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合唱 岬洋介の帰還 の商品レビュー

4.2

84件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

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女は怖い

クラシックが好きでないと読みにくいかと思ったが岬洋介カッコイイ。友人の為に駆けつけて来るなんて‼ 渡瀬、古手川、犬養、御子柴、光崎教授など七里先生の本の主人公が沢山出てきた。 過去の事件が思わぬ展開を見せる。

のんのん

2024/10/13

『合唱』岬洋介の帰還 幼稚園で幼児らを惨殺した直後、自らに覚醒剤を注射した犯人 仙街不比等。 この事件の担当検事になった天生高春は、刑法第39条による無罪判決が下る恐れもあり、仙街の殺意を立証すべく取調べに挑むが・・・ なんと取調べ中に突如意識を失い、覚醒した目の前には、仙街の銃...

『合唱』岬洋介の帰還 幼稚園で幼児らを惨殺した直後、自らに覚醒剤を注射した犯人 仙街不比等。 この事件の担当検事になった天生高春は、刑法第39条による無罪判決が下る恐れもあり、仙街の殺意を立証すべく取調べに挑むが・・・ なんと取調べ中に突如意識を失い、覚醒した目の前には、仙街の銃殺死体があり、指紋、硝煙反応が検出され、身に覚えのない殺害容疑で逮捕されてしまう。 しかも、担当検事は、岬恭平! そんな天生を救う為、あの男"岬洋介"が帰還する。 ピアニストとしてではなく、弁護士? この作品は、中山先生のファンなら、ぐうの音も出ない作品だと思います。 中山作品のあの弁護士、この刑事、あちら解剖医チーム、こちらの鑑定士と声を揃えて大合唱という具合、もちろんタクトを握るのは岬洋介! 前半は、事件のあらましと検事の仕事の解説っぽい内容かなぁと思いきや、中盤"岬洋介"の登場から、ページをめくるスピードが三割増! 作品タイトル『合唱』は、まさに中山作品の花形スターの大合唱でありました。 ミステリーの仕掛的には、当初から犯人の目星は付くものの、動機と方法が分からないというものですが、そこは探偵役"岬洋介"がしっかり美味しいところを持っていきます。 このシリーズの最後?を飾るべき非常に興味深い法廷を舞台にした作品でした。

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2024/05/09

最高。 中山作品の主役たち、大集合。 ヒーロー大集合っ!という雰囲気。 色々な中山作品を読んでからこの本と出会えて良かった。 ストーリーも先がよめてはいるものの、飽きさせない展開で、何より紅白歌合戦のようでクセ強人物達が各々大活躍でファンとしては最高の作品でした。

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2024/04/26

中山七里ワールドのオールスターが勢揃い。もうそれだけで嬉しい。いろんなシリーズを読んできたからこそ楽しめる。そしてもっと読みたい気持ちにさせられる。中山先生、うまいなぁ。 御子柴先生が岬洋介のことを“真摯で老獪”と言ってたけど、まさに!って思った。

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2024/01/15

SL 2024.1.13-2024.1.15 全員集合。オールスタースペシャル。 岬洋介が御子柴礼司に天生の弁護を頼むとは。それだけでこの作品好き。 作者が自分の登場人物で思いっきり遊んでいるようで、どこを読んでいても楽しい。 あの御子柴も、あの渡瀬も、あの光崎教授も岬洋介のため...

SL 2024.1.13-2024.1.15 全員集合。オールスタースペシャル。 岬洋介が御子柴礼司に天生の弁護を頼むとは。それだけでこの作品好き。 作者が自分の登場人物で思いっきり遊んでいるようで、どこを読んでいても楽しい。 あの御子柴も、あの渡瀬も、あの光崎教授も岬洋介のために動いて、なんだか岬恭介がかわいそうになってきた。

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2023/11/06

とても豪華なラインナップ。古手川刑事、渡瀬警部で始まり次から次へとお馴染みの方々が登場し、内容よりもそっちにワクワクしました。御子柴が弁護するだろうとは予想もつくけど父子対決の見どころがちゃんと残されていました。ページ数も残り少なかったので一方的だったけど…。犯人は最初からその人...

とても豪華なラインナップ。古手川刑事、渡瀬警部で始まり次から次へとお馴染みの方々が登場し、内容よりもそっちにワクワクしました。御子柴が弁護するだろうとは予想もつくけど父子対決の見どころがちゃんと残されていました。ページ数も残り少なかったので一方的だったけど…。犯人は最初からその人しかいない展開であったので、謎解きよりもそこへ終結するまでの豪華なラインナップを楽しむ作品でした。

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2023/07/02

2023年7月2日  意外ない展開。 シリーズだったのね。 知らずに読んだけど、親交の経緯はわかったし、洋介の人柄も理解できた。 法廷闘争が大変。手の内を整えて、出すタイミング、順番も計算しておくのだな。 39条の法律により、不起訴処分になる恐れ。冤罪を起こす土壌、人が人を裁く難...

2023年7月2日  意外ない展開。 シリーズだったのね。 知らずに読んだけど、親交の経緯はわかったし、洋介の人柄も理解できた。 法廷闘争が大変。手の内を整えて、出すタイミング、順番も計算しておくのだな。 39条の法律により、不起訴処分になる恐れ。冤罪を起こす土壌、人が人を裁く難しさがみにつまされる。

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2023/06/03

容疑者殺害の疑いをかけられた同期の天生検事を救うべく岬洋介が帰還、父である岬恭平と対決する。渡瀬・古手川刑事コンビ、解剖の権威光崎教授、犬養刑事、御子柴弁護士、氏家鑑定人中山七里オールスターの登場。結末は何となく予想していたがそこに行きつくまでのわくわく感がたまらない!

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2023/04/07

岬シリーズだけど、ピアノ演奏シーンはない。 御子柴弁護士や渡瀬警部、犬養刑事など他シリーズの登場人物がでてきて、そういう面での「合唱」なのか!と。

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2023/03/04

劇場版オールスタースペシャル、って感じ。だからこそ、今回はピアノの音に合わせた感情の起伏を個人の視点から描かれるのではなく、全ての人間が各々のパートを担いながら目前の謎を解明しようと、合唱、していた。 まだまだ七里さんの作品を読めていないが、御子柴も犬養も光崎も古手川も同じ世界線...

劇場版オールスタースペシャル、って感じ。だからこそ、今回はピアノの音に合わせた感情の起伏を個人の視点から描かれるのではなく、全ての人間が各々のパートを担いながら目前の謎を解明しようと、合唱、していた。 まだまだ七里さんの作品を読めていないが、御子柴も犬養も光崎も古手川も同じ世界線で存在していて、それぞれ物語のメインキャストを担っている。これは岬洋介シリーズというよりは七里さんの一つの終着点のような気がしなくもない。けれども、そんなこと関係無しに次々と面白い作品を生み出してしまうんだから凄い。こんなオールスターの中でもやっぱり、岬洋介は主人公なのである。天性なんだろうな。 あまりも地名やらその描写やらが身近過ぎて、七里さんってこの辺に在住中?と思ってしまった。

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