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ゴッホのあしあと の商品レビュー

3.9

119件のお客様レビュー

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2020/10/15

アート小説の第一人者である著者・原田マハ氏が世界的な謎を追う。生前一枚しか絵が売れなかった男、フィンセント・ファン・ゴッホ。37歳で自ら死を選んだ彼の生き方の真相は?

Posted byブクログ

2020/10/15

アート小説作家、原田マハさんが、自身の小説「たゆたえども沈まず」で描いたゴッホのリアルな足跡を辿る、孤高の芸術家ゴッホの解説書。 小説「たゆたえども沈まず」でフィクションとして作りこんだ部分について、その思いを作者自身が解説しているところもあり「たゆたえども沈まず」を読んでから...

アート小説作家、原田マハさんが、自身の小説「たゆたえども沈まず」で描いたゴッホのリアルな足跡を辿る、孤高の芸術家ゴッホの解説書。 小説「たゆたえども沈まず」でフィクションとして作りこんだ部分について、その思いを作者自身が解説しているところもあり「たゆたえども沈まず」を読んでからこちらを読むとより一層楽しめる一冊です。 私はさらに、映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」を観てから、この本を読みました。 新型コロナウィルス感染症の騒動が収まったら、ゴッホの足跡を訪ねる旅に出てみたい、と思わせる一冊。 小説「たゆたえども沈まず」 ↓ 映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」 ↓ 本書「ゴッホのあしあと」 この順番がおススメです。 芸術の秋にぴったりです。

Posted byブクログ

2020/09/27

著者の『たゆたえども沈まず』を読んで以降、ゴッホがとても気になる存在になっていましたが、この本を読んで印象が深まりました。 あとがきに書かれたコロナのところ、この作品の流れの中では異質なものに感じましたが、でもこのあとがきがあることでこの作品が大きく変わった気がします。

Posted byブクログ

2020/09/24

「たゆたえども沈まず」を読んでから副読本ということで手に取りました。 原田さんがどんな思いでゴッホについて本を書かれたのか、 そしてゴッホの本当の人物とはどんな人だったのか などと美術史や歴史などのあらゆる点からゴッホという 人物と人生と芸術を分析されて解説されていたので と...

「たゆたえども沈まず」を読んでから副読本ということで手に取りました。 原田さんがどんな思いでゴッホについて本を書かれたのか、 そしてゴッホの本当の人物とはどんな人だったのか などと美術史や歴史などのあらゆる点からゴッホという 人物と人生と芸術を分析されて解説されていたので とても分かりやすかったです。 今まで誤解していたゴッホという人物=狂気的 というイメージを作品と共に更に違っていたということが分かり、 芸術だけでなく文学などにも優れていて とても努力家でインテリだったということが頷けました。 ラストの章ではまるで原田さんがガイド役で ゴッホにまつわる名所を案内していたので、 まるで観光気分にも慣れて楽しい気分になりました。 グーグールアースと合わせて読んでみたら 更に面白そうな気がしました。 ゴッホがこれだけ有名になったのも 林忠正という人がいたお陰でここまで来たのかも しれないという推測も頷けたので、 これからはどんどんと日本でももっと紹介されても 良いなと思いました。 ゴッホに対することがあらゆる方向から 分かったのも、原田さんがこれだけゴッホを好きで興味を 持って研究をしてくれたからここまで分かったので、 本当に事実が知れて良かったです。 益々これからゴッホの絵が見たくなり 見方を変えていかなければいけないなと思いました。 とても読みやすく分かりやすいので、 ゴッホの真実を知りたい型にはお勧めな作品です。

Posted byブクログ

2020/09/16

「たゆたえども沈まず」を読む前にこちらを読了。ゴッホのドラマチックな人生をざっと知ることができ大変面白い。最近美術館でひまわりをみて、その美しい黄色と特徴的な筆跡の生命力に圧倒された。そんな絵画を生み出したゴッホの生・魅力がわかった。 孤独だけれど、強い。描くものに対する真摯で一...

