一人称単数 の商品レビュー
すべて一人称で語られる8つの短編集。 どこまでが現実で非現実なのかわからなくなる。 独特な言い回しや言葉選び、雰囲気が印象的。 「品川猿の告白」「ヤクルト・スワローズ詩集」が好き。
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村上春樹の書くものは、エッセイはなかなか面白いけど、物語は特に好みではないし、好きですとは何となく人には言いたくない作家さんですが(あ~好きそう!とか言われたら腹立ちそう)、あったら読もうかなと思うし、実際文章が読みやすい。特に好きでもない人にも読ませてしまう、それが村上さんの魅...
村上春樹の書くものは、エッセイはなかなか面白いけど、物語は特に好みではないし、好きですとは何となく人には言いたくない作家さんですが(あ~好きそう!とか言われたら腹立ちそう)、あったら読もうかなと思うし、実際文章が読みやすい。特に好きでもない人にも読ませてしまう、それが村上さんの魅力なのかもしれない。 短編は気軽に読めて良いかも。
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村上春樹全開ワールドの好色短編エッセイ集。なぜ村上春樹が人気あるかは未だにわからないけど同じ数だけ嫌いな人もいるんだろうなというのがよく分かる作品。 自分も食わず嫌いでそれは良くないと最近この人の本を読み出したが、今回は大分と村上春樹がわかってきたので抵抗なく読めた。ただ、自分が...
村上春樹全開ワールドの好色短編エッセイ集。なぜ村上春樹が人気あるかは未だにわからないけど同じ数だけ嫌いな人もいるんだろうなというのがよく分かる作品。 自分も食わず嫌いでそれは良くないと最近この人の本を読み出したが、今回は大分と村上春樹がわかってきたので抵抗なく読めた。ただ、自分が読みたい本はこれじゃない感だけか残る。 読んでやっぱり苦手な人だ笑
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僕・私が語る過去の経験の短編集。詩集の彼女、自分で考えなさいという老人、チャーリー・パーカーの架空のアルバム、かつての彼女のお兄さん、ヤクルト・スワローズ詩集、知り合った中でもっとも醜い女性、温泉旅館に勤める猿、知らない女性から「恥を知りなさい」 シュールで不思議な体験談風。本...
僕・私が語る過去の経験の短編集。詩集の彼女、自分で考えなさいという老人、チャーリー・パーカーの架空のアルバム、かつての彼女のお兄さん、ヤクルト・スワローズ詩集、知り合った中でもっとも醜い女性、温泉旅館に勤める猿、知らない女性から「恥を知りなさい」 シュールで不思議な体験談風。本のタイトル名の短編もありますが、他もみな自分語り。
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村上春樹はここ10年ほどの間に発刊されたモノをいくつか読んだほどで、およそファンとは名乗れない。実際にこれはという作品に出会っておらず、それでも不思議な世界に誘ってくれるなという思いはあった(おぼろげに)。この短編などは、やはり名を馳せた著者だからこそ読み手がつくのだろう。記憶に...
村上春樹はここ10年ほどの間に発刊されたモノをいくつか読んだほどで、およそファンとは名乗れない。実際にこれはという作品に出会っておらず、それでも不思議な世界に誘ってくれるなという思いはあった(おぼろげに)。この短編などは、やはり名を馳せた著者だからこそ読み手がつくのだろう。記憶にとどまらないのか、とどまらせないのか。それでも、あの独特な比喩、直喩の連なりには妙に感心させられる。虚実が一本にまとまるのだからエライもんだなぁ。
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冬 外は雨風 ストーブの前で ワインもしくは缶ビール飲みながら 作中に出てくる音楽を聴きながら 村上春樹を読むのは至福 大きく高揚も失望もしない。 安定の村上春樹。 今回のは 失われた青春を 追い求めるおじさん感がありありかな。 どうかな。
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ビートルズの作品ではパナソニックのトランジスタラジオが何回か登場しました。この時代のもう少し後でワタシが使っていたラジカセにはカタカナだったか英文字だったかは忘れてしまいましたが「ナショナル」と書かれていました。住む地域が田舎だったからかも知れません、あるいは村上さんの何か意図...
ビートルズの作品ではパナソニックのトランジスタラジオが何回か登場しました。この時代のもう少し後でワタシが使っていたラジカセにはカタカナだったか英文字だったかは忘れてしまいましたが「ナショナル」と書かれていました。住む地域が田舎だったからかも知れません、あるいは村上さんの何か意図かも知れませんが、ちょっと不自然を感じました。 小学生の頃、通学路に二つの川が合流するところがあって、ちょうど合流したところに細くて少し崩れた橋がかかっていました。その橋がよく夢に登場し、渡っている最中に橋の中央部分が凹んできて橋が滑り台のようになり落っこちそうになるところで目が覚めるということが何度もありました。村上さんの作品はこの橋のようにどんどんワタシを引き摺り込みます。この本はあまりそれがないなと思っていましたが「品川猿」で見事やられました。 村上春樹さん恐るべし。
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久々に村上春樹ワールドを体感できました。 個人的には「クリーム」と「品川猿の告白」を気に入りました。この2作で表現されている、村上さん独特の世界が大好きです。 あと、ちょっと現実的な「謝肉祭」も良かったですね。
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最後までお話に入り込めなかった。わけのわからないものとして読めば良かったのかもしれない。私が歳を取って型にはめたがっているのかもしれない。
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