驚愕!竹島水族館ドタバタ復活記 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ビジネスの面からも、著者の人柄の面からも、勉強になる点が多い。一風変わった手を打っているように見えるが、根底にあるのは徹底した現状分析。他の水族館への視察、お客さんの声や目線に注目してきたからこそ、生まれたアイディア。読んでみると、これらのアイディアは突如生まれたものではなく、著書の生き様あってこそものだったのではないかと思わされる。
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愛知県蒲郡市にある水族館です。 正直、最近まで存在すら知りませんでした。 たまたま訪れたんですが、最初の水槽に魅了されて、しばらく立ち止まりました。 そこにいたのは、巨大なタカアシガニたち! スタッフさんの創意工夫とサカナ愛に満ち溢れた水族館です。 そんな水族館の館長による、悲喜...
愛知県蒲郡市にある水族館です。 正直、最近まで存在すら知りませんでした。 たまたま訪れたんですが、最初の水槽に魅了されて、しばらく立ち止まりました。 そこにいたのは、巨大なタカアシガニたち! スタッフさんの創意工夫とサカナ愛に満ち溢れた水族館です。 そんな水族館の館長による、悲喜交々の奮闘記です。
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ないない尽くしで廃館の瀬戸際まで追い詰められた水族館が、 熱意や創意工夫を経て危機を脱出し、入館者47万人の 人気水族館として蘇るまでの、ノンフィクション。 ・はじめに 序章 第一章 暗黒の水族館 第二章 改革始動 第三章 「何もない」は「実はある」 第四章 その場に浸かるとマヒ...
ないない尽くしで廃館の瀬戸際まで追い詰められた水族館が、 熱意や創意工夫を経て危機を脱出し、入館者47万人の 人気水族館として蘇るまでの、ノンフィクション。 ・はじめに 序章 第一章 暗黒の水族館 第二章 改革始動 第三章 「何もない」は「実はある」 第四章 その場に浸かるとマヒをする 第五章 発想の転換で失敗を活かす 第六章 人とのつながり 第七章 輝くための七つのヒント ・今後の夢、あとがきに代えて 日本一解説が読まれる竹島水族館ですが、 かつては廃館の危機に扮し、運営が市から民間委託に。 なんと会社を設立し、運営を引き継ぐことに。 ここからボロボロで弱小の水族館の復活劇が始まる。 館長である著者がその過程を記す。 盟友(副館長)を得、節約し、客の意見を取り入れ、 無いならあるものを活かし、手書きで独自の解説板を作り、 展示水槽を工夫し、カピバラを導入、人との出会いや繋がりを 大切にしての地元企業との合わせ技一本で商品開発も。 そして、ついに入館者が12万人から47万人へ。 失敗も試行錯誤もあれど、全集中で挑む姿に感動! お客さんや地元への想いもたっぷりと伝わってきました。 実は、Xの投稿記事(カピバラ水槽のアクリルガラスの件)で 興味を持っての読書ですが、現在も進行形で創意工夫が 成されているのがすごい。公式サイトも楽しかったです。
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<目次> 第1章 暗黒の水族館 第2章 改革始動 第3章 「何もない」は「実はある」 第4章 その場に浸るとマヒをする 第5章 発想の転換で失敗を活かす 第6章 人のつながり 第7章 輝くための七つのヒント <内容> 最初、「竹島」?沼津の水族館?と思って手に取っ...
<目次> 第1章 暗黒の水族館 第2章 改革始動 第3章 「何もない」は「実はある」 第4章 その場に浸るとマヒをする 第5章 発想の転換で失敗を活かす 第6章 人のつながり 第7章 輝くための七つのヒント <内容> 最初、「竹島」?沼津の水族館?と思って手に取った(沼津は「あわしま」)。しかし、愛知県の蒲郡にある水族館とわかる。近くに行ったことはあったが、入ったことはなかった。市立の水族館でもあり、著者が入館したときは崩壊寸前だったようだ。そこを持ち前の反発心と我慢強さと好奇心で乗り切っていったお話だ。著書はこれが3冊目のようだが、あまり紆余曲折がなく(本当はあったようなのだが、そんな風に読めなかった)、見事に復活をしたように読めた。面白かったのだが、その辺がマイナス。まあ、人生訓としても読めるだろう…。
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この10月にリニューアルオープンしたとのことで竹島水族館に行ってきました。売店にあった本ですが興味深く読んでみました。 竹島水族館といえば古くからある地方のショボい水族館で存続が危ぶまれていたところなんですが、古参の職員が退職し運営母体が替わり新体制になってからユニークな発想でV...
