うたうおばけ の商品レビュー

くどうれいん(著者)

2023/02/10

飲みながらゆっくり読んだ。
等身大で読みやすく親近感の湧くエッセイ。多少酔っ払っていても読めます。
最初エッセイを書く人の日常はやっぱり特別なんだなと思っていたけどもしかしたら自分の日常も気づいてないだけでこんなふうに面白いのかもと思える。ふっと笑えたりハッとしたりそういう時を切り取るのがとても上手い人なんだろうな。

2023/01/25

いかに自分が言葉を雑に使っていたのかと思ってしまうくらい、素敵な言葉の使い方だと感じた。
日常生活の中で、視点が違えば全く違う物語が起こりえるのだなと思った。
写真を撮る事を考えて物を見ていることがあるが、これを言葉で表現すると言うことも合わせてみられたら自分の視点も少し変わるのかも知れない。

2022/11/30

タイトル、表紙イラスト、装丁があまりにかわいくて、一目でハートを射抜かれてしまった。
著者名までがかわい過ぎる。
なんだか分からないが、かわいい女の子にプレゼントしたいーと思った。

ってことで、もう完全に見た目だけで５つ星よーてな感じですが、内容は、ひたすらお友達★とお星さま★と愛しい毎日に感謝★という感じの、いわゆる女性誌好みなお話ばかりで、文句なしにすごく素敵な世界だったけれど、もはや私の興味の対象とは違い過ぎていて、読み通すのに時間がかかってしまった。
ごはん食べずに果物ばっかり食べてたような読後感。

高校生のころに読んでいたら、バイブルになっていたかもなぁ、と思う。
こういうのを「みずみずしい感性」とか言うんだろうか。（←本好きがこよなく愛していそうな言葉です）

読んでいて突然思い出したけど、その年齢のころの私は万葉集が本当に好きで好きで、いろんな解説書を読み漁り、日本語の美しさに毎日うっとりしていて、「これは私のライフワークになる」などと思っていたのだった。
え？　ライフワーク？　
最後に万葉集見たのって、いつかしらん。

まあとにかく、文字が好きな女子高生の知り合いがいたら、絶対プレゼントしているところだけど、残念ながら私には女子高生の知り合いはいないのだった。

そうそう、バナナとビニニはめちゃくちゃおもしろかった。
この感性、好きです。

2023/06/24

とにかく読みやすくておもしろい！
他の作品も読んでみたくなったし、作者の方と年代が近くて驚いた、、、
バナナのお話と喪服のお話は電車で読みながら笑いを堪えるのに必死だった、お気に入り

いつもなら本を読むと、その本についていろいろ考え込んだりしてしまうけれど、これはいい意味で軽ーーく読むことができる

2022/10/22

好きな話ばかりでした
面白い人のまわりには面白い人が集まりますね
桃の話とエリマキトカゲの話すきです

2022/10/16

私の尊敬する萌音ちゃんの
人生を変えた本の1冊として挙げられてて、
それは是非とも読みたいと昨日購入。
そして今日早速読了。

あとがきの
「気がつかないだけで、わざわざ額に入れて飾ろうとしないだけで、どんな人の周りにもたくさんのシーンはあるのだと思います。ハッとしたシーンを積み重ねることで、世間や他人から求められる大きな物語に呑み込まれずに、自分の人生の手綱を自分で持ち続けることができるような気がしています。」

この文章に全て込められているような気がしました。
他にも素敵だなと思う文章が沢山詰まっていて、
久しぶりの何も無いお休みにぴったりの1冊でした。

2022/10/13

くどうれいんさんの作品は「私を空腹にしない方が良い」を読んでいたけれど、今作でどハマりした。
一遍一遍の長さもちょうど良く読みやすい。
そして年齢が近いからか共感の嵐。
付箋たくさん貼っちゃった。

2023/09/24

一番最初に、友達という言葉が好きではない、と書いていたので、同じ側の人間かな？と思って読んでいたらつぎつぎと友達にまつわるエピソードを連発してきておいおいそっち側の人間だったのかよ！と思って、思ったら、少し悲しかった。
友達がこんなにも多いのに、友達という言葉が好きではない？は？
こっちは一人もいねえよ、友達嫌いなめんな。
なんか、全体的にあまり合わなかったな。少し下品な感じがした。

2022/10/01

レインさん、友達が多いなあ。
きっと玲音さんが、子どものように正直だから安心するのだろうなあ。
メールの(笑)が嫌いなところに共感！

2022/05/25

とてもよい…とても好き…

時間をかけて、少しずつ読み進めた宝物。
日常のきらきらとした瞬間が、著者の優しく強さもある言葉で綴られている。
素敵だなあ。
手元に置いて、何度でも読み返したくなる。