獣たちのコロシアム の商品レビュー
タピオカミルクティの夢のおっさんキャラクターが1番魅力的。ただ、トラブルの解決策がワンパターン。ゼロワンが調べて、Gボーイズが乗り込んで制圧の繰り返し。シリーズも長いので、水戸黄門の印籠状態。
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表題作は児童虐待事件がテーマ。どうして虐待すること大人がいるのだろう。それにしても、マコト達は年を取らない。読み手の私はどんどん歳を重ねているというのに(笑)でも、この変わらなさが、安定した面白さに繋がるのだろう。
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世の中に事件がなくなることはないから、マコトとタカシは、サザエさんのように歳を取らない設定で、どこまでも、トラブルシューターとして、世直しして欲しい。 しかし、現実は想像を超えていて、表題の「獣達のコロシアム」が最も痛ましかったが、現実は、ママ友が母親を洗脳して、手を下さない虐待...
世の中に事件がなくなることはないから、マコトとタカシは、サザエさんのように歳を取らない設定で、どこまでも、トラブルシューターとして、世直しして欲しい。 しかし、現実は想像を超えていて、表題の「獣達のコロシアム」が最も痛ましかったが、現実は、ママ友が母親を洗脳して、手を下さない虐待で、子供を餓死させるって、なんなんだろう。 次回は、たまに忘れた頃に起きる洗脳事件と、コロナ禍のブクロの様子が読みたい。
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いつも通りの安定感。 とても心地良い時間を過ごさせてもらいました。 マコトとタカシが旅行する物語も楽しいかも(^^) 次の時事ネタは何かな?次作を期待してます!
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もう16冊目なんだなぁ~サルが開いたタピオカミルクティースタンドに雇われたアルバイトは50台の一流企業の追い出し部屋のサラリーマン、目と鼻の先にライバル店が出来たが、過当競争で耐えきれなくなったライバルは半分シャッターを下ろしてドラッグを売り始めた。ラブホ強盗は引き込み役がいると踏んだ、中学同級生の女の子の経営者が攫われた。バースデイコール詐欺を働いているのは池袋の和風ホストクラブだった。虐待マニアが集うダークウェブの投稿者が遂に我が子を殺して捕まったが、獣たちは次の犠牲者を出すだろうから、潰しに掛かる~知らない言葉がいろいろ出てきた。DEA 、ポリティカルコレクトネス、ダッドスニーカー、オニオンルーター。タピオカミルクティースタンドは国産小型車1台分の開店資金で人件費を払っても毎月5,60万浮くそうだ。ラブホは新宿が100弱で一番、二番が池袋の80強、三番が渋谷で70強で、新規出店は規制が厳しくてできないそうだ。
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昔だったらターゲットをGボーイズで制圧した後、拷問や監禁をしたかもしれない場面でも、社会的な制裁にもっていったりして(その方が効くから、という理由もあるだろうけど)。マコトたちも大人になったなぁ・・・と思いました。 世の中には不条理なことが沢山あって、自分たちが万能ではないこと...
昔だったらターゲットをGボーイズで制圧した後、拷問や監禁をしたかもしれない場面でも、社会的な制裁にもっていったりして(その方が効くから、という理由もあるだろうけど)。マコトたちも大人になったなぁ・・・と思いました。 世の中には不条理なことが沢山あって、自分たちが万能ではないことも解っている。それでもマコトたちは、手の届く範囲(普通よりも少し広い)で人を救うことをやめないし、そういう生き方を気に入っているんだろうな。
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社会の流れを汲んで書かれている1冊で、コロナウィルスの及ぼす影響が出てきているのも、さすがだなあと思った。 最後の、獣たちのコロシアム。 最悪で、本当に悪趣味だけど現実にそういう人もいるのだろう。 この本のように明るみに出ないと、やめないのだろうな。そう思うとつらいですね…
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相変わらず、世情に敏感なテーマで攻めてきますね、石田衣良。 ・タピオカミルクティの夢 ・北口ラブホパンディッツ ・バースデーィコールの甘い罠 ・獣たちのコロシアム 大企業の追い出し部屋や薬物の蔓延、ラブホ強盗、ホストの副業(?)、児童虐待。 現実がどうなのかは全くわからないけれ...
相変わらず、世情に敏感なテーマで攻めてきますね、石田衣良。 ・タピオカミルクティの夢 ・北口ラブホパンディッツ ・バースデーィコールの甘い罠 ・獣たちのコロシアム 大企業の追い出し部屋や薬物の蔓延、ラブホ強盗、ホストの副業(?)、児童虐待。 現実がどうなのかは全くわからないけれど、ひどい話ばかり。そこに必ずクラシックの名曲を抱き合わせる石田衣良、好きです。 しかし、毎回読むたびに思うのだが、どーしてもマコトの顔は長瀬智也にしか浮かばない。 なのにモテないわけないだろっ!とツッコミたくなる。
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久々のIWGP。 四作とも良かった。安心して読める。 読み応えは表題作が一番。ゼロワンが熱くなるのも珍しかったし、タカシたちGボーイズの襲撃の小気味いいこと。そして、虐待サバイバーの傷が簡単には癒せないことにもさらっとふれながら、希望のある終わりになっていて良かった。 「タピオカ・ミルクティの夢」は、まぁ甘すぎる展開とも言うけれど… 大企業に勤めていたおっさんが、サルやマコトの事を見下して馬鹿にしたりせずに、喜んでせっせと働く姿は、マコトじゃなくても応援したくなるよね。 タピオカやコロナ禍など、現実の世相を取り込んでいるのがこのシリーズの特徴でもあるわけだけど、マコトやタカシ、一体いくつになったの?という感じも。いま、シリーズ第一作を読んだらどう感じるかな…
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表題はシリーズの中でも印象に残るものだったな。悲しいけれど現実の世界でもこんなコミュニティはありそうな気がする。話は変わるけどマコトが平成生まれになってたのはちょいと残念だったけど20代という設定を維持するためにはしょうがないね。そしてもゼロワンは完全になくてはならない存在になっ...
表題はシリーズの中でも印象に残るものだったな。悲しいけれど現実の世界でもこんなコミュニティはありそうな気がする。話は変わるけどマコトが平成生まれになってたのはちょいと残念だったけど20代という設定を維持するためにはしょうがないね。そしてもゼロワンは完全になくてはならない存在になってるね。
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