君が夏を走らせる の商品レビュー

瀬尾まいこ(著者)

2024/02/15

年齢が近いのもあって主人公と同じ目線で読んでいたが正直私が主人公ならこんなに尽くせないだろうと思った。
わからないことだらけの焦りが伝わってくる。
もし私が子供を産んで視点を第三者の母親(子育て経験済み目線)に変えてこの小説を呼んだらまた見え方が変わって面白いんだろうと思う。

2023/12/01

完全に読む順番を間違えてしまった。
あと少し、もう少しのスピンオフらしい。
先輩の子どもを夏休みの1ヶ月だけ預かるお話。登場人物に思い入れがないから長く感じた。

2023/12/01

読みやすくてサクサクすすめるし、ほっこりするけど、そんなに印象に残らないなぁ。。
スズカちゃんと過ごした期間は短いしきっと覚えてないんだろうけど、かけがえのない時間を過ごしてたっていうのはイイ

2023/11/08

いい意味でこれ以上読み進めたくない、この物語を終えたくないと思った小説です。
最後は涙しながら読み終えました。
できれば二人の続きがもっと読みたかったけど、ここで終わったから良かったのかもしれません。

最高の物語でした。

2023/11/08

同じくらいの年の子がいるので、情景が思い描きやすかった。バイトがもうすぐ終わりの頃、鈴香の事を考えて栄養がある物、おいしいものを作ってあげようと、あれこれメニューを考えている場面で何故か泣けてきた。
ただ勝手に鈴香の祖父母に写真付きの手紙を送るのはダメじゃないかと思った。親の許可を取ってからじゃないと、後々ややこしくなるのではと想像してしまった。

2023/11/05

もうすぐ２歳の先輩の子供（鈴香）を子守するバイトを引き受けた16歳の不良（？）を主人公としたホームドラマかな。
子供が我が子と同じくらいというのもあって、仕草ひとつひとつが可愛いらしくて、でももうこの可愛さは戻ることなく成長していくんだよな…と勝手にセンチな思いして。子供は覚えていなくても、関わった人達はみんな忘れない、この時期ってそんな大事なこと時間だと、改めて自覚しなくちゃなと思いました。（明日には、半分はその思い忘れるけど、半分でも気持ちが残れば良し(笑)）

とか書きましたが、とにかく鈴香ちゃんと大田くんが可愛いです。周りの人たちも。

「あと少し、もう少し」を読んでるとラスト近くはより楽しめるけど、読んでなくても面白さは変わらないと思います。

2023/10/29

この本の前の話があることを知らずに読み始めました。何故か世話をすることになった小さい女の子とのひと夏のお話。子どもの相手をする日々が続く内容なので、若者が読んでもつまらないかもなとは思いましたが、大田くんくらいの男子の子育てしている身としては大田くんにも感情移入し、鈴花ちゃんに懐かしさを覚えて、とても温かい気持ちになりました。また時々2人が遊べるといいなと思うけど、そうではないんだろうな。切ないけど、先輩と繋がっている限りは完全に縁が切れることはないとは思うので、それを勝手に期待していたいと思います。前作も早速読みます！

2023/10/24

やんちゃな高校生が、2歳の女の子の面倒を見るお話。
ちょうど同じ年頃の孫が居るので、その苦労話がよくわかって面白かった。
男子高校生でも、ちゃんとちっちゃな子の面倒を見れるのね。
その経験が、その後によい影響を及ぼすと思います。
お母さんとの関係とかね。
で、読み終わってから分かったんだけど、約１年前に読んだ「あと少し、もう少し」に登場する中学生が、この高校生だったんだね。
この子、なんか前に読んだことあるなぁ・・・って少しは感じてたんだけど。
「あと少し、もう少し」を読んでいなくても楽しめますが、読んでいればより楽しめると思います。

2023/10/19

　一歩踏み出せず、現状に満足できない方に是非お勧めしたい本。

　「あと少し、もう少し」の太田君にまた出会えた。それだけでも嬉しかった。

　不良の太田君が今度はベビーシッター！驚きもあったけど、適役だと素直に思えた。彼の優しさは駅伝のエピソードでお墨付きだ。足が速く体力もある。

　先輩の娘(鈴香)と過ごしたひと夏の体験。お互い成長していく姿が微笑ましかった。

　「自分のためにしたいことはなかなか見つからない。でも、他人のためにできることは思い浮かぶ」彼が鈴香と過ごしてわかったこと。素敵な言葉に涙が出た。

　太田君なら、誰かのために必ず大切なことを見つけ、思い切り走り続けることができると思う。

2023/10/15

『あと少し、もう少し』に出てくる大田くんが主人公のお話しです。
鈴香ちゃんとのやり取りが微笑ましいです。