天皇の国史 の商品レビュー
力作。 竹田恒泰さんが作家であることを認識。天皇研究者といっても良いくらいに詳しい。 天皇視点で日本の歴史を辿る。天皇と日本は切り離せないことがよく分かる。歴史の解釈も人によって異なることも。 西洋の思想にとらわれず、日本人は世界に誇ってよいと思った。
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先史から令和までの天皇を軸にした日本史の通史。天皇を中心に据えた非常にボリュームのある網羅的な「国史」は他の例をみない唯一無二の著書。特に他の歴史本にはほとんど記述のない古事記や日本書紀についての詳細な分析は非常に示唆に富む。他方古代の比重があまりに重く(平安時代までで全体のほぼ...
先史から令和までの天皇を軸にした日本史の通史。天皇を中心に据えた非常にボリュームのある網羅的な「国史」は他の例をみない唯一無二の著書。特に他の歴史本にはほとんど記述のない古事記や日本書紀についての詳細な分析は非常に示唆に富む。他方古代の比重があまりに重く(平安時代までで全体のほぼ半分)、江戸や明治がそれぞれ50p足らずと、近現代史にも関心のある読者にはやや物足りない内容。
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これは良書というか、すごい力作、歴史書ではないかと思える。論理的な説明、考察、洞察のほかに、登場人物や読者への敬意も感じとりながら、基本終始穏やかな気分で読み進めることができた。著者の言動を怪しく思うコメントも過去時々見聞きしているが私は少なくともこの本を通じてそのようには感じな...
これは良書というか、すごい力作、歴史書ではないかと思える。論理的な説明、考察、洞察のほかに、登場人物や読者への敬意も感じとりながら、基本終始穏やかな気分で読み進めることができた。著者の言動を怪しく思うコメントも過去時々見聞きしているが私は少なくともこの本を通じてそのようには感じない。本当かどうか検証できないけれど信頼できる文章であると思える。
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日本は万世一系の天皇が之を治(しら)す所なり 帝国憲法第一条に込められた「日本」という国の定義を理解できたし、また共感できた。 女系天皇に反対する議員や皇族の言っている意味も。
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竹田恒泰先生の集大成となる作品。教科書のように時の為政者を中心として書くのではなく、日本の國體である天皇を中心として書いたもので、650ページと見応えがあった。 時が経ったらまた読み直したい。
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