この10月にリニューアルオープンしたとのことで竹島水族館に行ってきました。売店にあった本ですが興味深く読んでみました。 竹島水族館といえば古くからある地方のショボい水族館で存続が危ぶまれていたところなんですが、古参の職員が退職し運営母体が替わり新体制になってからユニークな発想でV時回復して知名度が上がって行ったところです。 そんなエピソードを小林館長さん直筆で書かれています。 水槽には小難しい生態の解説などなく、お金を掛けずに飼育員たちの手書きの説明がPOPのように書かれていたり、展示する魚は漁師さんから貰ったり自分たちで採取したりしてるようです。すっぽんの水槽には脱走歴ありだとか、スズキの水槽にはサトウに負けないように繁殖して1位を目指しますとか、食べると美味しい魚には旨いってシールが貼ってありました。 また、水槽のレイアウトも手作りで工夫を凝らしています。 ウツボやグソクムシの形に似せたお菓子も注目を集めています。 そして、魚よりも個性的な飼育員さんが人気を呼んでいるようです。全国20の動物園や水族館からエントリーされたへんないきものの人気投票による「へんないきもの大王タイトルマッチ」では、何故か竹島水族館の三田さんが優勝してます。 https://sunshinecity.jp/file/aquarium/ikimonoaz_titlematch/ 学術的な水族館の存在意義より集客重視にシフトチェンジした弱小水族館のサバイバル術はお見事でした。 ※ちょうど竹島園地でフェスやってて、バンド演奏にドッグダンス、露店やキッチンカーもたくさん出ていて楽しめました。ジャークチキンオーバーライスって初めていただきましたがハマりそうです。2nd BASEのキッチンカーのおっかけしてみようかなww
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とても面白かった。こういうサクセスストーリーが好きです。今回は閑古鳥がなくオンボロ水族館が、人が集まる大人気水族館になるまでの話。 人気の水族館と、そうでない水族館の違いは、資金のあるなしが大きいと思う。 人気の魚、綺麗な施設などが揃っているかどうか。 私も水族館は好きなので、...
とても面白かった。こういうサクセスストーリーが好きです。今回は閑古鳥がなくオンボロ水族館が、人が集まる大人気水族館になるまでの話。 人気の水族館と、そうでない水族館の違いは、資金のあるなしが大きいと思う。 人気の魚、綺麗な施設などが揃っているかどうか。 私も水族館は好きなので、癒しを求めていくことがある。 そんなときに、あんまり見栄えのしない水族館に行きたいと思わない。 ジンベエザメがいる海遊館、巨大な水槽のある水族館を楽しみたいと思う。 竹島水族館も、行きたいと思える水族館ではなかった。 ナイナイ尽の水族館だけど、創意工夫と前向きなパワーで、どんどん人気の水族館になっていくプロセスがとにかく面白く興味深かった。 普通の水族館なら当たり前にある解説を手書きにするまでの過程もとても興味深い。 というか、水族館の人たちは本気で私たち一般人が、解説をじっくり読んで勉強していると思っていたことに驚きだった。 もちろん中にはそんなお客さんもいるだろうけど…。 いやいや、専門的すぎてよくわかりませんし…。 読んだ瞬間忘れてしまいますし…。 そんなお客さんの気持ちと、水族館の思いのギャップに気づき、大胆にもメスを入れる姿勢がよかった。 カサゴマンション、カピバラショー、人気のお土産誕生秘話など、アイデアが形になり、お客さんを虜にする創意工夫に溢れつつ、アイデアの失敗や、人気水族館に対するジェラシーも披露してくれる。 お金がないならないなりに、あるもので工夫する。 腐らずに前向きに取り組む。 恵まれた環境ではなかったからこそ、わたしたちにも勇気を与えてくれる一冊になっていると思う。
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行きたい! お金が無い問題をお金極力使わず乗り越えたのが凄い。 諦める前に色々工夫するの大事ってことが、とっても伝わってくる本だった。
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愛知県・蒲郡にある「竹島水族館」。古くて小さくて、お金もないしお客もいない、スタッフのやる気もない、という弱小水族館が、ユーモア溢れるアイデアと泥臭い行動力、人とのつながりを利用して廃館の危機を脱出し、年間12万人から47万人まで入館者数を回復させる物語。ノンフィクション。 6...
