航空自衛隊 副官 怜於奈 の商品レビュー
「航空自衛隊 副官 怜於奈」2020(令和2)年4月発行 シリーズ第一巻。 ミリタリー小説。 小説発行時は 第4次安倍第2次改造内閣 (2019年(令和元年)9月11日から 2020年(令和2年)9月16日まで) 防衛大臣は河野太郎。 2020年6月15日、配備が決定していた...
「航空自衛隊 副官 怜於奈」2020(令和2)年4月発行 シリーズ第一巻。 ミリタリー小説。 小説発行時は 第4次安倍第2次改造内閣 (2019年(令和元年)9月11日から 2020年(令和2年)9月16日まで) 防衛大臣は河野太郎。 2020年6月15日、配備が決定していた陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を、マスコミを通じて国民の不安をあおることで中止に持って行った人物である。 この後、菅・岸田・石破と国家安全保障が急速に疎かになっていく。 なお河野太郎は、その後はさすがにほぼ入閣はない。〇〇担当大臣とかデジタル大臣とかやらされることもあるが、評判は悪い。 小説に海上保安庁の名前も少し出てくる。ここを統括する国土交通大臣は公明党議員「赤羽一嘉(あかばかずよし)」(兵庫2区(神戸市の兵庫・北・長田区、西宮市の山口・塩瀬地区)) 彼は新幹線のぞみのグリーン席に乗車した際に購入した炭酸水について、2025年2月16日に以下のようにXにポストし、批判されて翌日削除した。 「のぞみで炭酸水を注文。値段は通常価格の1・5倍以上高い160円! 車内レートかとブツブツ呟いていたら品物登場。ナ、ナ、ナント、300ミリリットルのミニサイズ。酷いな~ 二度と買うことはないでしょう。それにしても、JR東海のサービスの概念はどうなっているのでしょう」 国会議員は新幹線のグリーン席に無料で乗車できるパスをもっているのだが、自分が飲む水160円でさえ自腹では払いたくなかった模様。人の欲には限りはない。 2023(令和5)年の再編のため、小説中の 「第五高射群(五高群)」は「南西高射群」に改称されている。 沖縄の自衛隊施設の名称を少しおぼえた。
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女性幹部自衛官である斑尾怜於奈が『副官』として働く姿を描いた作品。カバー絵とは異なり、内容はコテコテの自衛隊話が満載です。元幹部自衛官の筆者ならではです。
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著者初読。航空自衛隊那覇基地第五高射群に所属する斑尾怜於奈二等空尉が主人公。自衛隊には「副官」と呼ばれる職種があり司令官の秘書的な仕事を行う。それの候補になった怜於奈は内心では拒否するものの結果としてなってしまう。その副官のお仕事小説。物語自体は終始穏やかに進んでいくけど著者は自衛隊に所属されていたという事でなかなか迫真に迫る緊迫感というか雰囲気が物語全体に漂う。そして沖縄メディアの問題や中国との関係も描写あり、たいへん面白く続きがありそうな終わり方だったので、続編があればそちらも読んでみたいと思う。
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航空自衛隊那覇基地に勤務する斑目怜於奈は高射運用幹部。部隊経験のなかで一通りの経験を重ねミサイル運用に関してある程度の自信がついた油の乗ったタイミングで副官をやらないかと提案された。戦術的な技術と知識を極めたい怜於奈は気が進まなかったが上司に半ば強引に面接に行かされる。 南西空新...
航空自衛隊那覇基地に勤務する斑目怜於奈は高射運用幹部。部隊経験のなかで一通りの経験を重ねミサイル運用に関してある程度の自信がついた油の乗ったタイミングで副官をやらないかと提案された。戦術的な技術と知識を極めたい怜於奈は気が進まなかったが上司に半ば強引に面接に行かされる。 南西空新司令官の溝の口空将に仕え、恒常業務をこなす一方で司令官の愛人?事件や地元マスコミの嫌がらせ報道などに遭遇する。 新たな分野の仕事を覚えるうちに、沖縄に存在する自衛隊、米軍と地元民の関係について、司令官と同じ目線でその存在を見つめ直すことになる。
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突如の副官辞令。 お断りしたというのに、決定してしまった辞令。 縦社会なので、会社と違って拒否権なし、というのが ちょっと辛い所です。 新米というのはありますが、自衛隊なので 案外分かりそうなものなのに、という変更も スルーしてしまっている主人公。 いっぱいいっぱい感はありま...
突如の副官辞令。 お断りしたというのに、決定してしまった辞令。 縦社会なので、会社と違って拒否権なし、というのが ちょっと辛い所です。 新米というのはありますが、自衛隊なので 案外分かりそうなものなのに、という変更も スルーしてしまっている主人公。 いっぱいいっぱい感はありましたが なかなか、皆様に迷惑かけてみたり。 場所が場所なので、そういう問題も出てきますが ちょっと、そちら方面が濃い感じがします。 ここを立てたかった、のでしょうか?
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司令官付の副官に任命された女性幹部自衛官。舞台は沖縄という軍事的にも住民感情的にも難しい設定が、最初の司令官とのエピソードの伏線なのだろう。自衛隊も含め国家公務員にはエリートを育成する土壌がある。この物語は、そんなエリートが特技(特殊技術)の志向とは反する副官として、失敗しながら...
