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東大の先生!超わかりやすくビジネスに効くアートを教えてください! の商品レビュー

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2025/08/02

借りたもの。 現代アートについての解説と、アート思考ないし現代美学を分かりやすい言葉で解説している。 会話形式でページが進み、私たちが「今」生きている時代の「(現代)アート」は“何”なのか――“何”を語らんとしているのか――を説明している。 対話形式ゆえに、小難しい哲学的な話――...

借りたもの。 現代アートについての解説と、アート思考ないし現代美学を分かりやすい言葉で解説している。 会話形式でページが進み、私たちが「今」生きている時代の「(現代)アート」は“何”なのか――“何”を語らんとしているのか――を説明している。 対話形式ゆえに、小難しい哲学的な話――つまりこれが美学――をさくさく読み進められるような形をとっている。 そして社会生活に関わるような視点を維持しようという配慮が読み取れる。 アートが実用性が無いものであることを、踏まえた上で。 それが「ビジネスに効く」の趣旨を守っているのだと思う。 アート思考……感性を磨くって、付け焼刃な知識ではなく、積み重ねられた経験と知識なのだと思った。 濃厚な内容を、よくぞここまで簡潔にまとめたと思う。 ……著者の聞き役の人が何処まで理解できたかは置いておいて。 この本は他の“よくある”社会人向け美術解説本と異なると思う。 著者が美学……すなわち哲学の教授であることからも。 私が“よくある”と言ったのは、主にクラシックな西洋美術の歴史的背景や知識に関する解説本のこと。つまり西洋美術史。 エルンスト・H・ゴンブリッチ『美術の物語』( https://booklog.jp/item/1/4309257461 ほか )が書いた、壮大な人類史のような物語を、パラダイムシフトから、わかりやすいキャッチーな言葉でまとめていた(p.120)のがウケた! 丁度、併読していた福村国春『西洋絵画の見方がわかる世界史入門』( https://booklog.jp/item/1/4860647114 )でも指摘していた、芸術の崩壊、絵画の死……その後の世界が、現代アートだ。 アートが権威主義的(批評家が作品の価値を決める)であること、現代アートが美的な感受性や技量よりもプロモーションスキルが重要であること…… 現代アートにおける賛否両論を赤裸々に指摘している。 秋元雄史『アート思考』( https://booklog.jp/item/1/4833423367 )でも私がブチキレそうになりながら読んだ「表現の不自由展」についてのコラムあり(p.84)。 ……展示するのが「アリ」なのは“事実”なんだよなぁ。 そんな現代アートの話ばかりかと思いきや、進化論を交えて、美術史の話を駆け足に! “モテ”(武勇伝を語る)のために人は美術を描き始めた(アルタミラ洞窟壁画)。 ……それが全てではないのでは?と思うけど文字も発明されていない時代の話なので証明できない、一理ある。 ‘創作熱心なのは男、鑑賞能力が高いのは女(p.112)’ ……私は女なのでちょっと傷つくが、超えられない性差があるのは一理ある。 ……感想を書こうとすると、読んだ時のジェットコースターな気持ちが思い出された。

Posted byブクログ

2025/07/27

アートとデザインの違いと、アートの種類や変遷がわかりやすい。 革新的なこと、常識をやぶること、今の価値観を一度くずすこと、などを考えないといけない時に「アート」って思うだけで飛躍できる、そんな言葉だなと思えた。 ビジネスの場面で「アート思考で、デザインしよう」と呟くと視野が広がる...

アートとデザインの違いと、アートの種類や変遷がわかりやすい。 革新的なこと、常識をやぶること、今の価値観を一度くずすこと、などを考えないといけない時に「アート」って思うだけで飛躍できる、そんな言葉だなと思えた。 ビジネスの場面で「アート思考で、デザインしよう」と呟くと視野が広がる気がする。

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2025/04/23

アートとデザインの違いを初めて明確に理解できた。アートは既存の概念を壊す創造の源であり、デザインはその実用化。刺激材としてのアートや、効率優先の現代における“人生の本番”としてのアートに共感。ビジネスにおいてアートが注目される背景も納得でき、変化の時代における思考の柔軟性の大切さ...

