任侠シネマ の商品レビュー
任侠シリーズ第5弾。文化事業が大好きな親分、阿岐本組が経営再建に乗り出すのは映画館。現場に入った立て直しではなく後方支援といった感じ。マル暴の甘糟刑事も登場し面白かった。出前にやってくる「葉月庵」の名もなきバイト君がとても好き。良かった。相変わらずサクッと楽しめた。
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安定して展開。安定し過ぎて、淡々と話が進んで、面白みがあまりなくなった感がある。ドラマにすると面白いかも。
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不器用ですから… ってな事で、今野敏の『任侠シネマ』 言わずと知れた今野さんの任侠シリーズ。 内容は水戸黄門を観る様に、結果は分かっちゃいるけど、ついつい読みたくなってしまう 阿岐本組長、日村代貸、稔、テツ、真吉… 健一は余り活躍無かったな… 映画館ってええよね。 な...
不器用ですから… ってな事で、今野敏の『任侠シネマ』 言わずと知れた今野さんの任侠シリーズ。 内容は水戸黄門を観る様に、結果は分かっちゃいるけど、ついつい読みたくなってしまう 阿岐本組長、日村代貸、稔、テツ、真吉… 健一は余り活躍無かったな… 映画館ってええよね。 なんかちょっと原田マハさんのキネマの神様が被ってしまう感覚があったかな 映画を愛する人達の気持ちはみんな一緒なのかなっと 2021年23冊目
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
お気に入りの任侠シリーズ5作品目。 今回は昔からある小さな映画館の再建を引き受けた阿岐本組。 学園や病院、銭湯など、現場に出向いてまず挨拶や清掃から始め、人の心を動かして、経営再建、組織改革をしてきた組長や代貸の日村が中間管理職的な苦労する姿が斬新で印象的なシリーズ。 今回は若手の組員も地味めな出番しかなかったので、ワクワク感の物足りなさを少し感じつつも、シノギと言われる本業が絡んだり、暴対法や排除条例で商店街との付き合いが危うくなったり、よりリアルっぽさが増してたので、それはそれで面白かった。 ワンパターン化してしまわないところが素晴らしい。 映画の良さもジワジワ再認識した。 何年も映画を観に行ってないし、大型シネコンばかりなので、町の映画館に行ってみたくなった。
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任侠シリーズ第5弾。 面白かったです。 人情味たっぷりの阿岐本組、カッコいいですね。 私も、しばらく映画館に行ってないので行きたくなりました^_^
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阿岐本雄蔵。 規模は小さいながらも一家を構える親分だ。 重んじるのは義理人情。貫くのは任侠道。 そんな阿岐本に代貸の日村誠司はじめ4人の組員は心酔している。 だが阿岐本にも困った一面がある。シノギとはまるで無関係の文化事業に目がないところだ。弟分の永神から持ち込まれる...
阿岐本雄蔵。 規模は小さいながらも一家を構える親分だ。 重んじるのは義理人情。貫くのは任侠道。 そんな阿岐本に代貸の日村誠司はじめ4人の組員は心酔している。 だが阿岐本にも困った一面がある。シノギとはまるで無関係の文化事業に目がないところだ。弟分の永神から持ち込まれる文化団体の経営再建話を喜々として引き受けてしまうのだ。 と言っても、阿岐本の命令で実務に当たるのは日村だ。心配性の代貸にとって苦労の日々がまた始まる。シリーズ5作目。 ◇ 今回阿岐本が引き受けたのは、赤字が続く映画館の立て直しだ。渋い顔をする日村をよそに期待に胸膨らませる健一たち若い衆。 だが、映画館を経営する千住興業社長は閉館を念頭に動いていた。さらにシネマ存続を願うファンの会には何者かからのタチの悪い嫌がらせが続いているという。 永神に聞いていた話と違うことを不審に思い調べるうちに、裏で利権絡みの陰謀が進行していることが判明。さすがの阿岐本も対応に苦慮するが……。 * * * * * 映画館の経営再建がテーマではあったのですが、阿岐本の活躍や日村の苦悩が少なめで物足りなかったように思いました。 日村はむしろ、暴対の仙川新係長からの執拗な嫌がらせに苦悩しており、メインであるはずの新しい職場 ( ここでは映画館 ) に「出勤」して任侠道に則ったスタンスを貫きつつ問題解決に取り組むというところが見られなかったのが残念です。 高倉健シリーズを鑑賞したことで日村ばかりか香苗まで言動が健さん化していた場面など笑えるところはあったのですが、全体的に盛り上がりに欠けたストーリーだったと思います。 次作の『任侠楽団』が非常におもしろかっただけに、ひとつ前の本作が精彩を欠いたという印象が強くなってしまった気がしました。
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任侠シリーズが好きで、でも任侠銭湯はちょっと私的には、、、だったけど、でもやっぱり任侠シリーズ気になって読んだ。 面白かった!ほぼ一気読み。 今回はそこに出向いて色んな事を立て直すって言う展開では無くて、最初はちょっと物足りないかなと思いながら読んでだけど、読み進めるにつれてこう...
任侠シリーズが好きで、でも任侠銭湯はちょっと私的には、、、だったけど、でもやっぱり任侠シリーズ気になって読んだ。 面白かった!ほぼ一気読み。 今回はそこに出向いて色んな事を立て直すって言う展開では無くて、最初はちょっと物足りないかなと思いながら読んでだけど、読み進めるにつれてこう言うのも良いなって思って来た。とにかくオヤジさんの言葉が胸に刺さったな〜。
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今回は綾瀬にある映画館の立て直しなんだけど、ちょうどその綾瀬に行ったところで驚く。すごい偶然。今回はあまり映画館自体には顔を出さないんだけどね。稔が昔はかなりすごかったんじゃないかとか、甘糟刑事がちょっと頑張ってくれたりとか、そういうところも良かったです。
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今野敏の任侠シリーズ。 特にストーリーに違いはなく、経営に悩みを抱える会社の立て直しにヤクザの阿岐本組の組長が興味を示し、なんのお金にもならない仕事を組合せあげての仕事をする話。 内容は面白く、特にヤクザなのに中間管理職のような日村の気遣いが面白い。 構成員もそれぞれに特技があり...
今野敏の任侠シリーズ。 特にストーリーに違いはなく、経営に悩みを抱える会社の立て直しにヤクザの阿岐本組の組長が興味を示し、なんのお金にもならない仕事を組合せあげての仕事をする話。 内容は面白く、特にヤクザなのに中間管理職のような日村の気遣いが面白い。 構成員もそれぞれに特技がありそれを活かした活躍が面白い。 ほっこりする任侠ストーリーってあるんだなあと毎回の思う。 次作も読みたい。
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安定の面白さ。 家でも手軽に映画を観れるようになっても、映画館で観る映画は迫力が違う! 組長の経営立て直し手腕が今回も光る!
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