眠れないほどおもしろいやばい文豪 の商品レビュー
有名人のバックボーンを知りたいみたいな気持ちで読みました。 ちょっとぶっ飛び方が異常だけど、今のYouTuberみたいなもんなのかなって思いました。 自分にはできないちょっと変わった人をみて面白いと思う、みたいな。 いつの時代も変な人はいるんだな…
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数々の文豪たちのスキャンダラスな日々… サクサクと読みやすく、読後感もスッキリして居ました。偉大な文豪にも、人間味のある(ありすぎる)エピソードが1つずつ衝撃で、また作品を読み返す時に違った印象を受けそうだなと思います。
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ふざけているようだけど、ちょっと真面目な本かなと思ったら想像以上にふざけていた(ゴシップ誌的な煽る系の書き方)。 気軽に読めるし親しみが持てるという意味ではこれはこれで路線としてはアリだけれど、何の前知識もなく、これをまっ先に読んでしまうと、文豪たちがちょっと偏りのあるイメージ...
ふざけているようだけど、ちょっと真面目な本かなと思ったら想像以上にふざけていた(ゴシップ誌的な煽る系の書き方)。 気軽に読めるし親しみが持てるという意味ではこれはこれで路線としてはアリだけれど、何の前知識もなく、これをまっ先に読んでしまうと、文豪たちがちょっと偏りのあるイメージになりそうで心配というか文豪たちが可哀想かなという気もした。そしてやや悪意を感じなくもない部分もあり…。 あくまでこういった毒っけのあるユーモア?を右から左へ受け流せる人向けの本である。 それにしても自死や早世している作家の多いことよ。
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既に知っているエピソードも多かったが、知らないエピソードや作家同士の友人関係なども知れ、面白く読んだ。 しかし、女と金、酒にだらしなくないと、偉大な作品は書けないのなのか?と言いたくなる位、 どうしようもない人が多すぎる。 こう言うエピソードを知る前の中高生時代も、何人かの作...
既に知っているエピソードも多かったが、知らないエピソードや作家同士の友人関係なども知れ、面白く読んだ。 しかし、女と金、酒にだらしなくないと、偉大な作品は書けないのなのか?と言いたくなる位、 どうしようもない人が多すぎる。 こう言うエピソードを知る前の中高生時代も、何人かの作家は自殺しているという事実を知ってはいたが、 その頃に思っていたイメージは、偉大な作品を何とか書かねばならない、と言う産みの苦しみや、 なかなか作品が売れず経済的に困窮していたり、病弱だったりするが故のことと、 そんな風に思っていた。 それがまあ、実際のところはどうだ、、、これらの事実を知った若き日の私のショックたるや。 特に衝撃を覚えているのは、石川啄木だ。 啄木については、この本の中にあるエピソードは知っていたのだが、初めて知った時の衝撃は大きかった。 なぜなら、私は小学生の時に、自由研究で石川啄木を取り上げたことがあるからだ。 私の祖父母や親戚が函館に住んでいて、よく夏休みに訪れていた。函館市内には、石川啄木の像や石碑や住宅跡などが複数あり観光スポットとしても知られている。だから、ある夏休みに、たまたまデパートかどこかで啄木展をやっていたこともあったように記憶しているが、展覧会にも行き、市内のスポットを回ったりして自由研究としてまとめたのだ。「一握の砂」の短歌を取り上げながら、歌碑の写真や市内の地図なども添えてまとめた思い出がある。 さて、その時まとめた内容は、うろ覚えとは言え、印象としては"清貧の人"で、優れた短歌を残しながらも経済的には楽にならず若くして病気で亡くなった苦労人だ・・・啄木よ、純粋だった小学生の私の優しさと夏休みの帰省旅行中の貴重な時間と体力を返しておくれ!
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「こうして生まれたあの名作」に引っかかって、中身も見ずにamazonで発注してしまったが、読んですぐに後悔…。本屋さんで目を通していたら、きっと買っていなかった。 この本は文学や文豪にはまったく興味ないという人に対して、「文豪って変人多いよね~、でもだからこそとんでもない名作が書...
「こうして生まれたあの名作」に引っかかって、中身も見ずにamazonで発注してしまったが、読んですぐに後悔…。本屋さんで目を通していたら、きっと買っていなかった。 この本は文学や文豪にはまったく興味ないという人に対して、「文豪って変人多いよね~、でもだからこそとんでもない名作が書けるのかもね~」的なノリで、ちょっとでも関心を持ってもらおうとして書かれているのだろう。しかし、深く関心がある人には、とにかく内容が浅すぎてしまう。もっと深いところで解説してほしい…と思いながら、でももしかして知らないエピソードが書かれたりしているかもと思って最後まで一応目を通してしまった弱い私だった…。
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名高い文豪たちは、 お金持ちで、欲に溺れ、精神を病み、自殺する っていう人が多い。 たまたま本の編纂にそんな人を選んだだけかもしれないけど。 みな、やばいな、って思った。 今の作家さんの方がまともなのかな。 井上光晴さんの愛人、瀬戸内寂聴さんと、 娘の井上荒野さんとの対談も、...