アートとデザインの違いを初めて明確に理解できた。アートは既存の概念を壊す創造の源であり、デザインはその実用化。刺激材としてのアートや、効率優先の現代における“人生の本番”としてのアートに共感。ビジネスにおいてアートが注目される背景も納得でき、変化の時代における思考の柔軟性の大切さを感じた。

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2024/12/30

わかりやすくて、読みやすい。アートは絵や彫刻だけだと思っていた。漫画やポップスとの違いもわかってよかった。

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2024/11/19

日常生活がせせこましく過ぎて行く中、人生このままでいいのかな、、と思って手に取りました。 わかる人にしかわからないツウの世界だと思っていたアートの効用をわかりやすく解説していて、初心者でも、アートの世界飛び込むきっかけをくれる本です。 実利から離れることがアートの目的なのに、...

日常生活がせせこましく過ぎて行く中、人生このままでいいのかな、、と思って手に取りました。 わかる人にしかわからないツウの世界だと思っていたアートの効用をわかりやすく解説していて、初心者でも、アートの世界飛び込むきっかけをくれる本です。 実利から離れることがアートの目的なのに、これはビジネスでも大切な視点だな、、とか実利をどうしても考えながら読んでしまったので、これから鍛錬していきたいなと思いました。

Posted byブクログ

2024/11/14

アートの役割のうち、「人生の本番」を経験するため、つまり、今を生きているという自覚を高めたり、自分を見つめ直す機会を持てるのがアートという主張が刺さった。 アートとはそれ自体が目的であり、お金や効率化や成功に役立つモノではない。 それだけ聞くと虚しくなりそうだが、そうではなく、...

アートの役割のうち、「人生の本番」を経験するため、つまり、今を生きているという自覚を高めたり、自分を見つめ直す機会を持てるのがアートという主張が刺さった。 アートとはそれ自体が目的であり、お金や効率化や成功に役立つモノではない。 それだけ聞くと虚しくなりそうだが、そうではなく、今ここにいる、アートに関わる経験をしている、と意識することで、自分に目を向ける機会になる。 資本主義世界でお金や地位だけが絶対的な善とされるかのような能率本位の現代社会において、今に着目して充実した人生を積み重ねることの大切さにつながるのがアートだと感じた。

Posted byブクログ

2024/05/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

・アート=常識をブチ壊す工夫 ・美しい必要は無い ・驚きを与えて人の価値観を揺さぶる →アートとしての価値 ・閉塞感→常識の破壊 ・パラダイムシフト、イノベーションのヒント=アート ・アートとデザインの違い ・実用性から遠ざけるほどアートらしくなる ・役立つアートに名前がついてきた≒哲学 →デザイン、建築、漫画、エンタメ、、、 ・役立たない≠ 現代で実用性が見えていない ①教養として ②刺激材 ③自分に意識を向ける「人生の本番」 ④趣味、投資対象、、、 p42-教養、知識 ・ヨーロッパでは特に大人として勉強し続け教養があるのは当然 ・20世紀以降の現代作品は、まだ価値が確定していない p45-刺激 ・クリエイティブ? →ある情報が脳に入ってきたときの脳の反応の仕方 →発送の引き出し ・脳の柔軟性 ・視野の広さ ・脳は疲れすぎないように=思考の硬直化 →アートで「刺激」 ・「大衆音楽」「大衆文学」→デザインに近い ・有名絵画<無名(知らない)作品 p51- ☆人生の本番としてのアート ・最短効率が「善」で、無駄なものは「悪」? ・「いまを生きている」「自分を見つめ直す」 ・哲学的ゾンビ →自分に意識が向いていない、人間的奥行きがない ・アートは行き止まり →そのものが目的 ・能率本意=目的と手段の連載。ゴールは見えない →お金を貯めて長生きすることが人生の価値?そのあとに何がある?? ・アートの魅力「現実から分離された世界を味わうこと」 P58- ①ハイアート、ローアート ②資格、言語、聴覚 ③純粋、合成 ④純粋-応用、再現-表現(具体的-抽象的) ・アートとしての価値(いかにアートらしいか) ・現実⇔虚構(一般的) ・現実⇔アート(芸術哲学) ・現実に近い=ローアート、娯楽作品、わかりやすい ・美術、文学、音楽=三大アート ・美術=日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書(日展より) ・純粋芸術=よりアートらしい、現実から離れている ・古典も、かつては現代アートだった ・斬新!=刺激的 →ぜひ名画を生で見よう!! p70 アートの価値はどう決まる? ・作品の価値は批評家が決める →メディア、アートディーラー、コレクター、ギャラリー、他のアーティストなども ・ディーラー=コレクターに作品を紹介する人 ・株価を決めるのは市場 ・見慣れないものを、解釈を説得力のあるように言語化 ・作品に込められた哲学 は? ・古典的な名画=豊かな意味をたくさん抽出できた ・現代アーティスト→プロモーションスキルも必要に ・ルーチョフォンタナ→アートの価値とは?問い ・アートの発展=多様性への寛容の精神 p86- ・アート=高尚なもの? ・有害でも許されるのがアート ・ハイアートであるほど、高尚だと感じるのは仕方がない ⇔現実に近いローアートでは常識が揺さぶられる可能性は低くなる ・多様性を無制限に認められる=アートの世界 p100- 進化心理学とアート ・美意識=人間の根源的なところ ・モテるためにアートが生まれた‼️ →スポーツや、ギャンブルも ・生存率のためなら、お金は貯金した方がいいに決まってるのに、奢るのは……余裕をみせるため! ・多少リスクをおかしても、自分を魅力的に見せたい ・アーティスト=男性、鑑賞者=女性 が多いのも理由がつく ・ユーザー目線=デザイン は女性優位 ・ 2020-4-13

