科学的に考える子育て の商品レビュー
簡潔に分かりやすくまとめられていてとても読みやすい。 実践するにはやや抽象度が高いと感じるが、実行に移すことを考えることや、そのヒントには十分に足る内容だった。 今の課題を明確にしたうえで読むとより良いと思う。 ABC分析はかなり使えそうな気がします。
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子供が生まれて効率よく効果的な育児がしたいと思い読みました。 理屈っぽく難しいのかと思いきや読みやすかったので集中するとあっという間でした。 7章と8章が特に興味深かったです! これからの子育てに活かしたいと思います。
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抑制脳を育てると、学業成績がよかったりスポーツで成功したりする子になることが多い。それは、学力を高めるには自分をコントロールして勉強しなければならず、スポーツやその他のことも、何かをやり遂げるためにはさまざまな欲望を抑制し、しなければならないことに集中する必要があるから。そして、...
抑制脳を育てると、学業成績がよかったりスポーツで成功したりする子になることが多い。それは、学力を高めるには自分をコントロールして勉強しなければならず、スポーツやその他のことも、何かをやり遂げるためにはさまざまな欲望を抑制し、しなければならないことに集中する必要があるから。そして、抑制できる子どもは、言葉の発達も良好で、言葉を十分に発達させるように支援すれば、抑制できるようになる。 また、夢を追うリスクも納得。野球選手になりたければ、野球を軸に縦に関係のあるしこに伸ばしたり、野球に関係ない仕事に横に伸ばしたりと用意して、一つの夢にかけすぎないでさまざまな夢のバリエーションを用意しておくと良いということが大切である。
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子育てというと、経験談が重視されて、スマホ子育てがなぜダメなのか、どんなほめ方がいいか、叱り方がいいかと、その理由を聞かれてもうまく説明できない。 この本はそんな子育てのなぜに対して、わかりやすく話してくれる。 だれかに説明する時の種本として役立ちそう
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成功のカギは「実行機能」にあり。 子育てに関わらず大事なことだなと、腹落ちした。仕事ができる人は家事能力が高い、と。私は専業主婦でありながら、家事は誰でもできる、と思ってしまっていた節がある。でも、実行機能を高めるトレーニングと思って仕事のように取り組もうと思った。育児に関しな...
成功のカギは「実行機能」にあり。 子育てに関わらず大事なことだなと、腹落ちした。仕事ができる人は家事能力が高い、と。私は専業主婦でありながら、家事は誰でもできる、と思ってしまっていた節がある。でも、実行機能を高めるトレーニングと思って仕事のように取り組もうと思った。育児に関しないことを学んだ本だった。
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タイトルが「科学的」と書いてありますが、内容はまったく科学的ではなく、筆者の個人的な体験からの一般化という科学とは全く逆ぅ。 使えない。
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子育て中の方みんなに読んでほしい本のひとつです。 科学的と名打つだけあって、どの章も説得力があり参考になる内容でしたが、私がもっとも心に残った章は「第2章 結局、「叱る」は大人の負け」でした。 結局、大人の負け。 なんだかこのタイトルを読むだけで、叱るのに労力を割くのをや...
子育て中の方みんなに読んでほしい本のひとつです。 科学的と名打つだけあって、どの章も説得力があり参考になる内容でしたが、私がもっとも心に残った章は「第2章 結局、「叱る」は大人の負け」でした。 結局、大人の負け。 なんだかこのタイトルを読むだけで、叱るのに労力を割くのをやめてしまいそうです。この章の中身を読むともっとその気持ちは強くなります。この本を読んでから、子どもを叱りそうになったとき、一旦少し立ち止まることができ、結果的に少し落ち着いて話すことができるようになりました。 今までなんとなく叱っていましたが、なぜ叱ることに意味がないのかという科学的な理由を知っただけで、人はこうも自分の行動を変えることができるのかと自分でも驚いています。 何か行動を起こす時、納得して行動する、ということがいかに大事かということなのかもしれません。 この本では簡単にですが発達障害のある子どもについても触れています。私の子どもたちはまだ小さく、今のところそういった障害の有無は分かりません。しかし、世の中でこれだけ問題になっていることですから、たとえ自分の子どもに発達障害がなかったとしても知っておくことは必要だと思っています。 専門書を読むのほどではない方も、この本を読むだけでもその子どもたちの大変さがわかると思います。 文章はとても読みやすく、どの章も参考になりました。ぜひ子育て中の方に読んで欲しい1冊です。
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学校は社会の縮図ではなく特殊な環境。苦手なことも無理やりやらせて、皆同じ制服を来ていかねばならず、よく分からない校則を守らなくてはいけない。この、変化の激しい、多様性が認められつつある昨今、すべてが一律でなくてもよくて、外の世界からの影響が増えた方が、変化に対応できる人が育ちそう...