「たゆたえども沈まず」を読む前にこちらを読了。ゴッホのドラマチックな人生をざっと知ることができ大変面白い。最近美術館でひまわりをみて、その美しい黄色と特徴的な筆跡の生命力に圧倒された。そんな絵画を生み出したゴッホの生・魅力がわかった。 孤独だけれど、強い。描くものに対する真摯で一生懸命な気持ち、そして弟テオへの想い…。ゴッホが見た景色をわたしもめぐりたい。

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2020/09/04

『たゆたえども沈まず』の副読本。 ゴッホのことは知っていても 実在しパリで奮闘した林忠正という画商のことは全く知らなかったので なぜ彼を扱ったか、原田マハさんがどのような気持ちで『たゆたえども沈まず』を創作されたか、の心の内を知ることができ良かった。 特に林忠正氏の名誉回復に努...

『たゆたえども沈まず』の副読本。 ゴッホのことは知っていても 実在しパリで奮闘した林忠正という画商のことは全く知らなかったので なぜ彼を扱ったか、原田マハさんがどのような気持ちで『たゆたえども沈まず』を創作されたか、の心の内を知ることができ良かった。 特に林忠正氏の名誉回復に努めるという心持ちに胸打たれた。 小説家、漫画家、映画監督、など創作できるひと、作り上げ世の中に発表できる人の力の強さを感じれてただ感謝。 自分の出来ることと使命感。 目先のお金稼ぎ、世の中の混乱のために情報を流すのではなく ご自身が今までの人生で培ってきた美術の知識と芸術への愛を持って行動された姿勢が美しく感動。 林忠正のことを 伝えてくださってありがとうございます。 ゴッホの作品について 数枚写真?も載っているが 載っていないのがほとんど、そして私は知識が足らず知らない絵もありネット検索して絵を見ながら読みました。 本編でなく 副読本であるのならば、そしてゴッホに終始した本の副読本であるならば 絵画の参考として写真イラストを載せても良かったのではないかな?とそこだけ気になりました。 ただそういうものを載せると権利とか費用とかどのようにかかるのかわからないので、難しいのかもしれませんね。 『たゆたえども沈まず』が大好きなので またその世界に触れられる本を読めて嬉しいですし、また読み返してみようかなと思いました。

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2020/08/30

「たゆたえども沈まず」を読んでから読みたい一冊。 原田マハがなぜゴッホについて書くことになったが、どの部分がフィクションなのかがわかる。 芸術の鑑賞の仕方は人それぞれ考え方があると思うし、実際「13歳からのアート」では、解説や作品の背景に囚われることなく自分がなにを思うかが大事と...

「たゆたえども沈まず」を読んでから読みたい一冊。 原田マハがなぜゴッホについて書くことになったが、どの部分がフィクションなのかがわかる。 芸術の鑑賞の仕方は人それぞれ考え方があると思うし、実際「13歳からのアート」では、解説や作品の背景に囚われることなく自分がなにを思うかが大事と書いてあったが、私はこうやって背景を知れた方がより楽しめる。 ゴッホの作品は幾つか目にしていたが、ゴッホがどのような時に書いたかなどわかっていなかったので、改めて見に行きたいと思った。

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2020/08/15

ゴッホにとって、絵を描くことは生きることであったと思う。 オランダ時代の初期作品から絶筆とされる「木の根と幹」まで、彼の作品からはとにかく描きたいという強い意志がひしひしと伝わってくる。 ゴッホの作品に、一度目にしたら忘れられない強烈なインパクトがあるのは、きっとその色彩や構図の...

ゴッホにとって、絵を描くことは生きることであったと思う。 オランダ時代の初期作品から絶筆とされる「木の根と幹」まで、彼の作品からはとにかく描きたいという強い意志がひしひしと伝わってくる。 ゴッホの作品に、一度目にしたら忘れられない強烈なインパクトがあるのは、きっとその色彩や構図のせいばかりじゃない。 ゴッホ終焉の地、オーヴェル=シュル=オワーズはいつか訪れてみたい場所のひとつ。

Posted byブクログ

2020/12/04

個人的には、 原田マハさんの作品だから、ではなくて、ゴッホが大好きだから、読んでみたいです。       yuka♡さんの本棚から♪

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