どんな気持ちもいつか記憶の箱に入ってしまう。 記憶として忘れることはなくても、 当時の荒波のような感情も、 泣きたくなるような悔しさも、 全て記憶であって、既にそこにはないものになっている。 それすら薄れていってしまうから、 忘れないために思い出しているだけなのかもしれない。 ただ理解できなかったのが、 全てをさらけ出した後に二人が選んだ道。 特に沙苗さん。 聖母みたいな感情なのか、悟りを開いたのか。 ふとした拍子に周りの音すら聞こえなくなる衝撃を与えられる相手がいる人を 生涯の伴侶として選ぶその気持ちがよく分からなかった。 私が幼稚なのかな。 あと犬の件は小さな町なら相当まずいと思うけど なぜ無かったことになったんだろう?
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369ページ 1600円 8月7日〜8月10日 今は使われていないバス停で出会ったカヤとチカ。違う世界で生きる二人だが、二人の行動が互いの世界に影響を与える。チカと会えなくなってからのカヤは、余生を生きるも、斉藤と再会し、過去を忘れていることに気づく。 自分は特別だと感じる思...
369ページ 1600円 8月7日〜8月10日 今は使われていないバス停で出会ったカヤとチカ。違う世界で生きる二人だが、二人の行動が互いの世界に影響を与える。チカと会えなくなってからのカヤは、余生を生きるも、斉藤と再会し、過去を忘れていることに気づく。 自分は特別だと感じる思春期特有の想いがうまく描かれている。異世界の二人が想いを通わせ、通じていく様子はまさに蜜月。チカと会えなくなってからの余生という表現が、今の私にはわかりすぎるくらいわかった。
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・最初にレビューを読んでたから、面白いのか少し不安だったけど、共感できる場面もあって面白かった ・最後の方に明かされる、「田中」と「齋藤」という呼び方がカヤの中だけであるという真相にとてもゾワっとした ・チカは、カヤのことを肯定していたけど、 さなえちゃんは、肯定するだけでなくカ...
・最初にレビューを読んでたから、面白いのか少し不安だったけど、共感できる場面もあって面白かった ・最後の方に明かされる、「田中」と「齋藤」という呼び方がカヤの中だけであるという真相にとてもゾワっとした ・チカは、カヤのことを肯定していたけど、 さなえちゃんは、肯定するだけでなくカヤの事を思ったからこその正論を伝え、「全てを理解して肯定することなんて出来ない」と言っていることから カヤと出会った2人の女性の比較になっている。 ・「この気持ちもいつか忘れる」というタイトルに惹かれて内容をあまり知らずに読んだけど、 「あんなに楽しかった思い出も、記憶も、事実としてしか思い出せず、あの気持ちを思い出せない」というカヤに「忘れてもいいんだよ。」と告げるシーンを見て、確かに自分自身、思い返してみるとあの時の思い出も「事実」としてしか思い出せなくなっていると感じて、少し不安になった。 ・終盤までずっとカヤがひねくれすぎているという印象は強かったけど、意外な伏線回収や、過去の思い出に囚われているカヤへの正論など、今の自分にも当てはまるシーンもあって面白かった ・私は、ただ単に肯定するチカよりも、その人のことを思って変えることが出来るさなえちゃんのようになりたいと思った。
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伏線に気付けば、非常に面白い作品。 物語後半の「田中なんていない」、斎藤が本名でないことがわかるシーンは衝撃で、序盤から〇〇な田中など、複数人田中が存在する伏線がはられていた。 ただ、チカは結局なんであったのかや、楽しみに読み進めた「見つからないように」という挨拶の答え合わせ...
伏線に気付けば、非常に面白い作品。 物語後半の「田中なんていない」、斎藤が本名でないことがわかるシーンは衝撃で、序盤から〇〇な田中など、複数人田中が存在する伏線がはられていた。 ただ、チカは結局なんであったのかや、楽しみに読み進めた「見つからないように」という挨拶の答え合わせがなかったのが残念。
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