純喫茶パオーン の商品レビュー
「嘘だろ、まじかー。」小学生男子の会話が最初にでてくると、ちょっとどうかな、と引いてしまうところが私はあるのだけど、そこからストーリーはどんどんつながって、いつの間にか仲良し三人組は大学生になっている。おじいちゃんとおばあちゃんがやってる喫茶店パオーンが大好きな来人くん。友達もガ...
「嘘だろ、まじかー。」小学生男子の会話が最初にでてくると、ちょっとどうかな、と引いてしまうところが私はあるのだけど、そこからストーリーはどんどんつながって、いつの間にか仲良し三人組は大学生になっている。おじいちゃんとおばあちゃんがやってる喫茶店パオーンが大好きな来人くん。友達もガンガン連れてくる。仲良しの近所のゆりちゃんもよくやって来る。友人関係や淡いコイゴコロ等々で来人くんが揺らぐとき、おじいちゃんがほんと良い味出してる。
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可愛い表紙に惹かれて読みました!内容も面白くて時々くすっと笑ってしまうところもあってとても面白かったです。主人公がだんだん成長していく様子も面白いです!!
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まず、なんといっても装丁が可愛すぎる、、 淡い感じは誰もが惹かれます!! 内容は、一人一人のキャラが濃くて、表現も丁寧ですらすらと読み進めることができます! もう一度暑くなった時期に読みたいと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
純喫茶パオーン、素敵!! ミルクセーキとバナナジュースとナポリタンとパンケーキが飲んで食べたくなった! 特にミルクセーキ!!美味しそう! 来人のおじいちゃん、おばあちゃんが素敵だが、超怖がりのお父さんも良き!! 全部で3話あってそれぞれの成長が感じられて良かった。
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主人公の祖父母が営む喫茶店でのお話。 おじいちゃんがとてもいいキャラでなんか可愛い。 主人公が小学生、中学生、大学生と成長してもいい意味で変わらないほっとするような雰囲気の喫茶店で、こんなお店が近くにあったら行ってみたいと思った。
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「喫茶パオーン」という喫茶店に聞き覚えがあって手に取ったら、装幀がとってもかわいらしかった。色味も好き。 中身も、緩くて温くて、とても良かった。 ありのままで誰も否定されない。 多様性ってこういう事なんじゃない? 男の子達の友情も他愛なくって微笑ましくって、もっと読みたいと思...
「喫茶パオーン」という喫茶店に聞き覚えがあって手に取ったら、装幀がとってもかわいらしかった。色味も好き。 中身も、緩くて温くて、とても良かった。 ありのままで誰も否定されない。 多様性ってこういう事なんじゃない? 男の子達の友情も他愛なくって微笑ましくって、もっと読みたいと思った。 (実在してたけど閉店してしまった「喫茶パオーン」とは関係なかったみたい。)
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メロンクリームソーダ色の表紙(イラストも)が目を引く本書。 昔ながらの喫茶店〈純喫茶パオーン〉。 店主・おじいちゃんの「特製ミルクセーキ」とおばあちゃんの「魔法のナポリタン」が看板メニューです。 そんな〈パオーン〉を舞台に、老夫婦の孫・来人(らいと)の視点で綴られる、連作三話の...
