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黄色い部屋の謎 新訳版 の商品レビュー

3.6

32件のお客様レビュー

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2026/04/11

新訳版 記号論理学を操る少年記者ルールタビーユが、完全な密室である「黄色い部屋」で起きた令嬢襲撃事件に挑む。不可能犯罪の謎を論理的に解明する、ガストン・ルルーによる本格密室ミステリの金字塔。 続編『黒衣婦人の香り』では、本作で示唆されたルールタビーユ自身の出生の秘密や過去が明かさ...

新訳版 記号論理学を操る少年記者ルールタビーユが、完全な密室である「黄色い部屋」で起きた令嬢襲撃事件に挑む。不可能犯罪の謎を論理的に解明する、ガストン・ルルーによる本格密室ミステリの金字塔。 続編『黒衣婦人の香り』では、本作で示唆されたルールタビーユ自身の出生の秘密や過去が明かされるとのこと。彼の出生に関わる謎と、再び幕を開ける不可能犯罪にどう立ち向かうのか期待が高まる。こちらは新訳版はなさそう。

Posted byブクログ

2026/04/11

名作古典密室ミステリの一つ! 小説内に度々探偵の手記があり、探偵の名フレーズが多い。 「理性の正しい側面によって描かれた円に、犯人の顔が収まるか」 ラストの名残も素晴らしい!

Posted byブクログ

2026/04/10

読書を始めたばかりの頃に読んだ作品。 「当時どう思ったか」は詳細には覚えていないが、非常に面白かった印象。一方で、読んでいて疲れた印象もある。 1作品中に形を変えた密室殺人が3件詰まっているのでボリューム感があり、そんな作品は今なお見かけないため、時代を考えるとなお凄い。 2件目...

読書を始めたばかりの頃に読んだ作品。 「当時どう思ったか」は詳細には覚えていないが、非常に面白かった印象。一方で、読んでいて疲れた印象もある。 1作品中に形を変えた密室殺人が3件詰まっているのでボリューム感があり、そんな作品は今なお見かけないため、時代を考えるとなお凄い。 2件目だかの廊下のくだりについては「どういうことか」がわかったが、それはミステリ初心者の自分でも「こういう方法だ」というのをなんとなく知っていたため。 逆に言えば、まさにトリックの手本となったのが本作だったのでは、と思わせられるという意味で、古典の傑作と感じた。

Posted byブクログ

2026/04/04

 ルルー氏はあの有名な「オペラ座の怪人」を書いた作者であると言う事で御座いますが、年代的には「黄色い部屋の謎」の方がどうやら先に書かれた作品の様であります。  こちらは早川書房様からも「黄色い部屋の秘密」として発売されており、散々悩んで私は創元推理文庫の方をを購入。  勿論ハ...

 ルルー氏はあの有名な「オペラ座の怪人」を書いた作者であると言う事で御座いますが、年代的には「黄色い部屋の謎」の方がどうやら先に書かれた作品の様であります。  こちらは早川書房様からも「黄色い部屋の秘密」として発売されており、散々悩んで私は創元推理文庫の方をを購入。  勿論ハヤカワ文庫も数多く所有致しておりますが、如何せん合うカバーがないのがデメリット。  ただ私は大好きな水色のA4カラーコピー用紙を文房具店で購入し、それをカバー代わりに使っておりますので、まあ問題ないと言えばないのでありますが(笑)。  では、あらすじを。  勲章を授与されるほど有名な科学者であるスタンガルソン教授と、その令嬢マティルド。  二人が住む森の外れにあるグランディエ城には父親の仕事用の実験室があり、其処でアカデミーに発表する研究を続けながら娘も助手として父親を支えていた。  この日の夜も父親と娘、そして昔から一家に使えている老人ジャックは三人で実験室にいたが、先に休むと言い残して娘はすぐ隣にある寝室へ入って行った。  しかし、暫くして突然娘の悲鳴が聞こえて来る。  慌てて父親とジャックがドアをぶち破ると、其処には寝間着姿の娘が瀕死の重傷を負い、血の海の中に倒れていた。  窓もドアも鍵が掛けられていたその「黄色い部屋」と呼ばれる密室には、娘の姿しか見当たらない。  一体、襲撃者は何処へ消えたと言うのか?  この事件の謎に挑んだのは若き新聞記者、18歳の青年ルルタビーユ。  パリ警視庁の名警部ラルサンと謎解き合戦を繰り広げながら、父親、ジャック、娘の婚約者、城の門番夫婦等、何か隠し事がありそうな関係者達を次々と問い詰めつつ、徐々に事件の真相に迫って行く。  果たして、どちらが先に犯人を突き止めるのか?  密室で娘を撃ち、其処から見事に消え失せた人物とは?  残念ながら私は「オペラ座の怪人」は未読でありまして、こちらの「黄色い部屋の謎」も100年以上も前に書かれた作品で御座います故、果たして世界観に馴染めるかと正直不安ではあったのですが。  そんな心配は、全くもって無駄で御座いました!  物語の初っ端から世間がこの「黄色い部屋の事件」で盛り上がっている様子が書かれており、娘の容態や父親の崩れ落ちるような心神喪失ぶりも共感出来る所があって、あっと言う間に物語に引き込まれて行きました。  探偵役のルルタビーユが18歳の若さである事に驚いたのですが、彼は真っ赤で真ん丸の福顔で人当たりが良く、どんな荒んだ人間も魅了する気のいい男だそうで御座います。  いや~、様々な証拠や登場人物達の聞き込みにより事件は二転三転して行く訳なんですけれども、どの人物も何となく怪し過ぎて読みながら大分振り回されました(笑)。  ルルタビーユは持ち前の頭の回転の良さで、周りがちょっとイラっとしてしまう程「自分だけは分かっている感」を出したりもするのですが。  最後、犯人が分かった時は「えーっ?そんなのアリ?」と、ちょっと吹き出しそうになりました(笑)。  まあ…思い返せば所々おかしな行動を取っていたと言えば取っていたのですが、逆にそう言う行動を取る事も…ある、か…なぁ…?と勝手に自分を納得させてしまっていたので、やっぱり其処で疑うべきでした(笑)。  ラストの展開は、まだこの物語には続きがありそうな雰囲気を醸し出しており、実際続編が出ているようなのですが、恐らく絶版になっているのではないかと思われます。 東京創元社の皆様!!!是非とも続編の再販を!!!!!

