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アキラとあきら(上) の商品レビュー

4.4

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    3

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2023/03/17

生まれも育ちも全く違う2人のアキラ。そんな2人が重なっていく様は、まるで毛色の違う2つの楽器の美しいカルテットを聴いているようでした。池井戸さんの作品は、善悪がはっきりしているので、どんな気分でもサクッと読めるのが魅力的です。

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2023/03/14

中3の次男坊おすすめの作品。池井戸潤さんの初作品。なんだこのドキドキ感は。と次へ次へと読み進めてしまいました。瑛の話をもっと読みたいので下巻がとても楽しみ。登場人物が皆、魅力的。 瑛と父親、家族への思い、銀行とのやりとり、父親が瑛に大学に行けというシーンにはグッと来た。 なぜか勉...

中3の次男坊おすすめの作品。池井戸潤さんの初作品。なんだこのドキドキ感は。と次へ次へと読み進めてしまいました。瑛の話をもっと読みたいので下巻がとても楽しみ。登場人物が皆、魅力的。 瑛と父親、家族への思い、銀行とのやりとり、父親が瑛に大学に行けというシーンにはグッと来た。 なぜか勉強がしたくなる一冊。ちょうど会計の勉強をしていたので言葉も頭に入ってきた。苦手な分野を小説から入るでもあると感じた。 彬は好きになれないがまっすぐでカッコ良いと思う。

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2023/03/05

初めての池井戸潤作品。 気づいたら二人のアキラの人生の奔流に飲み込まれて、夢中になって読んでた。 「銀行」というものに対して漠然としたイメージしかなかった分、色々なことが興味深く読めた気がする。全く違う道を歩んできた二人、これからどう交差していくのか、楽しみ

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2022/11/28

映画を見てから買いました。映画ではカットされただろう子供時代からしっかりと描かれていて良かったなと思いました。下巻がとっても楽しみです。

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2022/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物の紹介で「町工場の少年」と「海運会社経営者一族の御曹司」とあったので、バチバチやり合うのかと思っていたら…2人のイケてるバンカーに成長して、あ、池井戸さんだった。と思い返しました。下巻に期待。 小島さん、ええ人。 あっけないほど簡単に承認される稟議書、超憧れます!!

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2022/11/05

期待どおりでした。 なぜ自分は銀行員なのか、自問自答しながら臨んだ瑛の最終稟議の発想と論立てに電流が走り、不動部長が最後に瑛にかけた言葉に目頭が熱くなった。

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2022/10/19

 上巻では2人のAKIRAの少年時代から就職までが描かれています。人生が交わりそうで交わらない、もどかしさが面白い。対立したり協力したりするのは下巻のお楽しみなんでしょうね。映画はストーリーを圧縮したような感じになってたけど、小説は2人のエピソードがじっくり読めていいなぁと思いま...

 上巻では2人のAKIRAの少年時代から就職までが描かれています。人生が交わりそうで交わらない、もどかしさが面白い。対立したり協力したりするのは下巻のお楽しみなんでしょうね。映画はストーリーを圧縮したような感じになってたけど、小説は2人のエピソードがじっくり読めていいなぁと思いました。

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2022/10/14

ダブル主人公もので、交互に幼少期が描かれていくが、その環境は正反対。 経済面で苦しみながらも周りの人に恵まれている一方、裕福な暮らしをしながらも親族の軋轢が問題になりつつある。 面白い設定だけど、ダブル主人公ものはどっちに感情移入すればいいのか迷って中途半端にのめり込みにくかった...

ダブル主人公もので、交互に幼少期が描かれていくが、その環境は正反対。 経済面で苦しみながらも周りの人に恵まれている一方、裕福な暮らしをしながらも親族の軋轢が問題になりつつある。 面白い設定だけど、ダブル主人公ものはどっちに感情移入すればいいのか迷って中途半端にのめり込みにくかった。 成長した2人がどういうふうに関わっていくのか、下巻が楽しみ。

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2022/10/10

池井戸潤の作品の中で、とても読みやすい作品だった。 アキラとあきらは共に尊敬し合う仲で、読んでいて心が温まった。

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2022/10/04

Amazonの紹介より 小さな町工場の息子・山崎瑛。そして、日本を代表する大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。同じ社長の息子同士でも、家柄も育ちもまったく違うふたりは、互いに宿命を背負い、運命に抗って生きてきた。強い信念で道を切り拓いてきた瑛と、自らの意志で人生を選択してきた彬...

Amazonの紹介より 小さな町工場の息子・山崎瑛。そして、日本を代表する大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。同じ社長の息子同士でも、家柄も育ちもまったく違うふたりは、互いに宿命を背負い、運命に抗って生きてきた。強い信念で道を切り拓いてきた瑛と、自らの意志で人生を選択してきた彬。それぞれの数奇な運命が出会うとき、逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった──。 ドラマの方は少しだけ見ていなく、全体的な内容を知らなかったので、映画化されたということもあり、読んでみました。 ドラマでは銀行員、それも新入社員から始まりましたが、小説では子供時代から順番にじっくりと展開していきます。 背景を知っているからこそ、新入社員での「融資」のシーンでは、ドラマで見た印象とは違い、より奥行き感が増した印象でした。 お互いが、どのような人生を辿ったのか。メインは銀行員時代なのですが、学生時代も常に飽きさせない展開でしたので、次どうなっていくのか、続きが気になるばかりでした。 特に2人の周囲で動いている会社の経営が面白かったです。 なぜ成功したのか?なぜ失敗したのか?詳細はわからないですが、無謀な計画がいかに失敗を招くのか。 そうしたスリルが文章に表れていて、ページが止まりませんでした。 普通ならば、学生時代といった過去のパートはあまり深掘りせずに表面的なことで終わるかなと思ったのですが、新入社員での「融資」シーンだけでなく、読みどころが多くて意外でした。 それでいて上巻だけでも充分面白かったので、今後のメインとなる銀行員をどう過ごしていくのか。早く続きが読みたくなりました。

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