カラオケ行こ! の商品レビュー
こういう感じ好きかもしれない。 懐かしさと哀愁がある絵の感じも良い。 するりと現れる成田狂児。 この狂児がヤクザなんだけど岡聡実に無茶ぶりするけれど優しさが見えるところが小憎らしい。 聡実も真面目で大人しいかと思いきや、言うときはしっかり言っちゃうところが可愛いくもある。 お互...
こういう感じ好きかもしれない。 懐かしさと哀愁がある絵の感じも良い。 するりと現れる成田狂児。 この狂児がヤクザなんだけど岡聡実に無茶ぶりするけれど優しさが見えるところが小憎らしい。 聡実も真面目で大人しいかと思いきや、言うときはしっかり言っちゃうところが可愛いくもある。 お互いに好きやん、と思うのにベッタリしてなくて距離があるのがいい。 なんだかとても気になる2人。
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映画を見て、原作も好評&続編があるとのことで購入。最初は絵のタッチが苦手かな?と思ったけど、すぐに話に入り込んでしまった。 映画とは違うところがちょくちょくあったが(出会い、傘のくだり、お守りのくだり、後輩や映画研究部のところ、名前の刺青他)どちらも面白いなと。原作派に反応が悪くなかったのもそのせいかな? というかもう、俳優の再現がすごい。 映画だと正直最後の合唱コン出なかったのまずいのでは?とか後輩の葛藤で立場が悪くなるのでは?とかちょっと首傾げたところもあったが、原作はあまり気にせず読めた。 お守りのくだりは個人的に映画の方が感情的になった理由がすんなり入ってきた。 しかし「車の助手席に乗せた~」は名言だな… 映画との比較がメインになってしまったが、どちらもよかった。読んでよかった。
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映画がとても面白くて、原作をその後で読むと、映画の方が主人公の岡くんの癖が強い。映画の岡くんは誰にも心を開かず、心配になるほどだ。ヤクザを相手にブチ切れる時だけ本心が見られる。しかし原作漫画は岡くんのモノローグで語られるため、読者に向かって常に心が開かれていて、自閉している感じ...
映画がとても面白くて、原作をその後で読むと、映画の方が主人公の岡くんの癖が強い。映画の岡くんは誰にも心を開かず、心配になるほどだ。ヤクザを相手にブチ切れる時だけ本心が見られる。しかし原作漫画は岡くんのモノローグで語られるため、読者に向かって常に心が開かれていて、自閉している感じがない。原作の方がニュートラルな人格に感じる。そんな安心感があって楽しく読んだ。 映画では岡くんの変声期の問題が後の方で明らかになるが、原作は始めの方で明かされる。どちらもそれなりにいい。 『セクシー田中さん』の原作者が自殺をすると言う非常に苦い事件が起こった。テレビドラマの脚本家はどんないい原作もすべて、素人が思いつくレベルのつまらないラブコメにしてしまう人だったそうだ。作者として工夫を台無しにされるわけなのでたまったものではない。映画の『カラオケ行こ!』の脚本を手掛けた野木亜紀子さんが担当してくれていたらこのような悲惨な事件は起こらなかったはずだ。このような幸福な映画と原作の関係を見ると、その事件が残念で仕方がない。
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映画観ました!!! 最高! ただ、あの名シーンが再現されてなかった(泣) 映画館の全員が、(おそらくコミック読んでる)次にくるシーン期待して生唾飲み込む音まで聞こえたのにっっっ なぜだーーーーー!!! でも、聡実くん役の子といい、後輩くんといい(和田くん?)とっても良かったです。 なにより、綾野剛! 元々好きだけど、好きだと思いだした! 最高の離婚でも観返します。
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2週間待って届いたカラオケ行こ!早速読みました。映画から入った勢ですが原作も最高でした。映画のラストは、色々な含みや妄想を膨らませられてそれはそれで最高。だが、原作でのラストもしっかりと狂児と聡実くんの再会が描かれてて、ぐあー!ファミレス行こ。に繋がってるぅっ!と悶えました。和山...
2週間待って届いたカラオケ行こ!早速読みました。映画から入った勢ですが原作も最高でした。映画のラストは、色々な含みや妄想を膨らませられてそれはそれで最高。だが、原作でのラストもしっかりと狂児と聡実くんの再会が描かれてて、ぐあー!ファミレス行こ。に繋がってるぅっ!と悶えました。和山先生に足を向けて寝れません。
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あっちこっちの本屋さんで探して、見つからず。 Amazonでようやくみつけたけど、もう少しさがすか・・・っておもったとたん、ヴィレバンで見つけました! ようやく読めた! 映画を先にみてからの、原作です。 なので全部「うんうん、うんうん」って感じで読んでしまった。 映画にある「映...