学校は社会の縮図ではなく特殊な環境。苦手なことも無理やりやらせて、皆同じ制服を来ていかねばならず、よく分からない校則を守らなくてはいけない。この、変化の激しい、多様性が認められつつある昨今、すべてが一律でなくてもよくて、外の世界からの影響が増えた方が、変化に対応できる人が育ちそう。
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子供が悪いのではなく、大人が合わせるべきという点は一貫している 些末だが、エビデンス掲げている割に近年否定されたマシュマロテストを挙げているのが惜しい
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和久田先生のエッセンスが詰まっているような本。 ○子どもに早い段階で非認知スキルを育てることがなにより重要。 子どもの将来の成功は非認知スキルにかかっている。 非認知スキルとは ・自己効力感 ・社会性 ・自己コントロールスキル 友達と仲良く 一つのことを丁寧に いつも機嫌がい...
和久田先生のエッセンスが詰まっているような本。 ○子どもに早い段階で非認知スキルを育てることがなにより重要。 子どもの将来の成功は非認知スキルにかかっている。 非認知スキルとは ・自己効力感 ・社会性 ・自己コントロールスキル 友達と仲良く 一つのことを丁寧に いつも機嫌がいい テストの点数につながるような認知スキルがあまりなくても、こんなことができていれば幸せな未来を実現する可能性が高くなる。 だから、基本は がんばりを認める 成し遂げたことの喜びを味わわせる 子どもの自己効力感をそだてる ①ほめるの技術 4つが重要。 ・即時性 すぐほめる ・明示性 相手に伝わるように ・具体性 どこを褒めているのか明確に ・多様性 いろいろな方法で 多様性はたとえば、 みんなの前でなら名誉 違う人から褒められたりするのも別の刺激になる ②行動の動機付け 何か行動を起こすのは、次の何かを得るため ・注意喚起 見て見て! ・要求 ○○がほしい! ・逃避 やりたくない! ・感覚刺激 気持ちがいい! この中で一番多いのは注意喚起。みんな注目されたい。毎回でなくても注目されると嬉しいから強化される。 好ましい行動をしたときには、すぐに注目する。声をかけるだけが注目でない。近寄ってニコ!でも相当の効果あり。○○してるね♪やってることをそのまま言うだけでもよい。まだよくできてないときには、注目を増やす。時々しっかりほめる。 ③困難なことに対してやる気をもたせるには。 学習性無気力。ネズミの話。サーカスの象。 無気力になった子を改善するのは難しい。 大事なのは、 【挑戦する行動】 をほめること。 最後までがんばったね! そのがんばりがすばらしい! こういう工夫をしているんだね! よくみてなきゃできない評価よね。そこに愛も感じるんだろうなあ。 ④思春期の話 脳は3階建て 1階→古代の脳 生存維持 2階→古い脳 大脳辺縁系 アクセル やりたい、ほしい、こわい、うれしい、不安、など 3階→新しい脳 大脳新皮質 ブレーキ(抑制) やめとけ、あとで、作戦を立ててから、落ち着いて 思春期は、大脳辺縁系が強くて大脳新皮質が弱い。だから、抑制がきかない。 抑制には、言葉が関係している。(後で) ⑤夢問題 一つの夢に全てを賭けるのは、リスクが大きすぎる。縦、横に広げておくのがベター。 これはいい話。
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