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2026/03/29

面白かった。推理そのものはある程度現代のミステリーに親しんでいればわかりやすいものだし、背景も想像しやすいものだけど、なんというか「面白くしようとしている」「手がかりを与えようとしている」感があった。 ところで某探偵漫画の某作でこれのトリックがあったが、読み終わってから「あー、...

面白かった。推理そのものはある程度現代のミステリーに親しんでいればわかりやすいものだし、背景も想像しやすいものだけど、なんというか「面白くしようとしている」「手がかりを与えようとしている」感があった。 ところで某探偵漫画の某作でこれのトリックがあったが、読み終わってから「あー、だからか」と気づいた。

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2026/03/20

 科学者とその娘が住む城の一室で起きた完全密室による犯行、再び起きた怪事件に人間消失、二人の探偵による推理合戦など本格ミステリーど真ん中と言っても過言ではない作品で、密室の感想は現代では解説でもかいてある通り古式蒼然と捉えられがちでありながら、この作品が発表された時代は画期的だっ...

 科学者とその娘が住む城の一室で起きた完全密室による犯行、再び起きた怪事件に人間消失、二人の探偵による推理合戦など本格ミステリーど真ん中と言っても過言ではない作品で、密室の感想は現代では解説でもかいてある通り古式蒼然と捉えられがちでありながら、この作品が発表された時代は画期的だったと考えれば感慨深いものだとも思えた。

Posted byブクログ

2026/02/16

大昔の古典密室モノ。 名探偵コナンで今ありそうなトリックを、大昔に既にやっていたところに凄みを感じます。

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2025/12/14

ホームズとおおよそ同時代の1907年に発表されたフランス古典ミステリ。 舞台はフランスの田舎、物理学科学者のスタンガルソン教授とその娘マティルドの住むグランディエ城。窓も扉も内側から完全に施錠された密室「黄色い部屋」の中でマティルド嬢が何者かに襲われる。犯人の行方は不明。実行不...

ホームズとおおよそ同時代の1907年に発表されたフランス古典ミステリ。 舞台はフランスの田舎、物理学科学者のスタンガルソン教授とその娘マティルドの住むグランディエ城。窓も扉も内側から完全に施錠された密室「黄色い部屋」の中でマティルド嬢が何者かに襲われる。犯人の行方は不明。実行不可能と思われる事件の謎を、18歳の新聞記者ルルタビーユとパリ警視庁警部ラルサンが追う。 密室トリックの謎解き自体はまあ当時だとそういうことも可能だったんだろうという感じだけど、ハウダニットで引っ張る推進力がありワクワクする。各登場人物の人間模様が豊かで魅力的。勝手なイメージだけど、何となくフランスっぽい感じがする。本作中でたびたび "匂わせ" のある「黒衣婦人の香り」は続編『黒衣婦人の香り』で。いつかこちらも読んでおきたい。

Posted byブクログ

2025/11/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

序盤から密室殺人かつ犯人消失というとびきりの不可能犯罪で引っ張ります。さすがに古色蒼然というか、色褪せを感じさせる真相ではあるものの、100年以上前の作品であることを考慮すると水準以上ですね。古典はやはり雰囲気が良いな。 しかし、何の元祖なんだこれ。てっきり心理密室の元祖なのかと思っていたらそうでもないらしい。単純に密室ものとしてよく出来ているから今も評価されてんのかな。

Posted byブクログ

2025/07/17

評価、細いけど3.7 ミステリー小説の先駆的な触れ込みがあって読んでみての感想は、時代的な文化や背景が昔過ぎていて 今の捜査手法と違いがありすぎと感じた おそらく今の検察官だと思うが、あまりにも安直過ぎで捜査が暴走気味

Posted byブクログ