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結婚させる家 の商品レビュー

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36件のお客様レビュー

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2024/02/25

題が気になって借りた本! 結婚相談所に勤めている人や その人が関わった人たちの話! 婚活をしながら自分のことに気付いていく。 自分を偽るとしんどくなることが多い。 ありのままでいられる人と一緒にいることが 良いし、結婚が全てではなくて、 したいことをしたいように生きていく。 こ...

題が気になって借りた本! 結婚相談所に勤めている人や その人が関わった人たちの話! 婚活をしながら自分のことに気付いていく。 自分を偽るとしんどくなることが多い。 ありのままでいられる人と一緒にいることが 良いし、結婚が全てではなくて、 したいことをしたいように生きていく。 これが究極の幸せかも♡ 人生はいつだってやり直せる!

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2023/09/30

中高年専門の結婚相談所で働く桐生恭子。 婚活をサポートする本人も同じ年代の独身で、いろんな人と関わるうちに自分の人生も考え始める、、という感じ。 50代ともなれば、いろんな事情やバックヤードがあって当たり前。 それを擦り合わせていく様子が面白かった。

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2023/02/15

テーマは中高年の婚活。 主人公は、40歳以上限定の結婚情報サービス会社「ブルーパール」で働き、カリスマ相談員と崇められる52歳の桐生恭子。 ブルーパールにやって来るのは癖の強い人物ばかり。 53歳という自身の年齢を省みず出産可能な30代女性を熱望する者、大学教授で高収入を鼻...

テーマは中高年の婚活。 主人公は、40歳以上限定の結婚情報サービス会社「ブルーパール」で働き、カリスマ相談員と崇められる52歳の桐生恭子。 ブルーパールにやって来るのは癖の強い人物ばかり。 53歳という自身の年齢を省みず出産可能な30代女性を熱望する者、大学教授で高収入を鼻に掛け、自らを好条件と言い切る者、自分の美貌に絶対的自信を持ち自分だけを愛する女性。 若い時は勢いとタイミングで結婚出来るが、ここまで自我が確立すると逆に難しさを感じてしまう。 「プレ夫婦生活」は面白い試みだが両方の家族を交えてなんて修行の様だ。

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2024/04/01

 結婚相談所を舞台に繰り広げられる婚活群像劇。5章からなる。      * * * * *  うまい手ですよね、豪邸での共同生活というイベント。  時間の過ごし方やくつろぎのひとときでの会話など、相手の価値観を垣間見るには適しているし、食卓をともにすることでわかる食の嗜好も結...

 結婚相談所を舞台に繰り広げられる婚活群像劇。5章からなる。      * * * * *  うまい手ですよね、豪邸での共同生活というイベント。  時間の過ごし方やくつろぎのひとときでの会話など、相手の価値観を垣間見るには適しているし、食卓をともにすることでわかる食の嗜好も結婚生活の重要なポイントとなります。  その着眼点に感心しました。  設定やストーリーもいい。  カリスマ相談員の恭子と、恭子が担当するクライアントたちの背景も実によく考えられていて、それぞれの着地点が納得いくものになっています。  さらに、クライアント成婚率の高さを誇る恭子が、真の「幸福」というものを考えて相談に乗るまでに成長し、自身の幸福に目を向けていけるようになるラストも、読後感を清々しくしてくれています。  文章に若干かたさを感じます ( 自分だけかも知れません ) が、気になるほどでもないので、いい作家を見つけたうれしさのほうが大きいと思いました。

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2022/04/14

他人だから自分の思い通りにはならないし、 自分にしかわからないその人の良さがわかればベストなんだろうな

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2021/11/13

結婚相談員の桐生恭子、結婚界のカリスマと言われている女性が、主人公である。 40歳以上限定の結婚情報サービス会社に勤務している。 読み始めて、直ぐに、会話の「さしすせそ」が、興味深い。 『さ』流石ですね。 『し』知りませんでした。 『す』凄いですねぇ。 『せ』センスいいですね。...