メロンクリームソーダ色の表紙(イラストも)が目を引く本書。 昔ながらの喫茶店〈純喫茶パオーン〉。 店主・おじいちゃんの「特製ミルクセーキ」とおばあちゃんの「魔法のナポリタン」が看板メニューです。 そんな〈パオーン〉を舞台に、老夫婦の孫・来人(らいと)の視点で綴られる、連作三話の構成となっております。 “純喫茶”って、オッサンのオアシスというイメージですが、本書の〈パオーン〉は“終日喫煙OK”だったりと、“ちゃんと昭和”な喫茶店ではあるものの、来人とその友人達を始め、“心が乙女”のゆりちゃん等、客層若めな印象で居心地良さそうですよね~。 何といっても、店主のおじいちゃんのトボけた感じと、おばあちゃんの作る“間違いない王道メニュー”の数々が魅力なのです。 そんな〈パオーン〉に入り浸る(お手伝いもしてます)来人が小学5年(一話目)・中学1年(二話目)・大学1年(三話目)に経験する、アレコレが軽いタッチで描かれていて、サラっと読めちゃいます。 来人は、昨今の少年主人公像にありがちな、ちょっと冷めている目線の“小器用で小賢しい”キャラで・・と書くと、何だか嫌な奴みたいになってしまいますが、そんな事はなくて、おじいちゃんとおばあちゃんが大好きで、ちゃんと正義感もある良い子です。 ただ、自分の事を“可愛い&そっち方面の男性から好かれる”と自覚しているところとかは鼻につくかな・・。(※個人の意見です) それに比べて、終始“やらかして”いる圭一郎の方が可愛げがあって、“頑張れよ!”と応援したくなりますね。 第三話で、圭一郎の浅はかな“ドッキリ企画”が思わぬ“本物さんご登場”になり、洒落にならない展開になってしまった時は、皆から(特に女性陣・・あ、勿論ゆりちゃんも“女性陣”です!)大ブーイングされてお気の毒でした。(確かにドッキリの内容はドン引きものでしたが、あの物騒な展開は彼のせいではないもんね・・) 個人的には、第二話の琉生の“迷惑行為”も大概だと思うのですが、こっちはあっさり許されていました。(ま、中学生だし、彼は彼で悩んでいたし・・という事かな) ・・等々、色んなことが〈パオーン〉で起こる訳ですが、それらをまるっと受け入れる、おじいちゃんとおばあちゃんの器の大きさが良いですね。 一方、来人達の成長と併せて、お二人も歳をとっていく訳で、最終話でのお二人の様子にはちょっと切ないものがありました。 琉生や来人のお父さんが〈パオーン〉を引き継く気満々なのは良いですが、ちゃんと“魔法のナポリタン”作れるかどうか・・これ大事ですよね~。
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脱力系で気軽に楽しめそうなタイトルだったので手にした一冊、クリスマスに読むのに相応しいのかわからなかったけど3人の小学生がサンタはいつまで信じてたかって話題で盛り上がってたのでまあまあニアミスかなって感じで読めました。主人公の祖父母がお店を開いてる純喫茶その名も「パオーン」って一...
脱力系で気軽に楽しめそうなタイトルだったので手にした一冊、クリスマスに読むのに相応しいのかわからなかったけど3人の小学生がサンタはいつまで信じてたかって話題で盛り上がってたのでまあまあニアミスかなって感じで読めました。主人公の祖父母がお店を開いてる純喫茶その名も「パオーン」って一見さんは入りづらそうだけど常連さんに愛されてそこそこ繁盛しているお店のようです。エセ方言を使ってお客さんの気を引こうとするお祖父さんにはちょっと退いてしまいそうなんですが、語尾に「だっちゃ」とか「ニャー」とかつけて再度挑んでくるあたりになると、無視しても悪そうな気もするし憎めないかも。 主人公が中学、大学になるにつれてお店を手伝ったりしながらも続いててメンバーも成長しても変わらず贔屓にしてくれるお店っていいですね。タバコ臭そうな店内でメニューもあまり無さそうだけど、まだまだ社会に必要とされてるってところが使命感あって良さげでした。 エピソードはちょっとしたミステリー要素もあるけれどまあご愛嬌でよかった感じでした。
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昭和感溢れる喫茶店パオーンを営む面白いおじいちゃんとおばあちゃん。その孫の来人と幼なじみ達の小学生、中学生、大学生の時のお話し。 ナポリタンもミルクセーキも美味しそう!!
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最初は、児童文学?と思いながら読み進めた。読んでいくうちに、家族や友達のキャラクターに惹き込まれていった。最後は、愉快で面白かった。
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