あっちこっちの本屋さんで探して、見つからず。 Amazonでようやくみつけたけど、もう少しさがすか・・・っておもったとたん、ヴィレバンで見つけました! ようやく読めた! 映画を先にみてからの、原作です。 なので全部「うんうん、うんうん」って感じで読んでしまった。 映画にある「映画を見る部」がないっ!屋上のシーンもないっ! でも、確かにあの映画の原作だっ! 面白い!
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発売後のクチコミで購入、ずっと積ん読してる間に映画化してしまい、映画からのファンになるのがイヤで急いで読みました。とても面白かったです。 濁ったゆるい空気感。声出して笑った。 悲観したり不幸に陶酔してしまいそうなタイミングで、ヒョイっと笑いで掬い上げるテンポが落語のよう。大阪弁の...
発売後のクチコミで購入、ずっと積ん読してる間に映画化してしまい、映画からのファンになるのがイヤで急いで読みました。とても面白かったです。 濁ったゆるい空気感。声出して笑った。 悲観したり不幸に陶酔してしまいそうなタイミングで、ヒョイっと笑いで掬い上げるテンポが落語のよう。大阪弁のゆるさが良い、気持ちがスッと入ってくるよう。 BLは好きじゃないですが、この作品の名前の付け難い奇妙な関係性が良かったです。
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映画では描かれてなかった場面があったり、逆に映画では描かれてた部分が省力されてたり。映画鑑賞後に購入、読了したので、答え合わせ的な読み方をしてしまいました。 狂児さんから貰った名刺、カラオケのソファに挟んだままにしてたんだ。それであんなにクチャクチャだったんだ。その場面は映画よりもコミックの流れの方が好きです。聡実くんが、狂児さんに抱いていた最初の頃の気持ちの表れでもあったり、カラオケ屋さんの掃除の行き届いて無い、程よい塩梅(二人の住んでる地域の雰囲気がそこだけでも分かる)が表されてたりで。 コミックとして楽しめたのは、描き下ろしの部分。本編とそういう繋がり方してるんだ… 2000年とは記されてたけど、最初、聡実くんの後ろ姿かと思ってしまってました。あれ?狂児さんと同じバイト選んだんだって。ラジオから流れてるFM大阪の時間のお知らせ、懐かしい〜 和山さん、実際に聞かれたのかな? 続編にあたる「ファミレス行こ。」楽しみにしてます。
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映画を観た。 (ストーリーを読む限りは、面白いとは思えなかったが)そうは言っても、原作:和山やま、監督:山下敦弘、脚本:野木亜紀子である。面白くないわけがない。と信じて観た。 結果、大変面白かった、感動作かと言えば、うーむとなるけど、ジワリジワリと「良かったなあ」という気持ちが...
映画を観た。 (ストーリーを読む限りは、面白いとは思えなかったが)そうは言っても、原作:和山やま、監督:山下敦弘、脚本:野木亜紀子である。面白くないわけがない。と信じて観た。 結果、大変面白かった、感動作かと言えば、うーむとなるけど、ジワリジワリと「良かったなあ」という気持ちが湧き上がる。そもそも原作:和山やまの世界はそんなモンだ。よく考えたら、監督:山下敦弘の世界もそんなモンだ。それを脚本:野木亜紀子が絶妙に料理している。 「大人の階段を登る」て、こんなモンなのかもしれない。 (コミックスの紹介文) 合唱部部長の聡実はヤクザの狂児にからまれて歌のレッスンを頼まれる。 彼は、絶対に歌がうまくなりたい狂児に毎週拉致されて嫌々ながら歌唱指導を行うが、やがてふたりの間には奇妙な友情が芽生えてきて……? 話題の作品が描き下ろしを加えて待望のコミックス化!! で、原作を読んだ。 2020年発行。映画と違って聡美くんは終始涙目だ。聡美くん役の齋藤潤くんの方は、(ヤクザと付き合うんだから当たり前だけど)気持ちはそうでも、終始寡黙でクールだ。漫画は映画と同じで、中学生だから忖度なしにズケズケモノを言う。漫画は心理描写。映画はリアル。 全一巻の漫画を、あゝこんなふうにエピソードを膨らませんるんだと、とっても勉強になった。狂児さんが3年ぶりに聡美くんに電話する場面、余計なエンドロール後のカットだな、としたり顔に批評してたんだけど、原作まんまだった。「ファミレス行こ!」も読もうかな。 ←結局映画のレビューになってる。
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漫画だけど...(1巻完結なので感想を書いておく) 読みやすいので一瞬で読める. ストーリーは終盤間際まではとても面白かった...終盤は少し蛇足感と羞恥が閾値を超えちゃった感が否めない.
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