名高い文豪たちは、 お金持ちで、欲に溺れ、精神を病み、自殺する っていう人が多い。 たまたま本の編纂にそんな人を選んだだけかもしれないけど。 みな、やばいな、って思った。 今の作家さんの方がまともなのかな。 井上光晴さんの愛人、瀬戸内寂聴さんと、 娘の井上荒野さんとの対談も、 なんとも不思議な関係性でよく分からないけれど、 事実は小説よりも奇なり、と思う。
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皆さん男女関係問題・薬物は基本という感じの中で、1人の人と生涯添い遂げたみたいなエピソードの作家がものすごく人格者みたいに思えました。 面白かった。
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文士には変な奴が多いのだが~はちゃめちゃな生き方で女にもてまくり(太宰治)滅びの美学を表明!「憂国」の天才作家(三島由紀夫)ギョロ目のノーベル賞作家はちょっとロリコン!?(川端康成)「狂気」に飲み込まれる前に死んでしまいたい(芥川龍之介)ケンカ上等!神童,かくして悪童になる(中原...
文士には変な奴が多いのだが~はちゃめちゃな生き方で女にもてまくり(太宰治)滅びの美学を表明!「憂国」の天才作家(三島由紀夫)ギョロ目のノーベル賞作家はちょっとロリコン!?(川端康成)「狂気」に飲み込まれる前に死んでしまいたい(芥川龍之介)ケンカ上等!神童,かくして悪童になる(中原中也)知の巨人は「痴の巨人」でもあった?(森鴎外)元祖ニート!結婚後もたかりまくる(萩原朔太郎)ソドム(背徳)の徒が仕込んだ「檸檬」爆弾!(梶井基次郎)性的倒錯のめくるめく世界へ!(谷崎潤一郎)ストリップ劇場と視唱街に通い詰めた男(永井荷風)あつすぎる血潮!ブッ飛んだ情熱歌人(与謝野晶子)姦通罪で「名声ドボン!」のエキゾチック詩人(北原白秋)女弟子の「蒲団」の残り香を涙ながらに嗅ぐ男(田山花袋)「家族計画」ゼロ!血縁の呪縛に懊悩した(島崎藤村)「純愛一筋」から「火宅の人」に大豹変!(檀一雄)ブッ飛びの「お嬢様ワールド」全開!(岡本かの子)なぞの自信で短歌を連発!天才たかり魔(石川啄木)金の使い道の最善は「女へやる事」と豪語(直木三十五)「東大教授の椅子」を蹴った理由は年俸額(夏目漱石)匹婦の腹に生まれた「ザ・苦労人」(室生犀星)生活力なし!ヒロポン中毒の大阪人(織田作之助)十七歳で一家の大黒柱!「薄幸の天才」(樋口一葉)酒びたり放浪生活で「パンクな句」を連発!(種田山頭火)ハンサムが台無し!心中して不乱遺体で発見(有島武郎)日本酒すら煮立たせて飲む「潔癖症」(泉鏡花)智恵子との「ピュアピュア♡」な関係(高村光太郎)ゴッホ同様,生前まったく売れず!(宮沢賢治)お目出たき人すぎる「上流階級の坊っちゃん」(武者小路実篤)「知識人の懊悩」に精通した大秀才(中島敦)「生きよ,堕ちよ」と煽った文壇の寵児(坂口安吾)文壇のドンは日本一の食道楽(尾崎紅葉)「文春砲」を作った男(菊池寛)「小説の神様」は「常時も神業」(志賀直哉)谷崎から妻を譲り受けた「門弟三千人」の男(佐藤春夫)生きるために「猛烈に喰った」男(正岡子規)「伝説の劇団」を主宰!言葉の錬金術師(寺山修司)~今の文学者は大人しいねぇ。普通に死んでいくし。名残があるのは筒井康隆ぐらいか!
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やはり後世に名を残す文豪ともなれば、色々とやらかし話が残ってるもので。この頃の時代のせいなのか、そうでないのか、病んだり、薬をする人が多い印象がある。また、波瀾万丈な人生を歩む人が多いという印象。しかし、それくらいの破天荒な生き方のお陰で名前を残せているのだろう。
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中田敦彦のYouTube大学で文学の動画を視聴。すると、文豪の生き方と作品の繋がりを説明していた。なるほど、面白い。文豪についてもっと知りたいと思っていた矢先。たまたま書店でこの本が目に入り、購入。文豪についてザックリと知ることができた。たしかに、文豪に対するリスペクトは少なく感...
中田敦彦のYouTube大学で文学の動画を視聴。すると、文豪の生き方と作品の繋がりを説明していた。なるほど、面白い。文豪についてもっと知りたいと思っていた矢先。たまたま書店でこの本が目に入り、購入。文豪についてザックリと知ることができた。たしかに、文豪に対するリスペクトは少なく感じるが、これぐらいのタッチの方が知識がない自分にとってはありがたかった。はちゃめちゃな人は多いが、時代もあるよなあ。石川啄木に関しては、知りたくなかった笑
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