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苦しい時は電話して の商品レビュー

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27件のお客様レビュー

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2020/12/05

死にたいと思った事がある当事者だからこそ書ける内容。著者も双極性障害を患っており、時折周期的な希死念慮に苛まれている。著者が自殺0を目指し『いのっちの電話』という自分の電話番号を公開し自らが相談に乗るという、壮絶で尊い活動を長年続けている。 著者独自の死生感や人生哲学、創造的価値...

死にたいと思った事がある当事者だからこそ書ける内容。著者も双極性障害を患っており、時折周期的な希死念慮に苛まれている。著者が自殺0を目指し『いのっちの電話』という自分の電話番号を公開し自らが相談に乗るという、壮絶で尊い活動を長年続けている。 著者独自の死生感や人生哲学、創造的価値観など非常に魅力的で引き込まれる。

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2020/11/16

死にたい人からの多くの相談を受ける坂口恭平さん。どうすればそうした気持ちと付き合いながら生きていけるか。自身が悩み抜いた体験から見つけ出したやり方について書いている。

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2020/11/12

とても素晴らしい本だ。著者の携帯電話の番号を公開して、悩みの相談にのるなんてなかなかできない。本来、国や自治体が予算をつけて行うことだと思うが、なかなかそれができない日本の現状は、寂しくて悲しい。

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2022/03/12

著者の坂口恭平さんは、昭和53年生まれなので、現在は42歳位。 この著者がすごいと思うのは、個人の携帯番号を公開して、電話相談をされていること。 それも、10年近く続けているようだ。 使命感がなければ、とてもじゃないが出来ない。 その使命感は、産経書房(10月10日朝刊)によ...

著者の坂口恭平さんは、昭和53年生まれなので、現在は42歳位。 この著者がすごいと思うのは、個人の携帯番号を公開して、電話相談をされていること。 それも、10年近く続けているようだ。 使命感がなければ、とてもじゃないが出来ない。 その使命感は、産経書房(10月10日朝刊)によると、 「目的は自殺がなくなること。感情を吐き出すことができたら癒やされる。今は感情を吐き出せる場がないんです」とのこと。 著者は、双極性障害(躁鬱病)とのこと。 苦しい時期の過ごし方を提案されている。 ・反省するのをやめる。 ・頭を使わないで体が気持ちよくなる行動をする。 ・10分休まずに悩んでみる。 など。 「考え方も思考も性格も変えられないけれど、行動だけは変えられる」 ●2022年3月12日、追記。 本日の聖教新聞によると、著者は熊本県生まれ。 電話相談の名称は、「いのっちの電話」。 その「いのっちの電話」は、2012年に開設。 開設以来、2万人から電話を受けてきたという。

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2020/10/04

著者は「いのっちの電話」という、自殺願望のある人向けの。いわば私設の電話相談をおこなっている人。著者自身も躁鬱病でありながら、このような相談受付をおこない、一人でも多くの人を救おうとしているが、電話で対応できる人数にはおのずと限界があり、もっと多くの人を救おうとの想いでこの本を執...

著者は「いのっちの電話」という、自殺願望のある人向けの。いわば私設の電話相談をおこなっている人。著者自身も躁鬱病でありながら、このような相談受付をおこない、一人でも多くの人を救おうとしているが、電話で対応できる人数にはおのずと限界があり、もっと多くの人を救おうとの想いでこの本を執筆するに至ったとのこと。 自分も仕事の好不調に応じて、逃げ道を探したいときにひどく気分が落ち込むことがあり、この本を読むことでなにか心の癒しを得ることができれば、あるいは勇気づけられることがあればと思い読んでみることに。 自分の場合はいのっちの電話にかけなければいけないほど、ひどい状態ではありませんが、それでも、「あなたは『24時間悩み続けることができる人』、これは結構すごいこと」という一文には救われた想いです。 悩んでいるとき、頭に浮かんでくることを言葉にして書いてみる、は自分にとっては有効な処方箋かもしれないと思いました。

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2020/09/17

本当に著者は躁鬱なのでしょうか。 冷静にこれだけのアドバイスができるこのような人が、真に強い人なのだと思います。

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2020/08/26

連想して、記事を書きました。 https://note.com/masakinobushiro/n/n636cbb121aad Twitterからも見られます。 飛び降り自殺がしたくて橋の欄干に手をかけていた時のことを思い出しました。何度も橋の上に立ちました。変な話、自殺す...

連想して、記事を書きました。 https://note.com/masakinobushiro/n/n636cbb121aad Twitterからも見られます。 飛び降り自殺がしたくて橋の欄干に手をかけていた時のことを思い出しました。何度も橋の上に立ちました。変な話、自殺するのに勇気は要りません。当時の僕にとって死は、ふつうの選択肢でした。でも、今、生きています。その経緯をつづりました。ご高覧いただけたら幸いです。

Posted byブクログ