あめつちのうた の商品レビュー

朝倉宏景(著者)

2023/05/22

阪神園芸の神整備‼︎
まさかのお仕事小説になるとは_φ(･_･
主人公は雨宮大地１８歳
東京の強豪校の野球部でマネージャーをしていた大地。
神がかり的に運動神経０。緊張すると膝が曲がらない。そんな大地についたあだ名は「残念先輩」「膝ピン先輩」可愛いです(〃ω〃)

甲子園優勝ピッチャーで肘を酷使し夢を絶たれた職場の先輩、高校時代のチームメイトで親友のピッチャー、球場で売り子をしている女の子…
甲子園に出場する弟、そんな弟を溺愛する父親と家族の中に居場所がない大地…

たくさんのあれやこれやで挫けそうになる大地は阪神園芸で野球を支える神整備ができるのか⁇

という最高の青春お仕事小説です\(//∇//)

アメトークで気になってた阪神園芸！
読めて、知れてよかった〜♪

2023/01/07

良い。
甲子園球場、グランドの手入れがこんなに大変、経験によるものだとは知らなかった。土のグランドならではの難しさがある。

2022/09/09

この小説を読んで一筋の爽やかな風が吹いた気がした。運動が苦手な大地、元社会人野球の父親をもつ大地がどう成長し自立していくのかの物語。皆が抱えている挫折をどう乗り越えていくのか、困難を乗り越えると人間強くなる、あきらめず苦しみを乗り越えていくタフさ、雨が降ると地面は固まる、人の役に立つ人間に、自分の仕事に誇りを持つ、不透水層、自分の生き方に悩んでいる、多様性、友を思う優しさ、自分の生きかたに悩んでいるときに勇気を与えてくれる一冊だと思う。

2022/07/22

阪神園芸お仕事小説
お仕事小説とはいえ、主人公が高卒１年目、他の主要登場人物も同世代ということもあって、読み心地はジュブナイル…は言い過ぎか、ヤングアダルト小説といった感じ
モラトリアム後期の青少年よ頑張りたまえ

阪神園芸のグラウンド整備の奥深さに触れられた点はとても面白かった
高校野球見てるとまるで魔法だものね
小説以外の書籍も読んでみようかなと思う

2022/06/11

高校を卒業し、阪神園芸に入社した雨宮大地の成長の物語。
これが、とても良かった。

運動がとんでもなく苦手な大地、元社会人野球選手の父親。
それだけでも辛いところ、運動神経抜群の弟が…。
「野球は、大好きだけど、大嫌いだった。」という大地の言葉が、とても心に響く。

また、ＬＧＢＴ、過去の重い病気、甲子園決勝でのケガなど、様々な問題をかかえる人たちが、雨降って地固まるように、新しい一歩を進めていく姿が、とてもすがすがしい。

読み終えて明るい気持ちになれる、素敵な作品だと思います。

2022/01/16

プロ野球・高校野球ファンの私にはとても興味深い内容の話でした。神整備で話題の阪神園芸さんのお仕事も知れて良かった。

2021/10/03

一日で読み終えました。「芝」にこんなにも心を揺さぶられるとは。
高校野球が大好きなので、選手や家族の気持ち、熱戦繰り広げられる甲子園球場の様子、阪神園芸の皆様の動きがリアルに伝わってきて惹き込まれました。複雑さを抱えた主人公や彼を取り巻く環境にも感情移入してしまうくらい面白かったです。

2021/09/05

家族や友人との人間関係などを考えさせられる作品でした。
甲子園などの整備を行うグラウンドキーパーの仕事について取り上げたお話で、主人公の雨宮大地の、周りの人と共に成長していく姿に心を揺さぶられました。

2021/09/03

私は割と要領がいい方だと思うから、できない人の気持ちを汲み取れてないことが多いと思う。主人公はできない人だけど、一年を通してみると成長している。私も一点だけじゃなくて長い目で人のことを見れる人になりたい。

2021/08/24

野球好き嫌い関係なく、それぞれの人物の成長や心の変化を感じることの出来る物語。高校野球だけでなく、スポーツって、選手だけじゃなく、色んな人や家族友人に支えられてるんだよね。もちろん社会人の仕事も一緒！