結婚相談員の桐生恭子、結婚界のカリスマと言われている女性が、主人公である。 40歳以上限定の結婚情報サービス会社に勤務している。 読み始めて、直ぐに、会話の「さしすせそ」が、興味深い。 『さ』流石ですね。 『し』知りませんでした。 『す』凄いですねぇ。 『せ』センスいいですね。 『そ』そうなんですか。 本当に、対話していても、相手を嫌な気にさせない言葉である。 そして、カリスマと、崇められながらも、恭子の身の上は、可哀相な面がある。 結婚したいと思ったヒモ状態の男性に貢ぐ為に、犯した罪で服役後、両親は死亡しており、身内からも勘当。 そんな中勤めたのが青木不動産で、、社長の妻が、趣味の仲人をビジネス化し、結婚相談所を開設。 そこで、勤務するのだが、独身なのに、それでは、相談員として説得力に欠けるという事で、安物でも、結婚指輪をつける事に・・・ プレ夫婦生活というプランで、大邸宅お屋敷に交際中の会員を宿泊させるというアイデア。 人生のパートナーを求める50代の男女とその家族たち。 読んでいて、色んなカップルが、登場する。 自己顕示欲の強い人、家族の両親の介護問題、子供つきシングルマザー、・・・ しかしどれもこれも、恭子が、フォローしている。 生存して50年という個々の人生で、皆、違った価値観や生活感、家族愛がある。 そして、第2へのステップに歩み出そうとしている人には、勇気もそして、後ろからの背中の後押しも必要である。 主人公の恭子さんも、幸せになって欲しいし、最後は、その予感を感じさせる内容だった気がする。 読み易く、なるほど、と、思わせる所がある本であった。 そうそう、スーパーのお惣菜売り場の店員さんとの職業当てクイズみたいなやり取りや 恭子の捨て猫にまつわるディエゴ達の連帯感の優しさ等の挿入が、結婚だけでなく、良いアクセントになっていた。

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2021/10/19

40代以上け向けに結婚情報サービスを提供する 会社に勤める桐生恭子さんが主人公。 自身は50代で本当は独身、 担当会員のカップリング率で抜群の成績を誇る 敏腕コーディネーターだ。 紹介した会員同士の「交際」を支援し、 二人が結婚に向け「真剣交際」を宣言すると、 退会となる仕組みだ...

40代以上け向けに結婚情報サービスを提供する 会社に勤める桐生恭子さんが主人公。 自身は50代で本当は独身、 担当会員のカップリング率で抜群の成績を誇る 敏腕コーディネーターだ。 紹介した会員同士の「交際」を支援し、 二人が結婚に向け「真剣交際」を宣言すると、 退会となる仕組みだ。 カップルの相互理解を深めるため、 一軒家で共同生活する実験的取り組みを始める。 数組のカップルが登場する。 家族や親族を伴い共同生活が始まる。 自分が本当に必要とするもの、 改めて過去の意味に気づいたりする。 相手の良さや相手の本性も見えてくる。 共同生活を始める前と後で、二人の関係性は変わる。 ミドルの恋には恋愛だけでない要素も変わる。 自分にとっての結婚の意味、 結婚に求めるものが何かを知るきっかけともなる。 取り組みを通し、変わるカップルの様子を見て、 恭子さん自身も変わっていく。 仕事の面白さをカップリング実現や指標達成から、 二人にとっての幸せとは何かを大切にするようになる。 語られない部分にも、 たくさんの物語がある予感があり、 後を引く読後感だ。

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2021/10/05

主人公がいい感じ。登場人物たちも内面の動きが丸見えで面白い。すらすら読めた。未来が明るい兆しの終わり方もいい。

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2021/09/16

カリスマ結婚アドバイザーの桐生は、人を幸せにする仕事に誇りを持っていたが、社長から社員の成婚率を調べたデータを見せられて、自分がくっつけたカップルの破局率がとても高いことを知り、今まで自分が良かれと思ってやっていたアドバイスは意味がなかったのでは…と気づく。

Posted byブクログ

2021/08/27

40代からの結婚相談所でカリスマアドバイザーとして働く女のお話。若い子達ではなく40代50代になってからの婚活は相手に求めるものも若いときとは違うし、事情も違う。そんな婚活中の人たちの様子やアドバイザー本人の話も。 最初の方は婚活事情やそれぞれの人たちの話が面白かったんだけど、...

40代からの結婚相談所でカリスマアドバイザーとして働く女のお話。若い子達ではなく40代50代になってからの婚活は相手に求めるものも若いときとは違うし、事情も違う。そんな婚活中の人たちの様子やアドバイザー本人の話も。 最初の方は婚活事情やそれぞれの人たちの話が面白かったんだけど、どの話もスッキリするまで描かれていないような気がしてなんだか中途半端。アドバイザー本人の、この複雑な背景はホントに必要なんだろうか?もう少ししっかり描かれていたらきっともっと面白かっただろうな、少し残念。

Posted byブクログ