夜の向こうの蛹たち の商品レビュー
2人の小説家と1人の秘書、3人の女が織りなす心理サスペンス。 面白かった!! 美人の作家2人と太った容姿に恵まれない秘書。 美人であることをもてあましている作家、優れていても冴えない容姿故に嘲笑の対象となってしまう秘書。 良い話系より断然面白い。 でもやはり美人に生まれたかっ...
2人の小説家と1人の秘書、3人の女が織りなす心理サスペンス。 面白かった!! 美人の作家2人と太った容姿に恵まれない秘書。 美人であることをもてあましている作家、優れていても冴えない容姿故に嘲笑の対象となってしまう秘書。 良い話系より断然面白い。 でもやはり美人に生まれたかったと思う。 (図書館)
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主人公のモノローグに引き込まれてしまいました。自分ではきっとそうは考えないけど、彼女の考え方が面白く、心の動きが繊細で楽しめました。
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他の本を読んでたけど、合間に少しだけ読もうと思って読み始めたら、引き込まれてというか、引きずり込まれたように読み切ってしまった。決して楽しくはないけれど気になっていられない感覚。 3人の女性たちのそれぞれに共感できたりできなかったり。 「いつだって、自分のことがいちばんよくわから...
他の本を読んでたけど、合間に少しだけ読もうと思って読み始めたら、引き込まれてというか、引きずり込まれたように読み切ってしまった。決して楽しくはないけれど気になっていられない感覚。 3人の女性たちのそれぞれに共感できたりできなかったり。 「いつだって、自分のことがいちばんよくわからないのだ」
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文学賞のパーティで新人作家のさなぎとその秘書・祐と出会った。レズの妙は祐に一目惚れし、なんとか近づこうとする様が面白い。中盤で実はさなぎがゴーストであり祐が小説を書いていた。あまりドロドロの関係にならず、わりとスッキリしてた。
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一生懸命に生きているあなたに、幸運が訪れますように。 怖がりで、自分を守る力を育てたあなたが、一歩踏み出せる相手に、出会えますように。
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キャリアを積んだ中堅どころの美人小説家 魅力的な小説を描く美人新人小説家とその秘書 少しずつ満たされない女たち 女が3人 2人が美人で1人が才能豊か 誰かが何かを仕掛けてくるんじゃないかとハラハラしながら読み進めるも案外平和的に終わった ドロドロしたイヤミスを勝手に想像してしまっ...
キャリアを積んだ中堅どころの美人小説家 魅力的な小説を描く美人新人小説家とその秘書 少しずつ満たされない女たち 女が3人 2人が美人で1人が才能豊か 誰かが何かを仕掛けてくるんじゃないかとハラハラしながら読み進めるも案外平和的に終わった ドロドロしたイヤミスを勝手に想像してしまったから少し拍子抜け 同じ設定で湊かなえ目線のも読んでみたいなぁとやっぱりドロドロさせたいらしい
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サスペンス的雰囲気はあるけれど、どちらかというと若さ故の危うさとか、心情のゆらぎによるドキドキ感の方があるかな。 才能があっても、置かれている環境で変わってしまうというのは、なかなか変わらないもので。 2020/9/30読了 2020年の80冊め⭐️
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3人の女性を中心とした愛憎劇。 「愛憎劇」と言っても、登場人物がサバサバしているので、ドロドロ感はほとんどない。 近藤作品はほとんど読んでいるけど、たまにある「読まなくても良かったかな」と思える内容。 女性作家の綾部妙は、デビューしたばかりの「橋本なぎさ」が気になり、パーティーで...
3人の女性を中心とした愛憎劇。 「愛憎劇」と言っても、登場人物がサバサバしているので、ドロドロ感はほとんどない。 近藤作品はほとんど読んでいるけど、たまにある「読まなくても良かったかな」と思える内容。 女性作家の綾部妙は、デビューしたばかりの「橋本なぎさ」が気になり、パーティーで初めて会ったなぎさの馴れ馴れしさに引きながらも、なぎさの私生活へ入り込んでいく。 そこには女性同士の恋愛の駆け引きもあり… 終始、自分の容姿端麗さを主張する主人公に読んでいる方も引く。自分がきれいだから、容姿に問題のある女性に惹かれると言うところも、賛否が分かれるところだろう。 「橋本なぎさ」がきれいに飛び立ったところで、物語が終わっており、作品としては大円満なんだろうけど、読んだ後は主人公と同じく、何も残らず、読者も「よくわからない」の一言に尽きる。
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ほぼ全部の著作を読んできて、今回少し引っかかったのは、坂下のアカウントの件が宙ぶらりんなままで終わった(はっきり決着が着くような描写がなかった)ところ。 今まで伏線回収されなかったことなどなかったのになぁ。 あと、みんな「レズビアンの話」って書いてるけど、違うと思う。これは「作家...
ほぼ全部の著作を読んできて、今回少し引っかかったのは、坂下のアカウントの件が宙ぶらりんなままで終わった(はっきり決着が着くような描写がなかった)ところ。 今まで伏線回収されなかったことなどなかったのになぁ。 あと、みんな「レズビアンの話」って書いてるけど、違うと思う。これは「作家の話」。 近藤先生は容姿の整った女性の心理を描くのがあまり得意ではないのかなと前から思っていたけど、今回もその傾向が。ちょっと勿体無い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もっとドロドロした展開なのかと思って、かなり身構えて読んだけど(笑) みんな案外良い人で、素直な人達だった。容姿をとやかく言うなって言うけど、結局、容姿で判断されがちだよねぇ。みんな頑張ってほしいなぁ。
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