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山月記 の商品レビュー

4.1

32件のお客様レビュー

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2024/08/14

全然分からなかった。絵をみて終了。ねこ助だけあって子猫がすごく可愛い。 しか感想が書けない。教養のなさ。文学の道は険しい。

Posted byブクログ

2024/08/09

あらすじ、ことの他美少年だった頃の李徴が強調されててどうしたどうしたって思ったけど、ねこ助氏作画の美少年じゃ、そりゃあな…って爆速で納得した。 なるほど、人と獣の人格を擬人化して描くとこうなるのか…。 漢詩のところの演出とか、意外と絵本だからこそできる表現だなと気が付いて脱帽。...

あらすじ、ことの他美少年だった頃の李徴が強調されててどうしたどうしたって思ったけど、ねこ助氏作画の美少年じゃ、そりゃあな…って爆速で納得した。 なるほど、人と獣の人格を擬人化して描くとこうなるのか…。 漢詩のところの演出とか、意外と絵本だからこそできる表現だなと気が付いて脱帽。こりゃすごい。

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2024/05/06

絵がきれい。 「人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短い」という言葉は、ここで使われていたのか、と感動した。

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2024/04/19

その声は、我が友、李徴子ではないか。 学生時代に教科書で読んだ物語。 絵柄は美しいけれど私のイメージする2人ではなかったかな。 自尊心と羞恥心が邪魔して行動に移せないということはあるかもしれない。自分を高めるためには誰かと接しないといけないなと改めて。

Posted byブクログ

2024/04/14

「人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短い」の一文が胸に刺さりました。ねこ助さんの挿し絵も美しく、とても読みやすかったです。

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2023/12/16

図書館で見つけて、表紙に惹かれて借りてみたら、学校の教科書に載っていた話でした。 大人になった今、久しぶりに読みました。昔読んだ時よりも今のほうが、虎になってしまった李徴の気持ちがよく分かりました。 やはり教科書に乗る作品というのは、名作なのだなとしみじみと思いました。

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2023/12/16

乙女の本棚シリーズ、私に取っての2冊目。 近代文学苦手な私でも国語の教科書で読んでからずっと印象に残っている山月記。 文体は難しく見えるが物語としては非常にシンプル、でも奥深い。 虎になってしまったのは心が人ざらなるものになってしまったのだろう。いやでもそれならここまでは自省し...

乙女の本棚シリーズ、私に取っての2冊目。 近代文学苦手な私でも国語の教科書で読んでからずっと印象に残っている山月記。 文体は難しく見えるが物語としては非常にシンプル、でも奥深い。 虎になってしまったのは心が人ざらなるものになってしまったのだろう。いやでもそれならここまでは自省し気がついたのなら人に戻ってもよかろうに、とか、妻子より自分の生きた証を優先することが本当にダメなことか?など本当色々考えさせられるのです。この作品は教科書という場に本当相応しい作品。 大人になった今でもやっぱり印象は変わらなかった。 それだけに、あと、最初に読んだ秘密の物語とイラストのコラボマッチ具合がよかった故に期待値が上がってしまったのだろう、イラストの配色や雰囲気は好ましかったものの、主人公たちをインスピレーションさせる人物がどうみても女の子だったのがいただけなかった。。。虎は良かったんだけどなぁ 2023.12.15 194

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2023/12/04

なるほど。美しい。 繊細かつ大胆。 そして、挿絵ではなく、絵本ではなく、コラボ作品として、山月記から得たインスピレーションから描く世界。 山月記は、何回か読んでおり、文庫の「李陵・山月記」レビューで。 今日は、中島敦の命日で再読しました。 私の持っていたイメージとは、違ったけれ...

なるほど。美しい。 繊細かつ大胆。 そして、挿絵ではなく、絵本ではなく、コラボ作品として、山月記から得たインスピレーションから描く世界。 山月記は、何回か読んでおり、文庫の「李陵・山月記」レビューで。 今日は、中島敦の命日で再読しました。 私の持っていたイメージとは、違ったけれど、このイラストで山月記が注目されるのは、嬉しい。

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2023/11/01

何回も読んでるし文庫本もあるのに電子図書館で借りて堪能しちゃった。 美しい挿し絵。 また違った雰囲気で読み込ませます。 ちな。 漢検準1級では頻出の作品。

Posted byブクログ

2023/10/23

乙女の本棚シリーズ コンプリートしているブク友さんに圧倒されつつ、読めてなかった古典を手にする素敵な時間になるので少しずつ読もうと思う。 詩人の志半ばで失踪後に、友との偶然の出逢い。臆病な自尊心と尊大な羞恥心の所為でこのような運命になるとは。一日のうちの数時間は人間の心が還って...

乙女の本棚シリーズ コンプリートしているブク友さんに圧倒されつつ、読めてなかった古典を手にする素敵な時間になるので少しずつ読もうと思う。 詩人の志半ばで失踪後に、友との偶然の出逢い。臆病な自尊心と尊大な羞恥心の所為でこのような運命になるとは。一日のうちの数時間は人間の心が還ってくるなんて、尚更辛さが身に染みる。 月を仰いで咆哮する様子が美しく切ない。白と黒基調が交互に組み合わさった背景が不穏な文体との絶妙なバランス。獣の毛並みの筆感が素晴らしい。中性的な魅力を放つ人は生気を失った心ここにあらずといった表情。時折出てくる猫の可愛さに救われるよう。肉球の質感、人の爪先、服のしわなど、細部まで丁寧に描かれている。

Posted byブクログ