司令官付の副官に任命された女性幹部自衛官。舞台は沖縄という軍事的にも住民感情的にも難しい設定が、最初の司令官とのエピソードの伏線なのだろう。自衛隊も含め国家公務員にはエリートを育成する土壌がある。この物語は、そんなエリートが特技(特殊技術)の志向とは反する副官として、失敗しながら成長していくものなのだろう。組織を代表する長の秘書的立場というのは、経験したくてもできない人が多いものだ。普通に仕事をしていては見えない景色がそこにある、ということを私も経験させてもらったので、読んでいて首肯できる部分が多かった。
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先日、読売新聞で、防衛大学校の学生の中途退学と任官拒否の数が激増との記事を読みました。国防の任に向かない学生は仕方ないですが、戦争を抑止するため、学業、訓練、人格形成に励んでいただきたいと思います。数多久遠(あまたくおん)、元航空自衛官、初読み「航空自衛隊副官 怜於奈」、2020.4発行。二等空尉の女性自衛官が沖縄、南西航空方面隊司令官(空将)の副官として勤務する様子を描いた書です。勤務内容そのものの話で、メリハリ、躍動感がなく、半分ぐらいで読むのを止めました。説明が多すぎる気がしました。
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表紙に描かれた絵から、おちゃらけた内容かと思いきや(じゃっかん、ポップであるのは否定しませんが)、意外にまじめに航空自衛隊司令官の副官を描いたお仕事小説になっています。 舞台が、南西航空方面隊というのも興味深いです。中国への対処もあり、米軍との折衝もあり、他の方面隊よりも、物語...
表紙に描かれた絵から、おちゃらけた内容かと思いきや(じゃっかん、ポップであるのは否定しませんが)、意外にまじめに航空自衛隊司令官の副官を描いたお仕事小説になっています。 舞台が、南西航空方面隊というのも興味深いです。中国への対処もあり、米軍との折衝もあり、他の方面隊よりも、物語として描けるエピソードが多そうなところだとおもいます。 いまのところ、3巻まで出ているようなので、続きを読んてみたいですね。
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表紙よりもお堅めなお仕事小説。 作者さんが元自衛官だけあって、細部にわたった自衛隊の内部描写がなされています。 難しい話が苦手なわたしにとってギリギリのお仕事描写。これ以上自衛隊の説明が詳しくなるとギブアップかなぁという絶妙なところで描いてくれています。 なのでわりとお仕事でも人...
表紙よりもお堅めなお仕事小説。 作者さんが元自衛官だけあって、細部にわたった自衛隊の内部描写がなされています。 難しい話が苦手なわたしにとってギリギリのお仕事描写。これ以上自衛隊の説明が詳しくなるとギブアップかなぁという絶妙なところで描いてくれています。 なのでわりとお仕事でも人間関係のお話とか、基地外のお話とかはページをめくる手が早くなりました。 秘書にあって秘書にあらず。自衛隊という特殊な世界のことを知れたのは物珍しく新鮮でした。
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借りたもの。 元航空自衛官が書いた小説との事で、自衛隊の平時での日々の業務(雑務?)、現行の組織やシステムの話が垣間見れる。 舞台は沖縄。 米軍(自衛隊も含めた)基地問題も絡んで、日本の国防について本音とタテマエがギスギスする沖縄基地の姿が仄めかされる。 大仏見富士『自衛隊入隊...
借りたもの。 元航空自衛官が書いた小説との事で、自衛隊の平時での日々の業務(雑務?)、現行の組織やシステムの話が垣間見れる。 舞台は沖縄。 米軍(自衛隊も含めた)基地問題も絡んで、日本の国防について本音とタテマエがギスギスする沖縄基地の姿が仄めかされる。 大仏見富士『自衛隊入隊日記』( https://booklog.jp/item/1/4054066704 )は曹士の平時の日常(訓練)の様子が主体だったが、こちらは官の視点。 専門性を極めて部隊に配属されることを望む主人公・斑尾怜於奈は本人の希望とは異なる「副官」に配属される…… 日々の業務から、副官は司令官の秘書のような立ち位置だと伺える。 かつ、組織全体の仕組みが把握できる立場――ひいてはそういった立場に就く優秀な人材なのだろう。 沖縄が抱える「基地問題」の鬱憤が爆発した、一九九五年の米兵による少女暴行事件についてもちょっと書かれていて、日米地位協定(当時のこれのせいで横暴だった印象)の運用見直しがあったことを知る。 ここから始まった基地反対運動と現在まで続く普天間基地移設問題が根深いのは言わずもがな。 それでも日本防衛に米軍の存在が“欠くことができない”ことを肌で感じている自衛官の視点が書かれている。 そのジレンマと、基地問題が沖縄を二分し、今もくすぶっている事実が伝わってくる。 米兵の犯罪について、米軍側がどういう改善・配慮をするようになったかは言及されていなかった。 私は『物語上の人間関係のゴタゴタなんて、興味ないな…』と思って読んでいたが、登場人物の会話の中で、それらが語られた。 副官の仕事でバタバタしていたのは、訓練の調整よりもマスメディア対策な印象…… 北朝鮮がミサイル撃ったり、そんな時に災害救助要請があったり、尖閣諸島のことがあったり……その下手したら一触即発の状態の中でさらに訓練中の事故対応に対する発表に神経をとがらせている事が伺える。 特に左派系メディア――作中ではもう沖縄〇イムスが名指しだったけれど(沖縄って左派メディアしか無いよね…)――の事実の歪曲ともとれるインタビューへの苛立ちがピリピリと伝わってきた。 P-3描写、大活躍。
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