旅が好きだ! の商品レビュー
俺も好きだ! 旅と旅行は明確に違うと思うのだが、言葉で説明しようとすると難しい。 ひねり出した違いというのは「責任の有無」にあると思う。 旅は途上でトラブルがあろうが、自分の責任において対処する。 旅行は何かトラブルがあれば添乗員さんなり、旅行会社の人が何とかしてく...
俺も好きだ! 旅と旅行は明確に違うと思うのだが、言葉で説明しようとすると難しい。 ひねり出した違いというのは「責任の有無」にあると思う。 旅は途上でトラブルがあろうが、自分の責任において対処する。 旅行は何かトラブルがあれば添乗員さんなり、旅行会社の人が何とかしてくれる。 旅はジャーニー、旅行はツアーだと思っている。 どう思います? 俺がやっているのは旅であるという自負がある。 先週やった廃道歩きは、本当にその道を通れるのか分からない。 分からないがゆえにどこでも寝られるようにテント装備で行った。 自転車旅も天気によっては同じ場所に停滞するし、気分も体調も良ければいけるところまで行く。 最初の考えてたルートと違うことなんてよくある。 そう考えると、俺の旅の芯になるものは”移動”なのだ。 旅の途上の移動手段こそが旅の骨格となる。 この旅の芯となるものは人それぞれで、”人との出会い”だったり、”経験”だったり。 俺の旅の芯はこれだ!というのが見つけた人こそが真に旅人なのだろう。 旅するように生きたい。
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自分が見ている現実以外に、いくつもの現実が確実に存在していると知ることができる。 子どもの頃から本を読んでいると、言葉として実感していなくても、その今ここ以外に自在に行き来できることを感覚として学ぶ。 だから、今暮らしているここで、何か意に染まないことがあつても、辛いことがあつ...
自分が見ている現実以外に、いくつもの現実が確実に存在していると知ることができる。 子どもの頃から本を読んでいると、言葉として実感していなくても、その今ここ以外に自在に行き来できることを感覚として学ぶ。 だから、今暮らしているここで、何か意に染まないことがあつても、辛いことがあつても、好きな人がいなくても、踏ん張ることができる。逃げ場所がいくつもあることを知っているから。 そして逃げながら、一つずつ年齢を重ね、私達は子どもの頃よりずっと自分向きの今ここにたどり着くことができる。 自分のいる環境が当たり前ではないと、身をもって知ることができる。 運命を変えるには、ただ環境や出会う人を変えるのではなく、時に苦痛を伴う泥臭い努力をするしかない。 生き延びるために生きるとは、理想の場所を求めて旅立つ前向きな生き方。
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