すべて忘れてしまうから の商品レビュー
燃え殻さんのエッセイは疲れているときにちょうどいい。考えなくても深く感じとらなくても、ただ読んですーっと心に沁みて去っていく。 私のモヤモヤとか悩みを解決してはくれないのに、ちょっとだけ心がかるくなったような気がする。 短くて、カラフルなのに決して明るくはないたまにエッチな挿絵が...
燃え殻さんのエッセイは疲れているときにちょうどいい。考えなくても深く感じとらなくても、ただ読んですーっと心に沁みて去っていく。 私のモヤモヤとか悩みを解決してはくれないのに、ちょっとだけ心がかるくなったような気がする。 短くて、カラフルなのに決して明るくはないたまにエッチな挿絵があって、そういうのが疲れた心にちょうどいい。
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エッセイってタイミング次第で感じ方変わる。 図書館でたまたま目についてたまたま手に取った。呼ばれたのかな。おかげさまで心地よい時間を過ごすことができました。 緩さとユニークさと諦観と無理のない感じが良い。 どれもありふれたような、でも意外とありふれていないそのエピソードを切り取...
エッセイってタイミング次第で感じ方変わる。 図書館でたまたま目についてたまたま手に取った。呼ばれたのかな。おかげさまで心地よい時間を過ごすことができました。 緩さとユニークさと諦観と無理のない感じが良い。 どれもありふれたような、でも意外とありふれていないそのエピソードを切り取る感性が私と相性が良かった。 戸籍のない女性と過ごした男性のエピソードに対するエッセイが私にとっては秀逸でした。 2025.3.1 47
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燃え殻さん4作目読了。好きだなぁ、この普通だったったり普通じゃなかったりすることを、燃え殻さん特有の言葉で淡々と綴る感じ。ダウナー系エッセイ。読んでいてドキドキワクワクすることはないから夜寝る前の睡眠導入読書として最適かというとそうでもなかったり。妙に自分の過去の感情とシンクロし...
燃え殻さん4作目読了。好きだなぁ、この普通だったったり普通じゃなかったりすることを、燃え殻さん特有の言葉で淡々と綴る感じ。ダウナー系エッセイ。読んでいてドキドキワクワクすることはないから夜寝る前の睡眠導入読書として最適かというとそうでもなかったり。妙に自分の過去の感情とシンクロして共感が過ぎてジワリと心が揺さぶられたりもする。そして挿画がまた荒々しく雑で、味わいがあって沁みる。私も燃え殻さんと同世代なんで、タイトル通りに読んだ端から爆速で「全部忘れてしまうよなぁ…」と現在進行形で感じている…痛み入ります。
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楽に読める燃え殻さんのエッセイ。人生は二時間飲み放題みたいなもん。楽に生きれるような言葉がたくさん。
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ココロをわずらうと、周りの風景(現実/心象)の見え方がガラリと変わるように思います。燃え殻氏の目で見て、燃え殻氏の言葉で語られる世の中は、私にとってはとても温かいものでした。苦(にが)くて、情けなくて、でも笑える。とりあえず、明日一日は生きてみようかな。──毎日、それを繰り返して...
ココロをわずらうと、周りの風景(現実/心象)の見え方がガラリと変わるように思います。燃え殻氏の目で見て、燃え殻氏の言葉で語られる世の中は、私にとってはとても温かいものでした。苦(にが)くて、情けなくて、でも笑える。とりあえず、明日一日は生きてみようかな。──毎日、それを繰り返して“ボチボチ”生きてみよう。
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ずっと気になっていた燃え殻さん。 都会で生きるって大変だなぁというのが読了後の漠然とした感想です。都会での厳しい暮らしを垣間見ることができました。 でも、なんていうか、 どの話もすごく人間臭くて、ギリギリで、だけど必死で限界突破してる。 よくがんばったなってハグしてあげたくなる。...
ずっと気になっていた燃え殻さん。 都会で生きるって大変だなぁというのが読了後の漠然とした感想です。都会での厳しい暮らしを垣間見ることができました。 でも、なんていうか、 どの話もすごく人間臭くて、ギリギリで、だけど必死で限界突破してる。 よくがんばったなってハグしてあげたくなる。
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ネット記事で見かけたのかなぁ…ちょうど、最寄りの図書館にあったので借りてみました。(が、最初の話がイマイチピンと来なかったので借りるまでに少し躊躇しました) 結果、1日50頁ほどずつ読んで4日で読了。 読んでみての印象は…全体的に仄暗く、文面も抑揚がないので気持ちが明るくなるとい...
ネット記事で見かけたのかなぁ…ちょうど、最寄りの図書館にあったので借りてみました。(が、最初の話がイマイチピンと来なかったので借りるまでに少し躊躇しました) 結果、1日50頁ほどずつ読んで4日で読了。 読んでみての印象は…全体的に仄暗く、文面も抑揚がないので気持ちが明るくなるということもないけど、かと言って気分が下がるという訳でもなく。 特に山もなく、落ちもなく、多分そんなに意味もない。タイトルの通り、話の殆どは忘れてしまうんだろうけど、それでもいいのかな…と思わせてくれるような。文面の裏まで探る必要もなく、表面そのままなぞるだけで良いような。まぁ、サブタイトルや挿絵が際どいのがあるので、白昼の下に読むような本ではないですね。寝る前の布団の中で読む、特に読んだまま寝落ちするのが一番の理想のような気がしました。(実際50頁ほど読んだら眠くなってきたし) この人の著作はこれが初めてなのですが、思ったのは少し前に読んだ『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』の著者とは真逆の人だなーと。どちらが良い悪いではなく、『花咲ける青少年』の「皆が皆野心満々の革命児では困る」…という立人のセリフを思い出しました。 本書内のエピソードは忘れちゃいそうですが、唯一テンションが上がったのは「三宅裕司のヤングパラダイス」というワードを見つけた時ですねw 私も聴いてたよーw あの頃は23時以降が未知の世界だったのになぁ…w
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ちょっと病んでて、さびしいようなおかしいような。一つの話が短くて、夜に少しずつ読むのによかった。このエッセイがあのドラマになったのか。覚えているエピソードがいくつかあった。
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読みやすくて面白い この人の人生はネタだらけやけど、それは書いてるからネタになって残ってるだけで、ほんとうは自分の人生も日々ちいさな奇跡が起きてるんやろうか 長尾さんの挿画もめちゃくちゃいいから、ぜったい単行本がおすすめ 文庫版も挿画あるんかな?
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ただの日常も、なんだか愛しいと思える。 嫌なことも、よかったことも ひとつひとつ、自分の一部なのだ。 よくなかったことは、ネタにしてしまえ。 よかったことは、忘れる前に書いておくといい。 人生、ま、なんとでもなる。
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