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参謀の思考法 の商品レビュー

4.2

44件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2021/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

経営企画職に転職するにあたり手を取った本。 自分は著者と割とメンタリティが近く(どちらかというと控えめ)、書いてある内容も地に足のついたものであったので、大変参考になった。 自分は中途入社なので、「現場に近い」といった著者の強みは一朝一夕で手にいられるものではないが、コツコツ積み上げて行く他ないなという覚悟を持たせてくれた。 以下、気になった内容 ・現場と深いコミュニケーションができどうしようもない現実を知り抜いている、しかも自社の「あるべき未来」を追求するバックキャスティング志向も持っている。この2つの視点を持つのが参謀  →そうだよね ・納得できない時には率直にそれを伝えました。会社に雇われてはいるが、自分を殺すようなことはしたくなかっった  →自分も言いたいことをわないとすごくモンモンとしてしまう ・挨拶を侮ってはいけません、社長との距離感と時差を縮める効果は絶大です  →直属の上司にはまぁやるけど。役職が上がるたびに難しくなるかも

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2021/08/18

正直参謀というか秘書的な形では普通だと思いました。 先回り根回し調査を事前に行いCEOがその時必要な情報を得ながら全力を出せる状態に保つ事というには想像はできます。できるかは別ですけどね。

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2021/05/17

参謀は、リーダの後ろにつき、リーダをサポートするというイメージを持っていた。そうではなく、リーダに先回りするというのは意外だった。

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2021/04/05

社内の参謀役を担うメンバーに向けた内容になっているが、個人的にはコンサル会社に勤めるコンサルタントこそ読むべき内容だと思った。 すでに約5年ほどコンサル会社でコンサルタントでして働いているが、頷ける部分がいくつもあり、フレームワークやロジカルシンキングと同じくらい、本書で書かれ...

社内の参謀役を担うメンバーに向けた内容になっているが、個人的にはコンサル会社に勤めるコンサルタントこそ読むべき内容だと思った。 すでに約5年ほどコンサル会社でコンサルタントでして働いているが、頷ける部分がいくつもあり、フレームワークやロジカルシンキングと同じくらい、本書で書かれている参謀役としての泥臭い姿勢、マインドを習得すべきだと感じた。

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2021/02/18

自分たちの仕事が実績が出ていることが見えるとモチベーションがあがる 多少は負担をかけてでも見える化する =現場との関わり方 参謀は目立ってはならない 現場は後ろに社長の権威を見ている 現場が委縮して正しい情報が上がってこなくなる 現場で辛酸をなめることによって理解する 本社スタ...

自分たちの仕事が実績が出ていることが見えるとモチベーションがあがる 多少は負担をかけてでも見える化する =現場との関わり方 参謀は目立ってはならない 現場は後ろに社長の権威を見ている 現場が委縮して正しい情報が上がってこなくなる 現場で辛酸をなめることによって理解する 本社スタッフとの軋轢、本社スタッフへの不満 現場の複雑さと向き合わずに他の成功事例をそのまま当てはめると必ず失敗する 現場を理解しているか 他者の意見を傾聴できるかが現場からの信頼につながる できるだけ強制力を使わないのがマネジメントの極意 実際に色々な現場の人に話を聞きに行って組織をリアルなものとして理解する 社長に好敵手と思われることが良い参謀である =トラブル ★順調にトラブルは起きる トラブルが起きているからこそ物事は進んでいるのだと考えて冷静になる 人間関係は気にせず会社組織を良くするために盲目的に目的達成を追い求める 人間関係は悪いのが普通と達観する→強いなぁ。。 =トップの分身として トップとビジョンを共有する そのために会食などの歯を有効活用する 社長の考えがしっかり腹落ちするまで、社長に対して質問を送り返す→ここで変に遠慮しない! 社長の考え、決定の背景を全て理解し、自分の言葉で説明できるようになる

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2021/02/11

ブリヂストンの元CEOである荒川詔四さんの著書。荒川さんが社長をサポートする参謀を務めた経験から得た、トップ(社長)に信頼されるための条件について文章化(自ら社長になって参謀を抜擢する際の評価基準も併せて語られる)。参謀として社長を支える側と、社長として参謀を採用する側の両面から...

ブリヂストンの元CEOである荒川詔四さんの著書。荒川さんが社長をサポートする参謀を務めた経験から得た、トップ(社長)に信頼されるための条件について文章化(自ら社長になって参謀を抜擢する際の評価基準も併せて語られる)。参謀として社長を支える側と、社長として参謀を採用する側の両面から解説されていたので非常に分かりやすかった。失敗経験多めで描かれているので感情移入しやすい。

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2021/01/28

組織における出世などいい加減なもので、たまたまそうなっただけである。(お鉢が回ってきた) 自分の頭で考えようとする事。従順であることとは違う。 時には面従腹背も経験値のうち。 リーダーの先を行け! 社長に指示をさせたら負け 脳を同期せよ。 TOPの最重要任務は「意思決定」。よって...