Posted byブクログ

2024/04/15

さらりと読める、アートの一側面。 ◯アートは「常識をぶち壊す工夫」「違和感を内包するもの」「いまの時代ではまだ実用性が見えていない、それでも存在できるもの」 ・現実から遠いか否か ※美しさは必須ではない ・思考の柔軟さ、視野の広さ、多面発現のきっかけ。 ・アートはそれが目...

さらりと読める、アートの一側面。 ◯アートは「常識をぶち壊す工夫」「違和感を内包するもの」「いまの時代ではまだ実用性が見えていない、それでも存在できるもの」 ・現実から遠いか否か ※美しさは必須ではない ・思考の柔軟さ、視野の広さ、多面発現のきっかけ。 ・アートはそれが目的、行き止まりであり、自分を見つめることになる。 ◯視覚芸術、言語芸術、聴覚芸術 ・触覚、嗅覚、味覚は解釈が入り込まず論理構造がはっきりしないため、アートにならない。 ・現代アートは、心に響く理由をいかに「言語化して、説得できるか」「哲学が込められるか」 →批評家、投資家が「意味」を見出すか →プロモーションスキルの一面も ・アートを育む「多様性への寛容の精神」 ・アートを進化論で捉えると、生存の余裕の誇示、「子孫繁栄」という「これ以上ないくらい実用的」なところから始まった。

Posted byブクログ

2023/01/16

ライト。三浦さんの後書きが面白い。 現代アートに入るまでが、結構、新しい知見が得られた。 ざっくり説明できるって大事な能力だな。

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2023/01/12

●アートとは常識をぶち壊す工夫 ●デザインは人の生活に入り込む、実用的なものであり、アートは人の生活とは切り離されたもので、非実用的なもの ●世俗主義 絵画は宗教普及の為に描かれていたが、17世紀頃から世俗主義が普及し、宗教から離脱した絵画が描かれる (ex)フェルメール、...

●アートとは常識をぶち壊す工夫 ●デザインは人の生活に入り込む、実用的なものであり、アートは人の生活とは切り離されたもので、非実用的なもの ●世俗主義 絵画は宗教普及の為に描かれていたが、17世紀頃から世俗主義が普及し、宗教から離脱した絵画が描かれる (ex)フェルメール、牛乳を注ぐ女 ●表現主義 19世紀、人の主観、感情にフォーカスした作品が出てくる ロマン主義とほぼ重なる系統 (ex)ドラクロワ、アルジェの女たち ●形式主義 描いた作品そのものに価値がある 現代アートはとても混沌としていて、一方向でも無いし、変化のスピードも早い 抽象絵画 (ex)モンドリアン ●手法中心主義 作品の描き方にこだわる キュビズム、ミニマリズムなど 代表的なのはピカソ ●コンセプト主義 作品の哲学に価値がある ●プロジェクト主義 作品を作る流れそのものがアート ●公共空間に設置されているアートをパブリックアート、又は、インスタレーションという

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