愛知県・蒲郡にある「竹島水族館」。古くて小さくて、お金もないしお客もいない、スタッフのやる気もない、という弱小水族館が、ユーモア溢れるアイデアと泥臭い行動力、人とのつながりを利用して廃館の危機を脱出し、年間12万人から47万人まで入館者数を回復させる物語。ノンフィクション。 6月の土日で蒲郡に行って、まったく予備知識もなく、竹島水族館というところにたまたま行ってみた。ビックリするほど寂れた外観で、全然期待していなかったが、入館料500円だし、ということで。そしたら、最初の水槽から結構説明を読んでしまって、2時間くらいはいたかも。本当はもっといたかったけど、時間切れになったくらい。 そこの売店で売ってた本で、思わず買ってしまう。いわゆるビジネス本みたいな要素があるところはおれの趣味ではないのだけど、旭山動物園の復活物語の水族館版みたいな感じで楽しく読める。おれが一番惹かれた「説明」の部分に関しては、館長のお客さんウォッチングの結果から生まれたものらしく、動物園・水族館好きのおれとしては、客の行動に納得。お客さんは「『トゲが長いだの短いだの』とかいう魚類学的な話は絶対にしていないこと、『自然を守らないといけないね!』と力強く言っている人もいない」(p.94)し、「複雑な説明看板は読まず、せいぜいみている魚がなんという名前の魚なのかを知るために、魚名板と呼ばれるそれぞれの展示生物の紹介パネルを見ている程度」(pp.94-5)という。いやほんとその通りだな、と思って。疲れるし。かわいいとか気持ち悪いとか、そういう「気持ちに応えてくれる説明」というのに、とても惹かれた。履歴書風にした「魚歴書」というのが、絵もかわいいし、ずっと読んでた気がする。 でもこうやって水族館の回復物語のストーリーは面白いけれど、印象に残っているのは、最後の、過去最高の年間入館者数を記録した記念行事の話。結局、お客さんを出迎えたのは館長と副館長だけで、他のスタッフは淡々と日々の業務をするばかり、「この日休みだったスタッフは有給休暇の消化、その理由は『最近五連勤だったからお休みをください』というものでした。『なにもこの日でなくても……』という思いはありました。」(pp.144-5)というところ。著者がおれと同世代なだけに、そしておれは中学生を相手にしたり、おれより若い人が職場にたくさん増えているだけに、なんか物事への向き合い方のテンションのズレというか、下手するとパワハラと言われかねない感覚をよく持つ。おれなんかはこの館長や副館長の気持ちがすごい分かるつもりなんだけど、どうなんだろう。「考えが甘かったのです。阿吽の呼吸ではなく、的確な指示がいかに大事かということです。反省するとともにあらためて自分の未熟さを痛感しました。『道半ば……』この言葉が頭をよぎりました。」(p.144)という、悔しいやるせない感じに共感した。そして最後、成功したところが終わりなのではなく「しかしこれからは、今までとは違った努力が必要になります。凧をいかに落とさず高く上げることができるのか、その風をいかに起こし続けることができるのか。休んではいられません。」(pp.165-6)の部分で、ずっと挑戦し続ける、変わり続ける必要がある厳しさ、というところが印象に残った。 残念ながら蒲郡はそんなに他の魅力が発見できなかったけど、この水族館はまた行ってみたいなあと思った。(22/06/20)
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【あらすじ】 様々な改革を行い入館者数のV字回復をみせた愛知県蒲郡市の竹島水族館。その改革の中心となり、スタッフとともに駆けずり回った小林館長が綴る竹島水族館復活物語。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 奥さんと付き合い始めた頃、当時はまだ「地元でも知る人ぞ知る」と...
【あらすじ】 様々な改革を行い入館者数のV字回復をみせた愛知県蒲郡市の竹島水族館。その改革の中心となり、スタッフとともに駆けずり回った小林館長が綴る竹島水族館復活物語。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 奥さんと付き合い始めた頃、当時はまだ「地元でも知る人ぞ知る」という感じだった竹島水族館へ遊びに行き、「おいしさ」という水族館にあるまじき基準で魚たちが紹介されていることに驚愕した記憶があります。しかも飼育員さんがちゃんと味見して、美味しい食べ方まで紹介してる…思い返すと、あれはおよそ6年ぐらい前、ちょうど竹島水族館が大改革をしている真っ最中の時期だったんですね。確かに、すごく訴えかけるものがある紹介カンバンでした。 きっと、この水族館がやっていることは、水族館業界の異端児的なことなんだと思います。老舗水族館や大手水族館に「品がない」と嫌な顔をされることもあるのでしょう。でも、館長さんや飼育員さんの思いが「お客さんに楽しんでほしい」という方を向いている限り、竹島水族館の人気は続くのではないかと思います。是非これからも限られた資源の中で挑戦を続けていってほしいと思います。人気が出過ぎていつも混雑しているのでなかなか足が向かなくなりましたが、応援してます!
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竹島水族館の「経営改革」をかなり平易な文章で説明している一冊で、すぐ読み終わる。 そのためビジネス本として読むと内容自体は濃いと言えなかったが、弱みを活かしたPRで人気の無い水族館が変化していく様子は面白かった。 「特に改善策を講じなくても給料が入るから、努力を怠る」という公...
竹島水族館の「経営改革」をかなり平易な文章で説明している一冊で、すぐ読み終わる。 そのためビジネス本として読むと内容自体は濃いと言えなかったが、弱みを活かしたPRで人気の無い水族館が変化していく様子は面白かった。 「特に改善策を講じなくても給料が入るから、努力を怠る」という公務員的発想が無くなって、経営や経済について考える施設がもっと増えることを期待したい。
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