逆ソクラテス の商品レビュー
親、先生の指導等に対して出来ない子供に対する躾はどうあるべきか。「ガツンと態度と言葉で言い依る」のが教訓になり素直に従うようになる、と言う説。一方はなるべく穏やかに言いくるめていく方法だ。昔は厳しい姿勢で先生と生徒、コーチと選手など厳しい練習をしてきたが、現代はハラスメント的な保...
親、先生の指導等に対して出来ない子供に対する躾はどうあるべきか。「ガツンと態度と言葉で言い依る」のが教訓になり素直に従うようになる、と言う説。一方はなるべく穏やかに言いくるめていく方法だ。昔は厳しい姿勢で先生と生徒、コーチと選手など厳しい練習をしてきたが、現代はハラスメント的な保護もあり穏やかに指導する方法を取るのが教える者の姿勢となる。現代、「叱る・怒る」は逆効果にもなる、とも言う。 生涯、親から甘やかされて突然叱られると子は萎縮しながら取り返しのつかない別行動を起こす、事もあると言う。教育、訓練、指導など人それぞれだが、現代っ子は「体罰を含めた叱られるという体験が親からも無い」のだ。ましてや他人からの体罰などは「逆恨み」する者もある。この小説は「教育者の立場」と言うものを微妙な感性で捉えており、生徒の感情、姿勢など微妙な変化を監視的に見続ければならない指導者は大変であり、教科書に無い指導要領は実務的にはさらに苦労がある、と思う。 エピソード「桜の木を切ったワシントン大統領」の話(素直に謝ることで褒められた:正直ものは得をする、正直ものは損をするが現代なのかもしれない)
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とても爽快感のある作品。 どの短編も上手に構成されていて、前述されている内容が後半のメタファーになってることが多い。とても読みやすい文章であるため、初めて読書をする人への導入として勧めることができる。 最後の家電量販店の人、本当に良かった。
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主人公が小学生の話の短編集。 小学生の時に感じていた、理不尽な先生、頼りない先生、あたまごなしに怒る先生、いい先生、色んな先生がいたことや、親の言っていることを大切な教訓として持っていること、走るのが速いことがステータスだったこと、いじめっ子がいたことなど、子供の頃の忘れていた記...
主人公が小学生の話の短編集。 小学生の時に感じていた、理不尽な先生、頼りない先生、あたまごなしに怒る先生、いい先生、色んな先生がいたことや、親の言っていることを大切な教訓として持っていること、走るのが速いことがステータスだったこと、いじめっ子がいたことなど、子供の頃の忘れていた記憶が蘇った。 どの話も面白くてスッキリする感じがある。
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面白く読めた。 読者を選ばない、誰にも受け入れやすい作品ではないか。反面、少し物足りなくもあるかな。 子供達が遭遇する様々な出来事に、優しく押しつけのない教訓が散りばめられていた。 ふと、次の日だれかにその教訓を述べていたとき、この本が自分に入ってきやすいものなのだと思った。
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好みの問題だけど、自分にはハマらなかった でも、僕はそうは思わないって言葉はいいな。と思い、その部分だけ子供にも読ませた。
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ちょっとませており知恵のある小学生たちが、ちょっとした冒険をしたり、悪人とまでいかないけどいけすかない人を懲らしめるのを見るとスカッとする。 他人に否定されたり馬鹿にされたり時に「僕はそうは思わない」と思えるようになりたい。
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少年たちの世界が少しずつ広がっていく物語が5篇。子供の成長に喜びと寂しさを感じる、卒業式の時のような感情になり涙が。伊坂作品らしい繋がりと伏線回収も最高でした。
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子どもの時代の話ですが。 私が子ども時読んでも理解できないと 思いました。 それぞれの話は考えが深かった。
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一章ごとに作者の伝えたいトピックが込められており、満足感のある内容だった。子供ならではの視点など興味深い内容であった。
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