組織における出世などいい加減なもので、たまたまそうなっただけである。(お鉢が回ってきた) 自分の頭で考えようとする事。従順であることとは違う。 時には面従腹背も経験値のうち。 リーダーの先を行け! 社長に指示をさせたら負け 脳を同期せよ。 TOPの最重要任務は「意思決定」。よって参謀の任務は、その意思決定を適切に、スピーディに行えるようにすること。 ゲゼルシャフト(目的達成のために作為的にできた集団) ゲマインシャフト(家族など感情でつながる集団) TOPという機関を機能させよ 自分は脇役である。主役ではない。 TOPの不完全性を補うのが参謀の仕事 ✖️「社長からの強い意志が出たから、従わざるを得なかった」 会議において、社長が生み出す「空気」を壊すこと。自律的に考える。 上司の愚痴ばっかり言うのは、自分が上司を機能させる力量がない証拠 自己顕示欲、、をさっさと捨て、手柄は全て上司に上げてしまえ! トラブルは必ず起こる。トラブルを報告した事に対して感情的に叱責することは全く意味がない。どころかトラブル隠しの体制を作ってしまう。 目的は何か。どうなりたいのか。どうありたいのか。

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2021/01/10

主に秘書課長と社長としての経験を踏まえての参謀論。思考ツールではなく、いかにあるべきか論。似たような業務に携わったことから心を震わせるものがあった。 地位が上がると優れた人間だと自分を思ってしまうこともあるが、出世はいい加減でたまたまそうなっただけ。リーダーがそうならないようにす...

主に秘書課長と社長としての経験を踏まえての参謀論。思考ツールではなく、いかにあるべきか論。似たような業務に携わったことから心を震わせるものがあった。 地位が上がると優れた人間だと自分を思ってしまうこともあるが、出世はいい加減でたまたまそうなっただけ。リーダーがそうならないようにするのも参謀の務め。リーダーと自らの脳を同期させ、いつも先回りをして意思決定に必要な材料をすべて揃えて提示する。リーダーの意思決定のために環境を整える。リーダーとの人間関係が悪くとも、ネガティヴ感情を抑えて合目的的に業務に当たる。空気に惑わされず自分の頭で考える自律性の重要さ。自己顕示欲は自信のなさの現れ、手柄は上司に与えてしまえ。順調にトラブルは起きると考え、冷静に解決策を考えて速く実行する。現場からのトラブルの報告が自然に集まるのが良い参謀。上司に逃げ道を与えるのではなく、緊張感を与える好敵手とみなされるべし。現場と真摯に向き合うことが正しい思考の出発点。議論に勝つことは相手の反感を買い、参謀にとって敗北。論理の力を使わずに現場の人々を動かすよう信頼というインフラを築く。利益を出しているのは現場、参謀は一円たりとも稼いでおらず、現場に食べさせてもらっているという意識。トップとビジョンを共有し、自部署の利益でなく全体最適を考える。実行力を磨くため、頭でっかちなだけの人間にならないよう目の前の仕事で理想やビジョンを描いて周囲の人を巻き込んで実現する経験を積み重ねることが重要。原理原則を日々考え抜いて思考の軸、思考の尺度とすることが正しい思考を働かせる基本となる。原理原則という制約があるから逆に思考は自由になるし、問題を設定しやすくなる。人間関係は悪いのが普通と達観し、淡々と合目的的に仕事をやり抜く。上昇志向は原動力にしてはならない、社長になったからってどうってことはない。自然体で面白いと思うことを追求するほうがよっぽどいい。

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2020/11/24

リーダーの仕事は?→決断 参謀の仕事は?→決断するのに必要な材料揃える 以下は目から鱗 例ー リーダーをサポートするスキルはある 実質参謀に肩書きも参謀を与える事はできなかった。 自己顕示欲が強くリーダーのメンツを潰し 職場の雰囲気を壊す。 とてもじゃはいが上司を機能させてると...

リーダーの仕事は?→決断 参謀の仕事は?→決断するのに必要な材料揃える 以下は目から鱗 例ー リーダーをサポートするスキルはある 実質参謀に肩書きも参謀を与える事はできなかった。 自己顕示欲が強くリーダーのメンツを潰し 職場の雰囲気を壊す。 とてもじゃはいが上司を機能させてるとは言えない。参謀がすべてを台無しにした。

Posted byブクログ

2020/10/27

ブリジストンで社長になられた方だが参謀の考え方などが詳細に記載。非常に具体的に書かれていて内容で初めての内容は無いが理路整然と整理されていて勉強になった。自分の会社でも実践してみたい。

Posted byブクログ