科学的に考える子育て の商品レビュー
子育て、教育とは『不適切な行動を減らし、適切な行動を増やすこと』が面白かったですね…あと章タイトルが上手い
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http://www.pet-honpo.com/books/pet/post-274/ , http://kodomolove.org/ , https://www.trusteo.org/
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「科学的」というけれど、かなりかみ砕いて書かれていて、分かりやすかった。 「科学的」というのは、感情やイメージ、経験則で語るのではなく、 しっかりとデータをとり統計的に見てみること。 または論理的に考え導き出すこと。 なのだな。 たしかに、教育は家庭教育を含むとほぼ全員が受け...
「科学的」というけれど、かなりかみ砕いて書かれていて、分かりやすかった。 「科学的」というのは、感情やイメージ、経験則で語るのではなく、 しっかりとデータをとり統計的に見てみること。 または論理的に考え導き出すこと。 なのだな。 たしかに、教育は家庭教育を含むとほぼ全員が受けてきているものなので、 経験則で語られやすいというのは納得。 そして、学校の先生や文科省の役人になるような人は、 その時点で学校教育や学校生活をうまく乗り越えてきた人たち。 だから彼らが学校教育のシステム自体を大きく変えよう! となることは少ない。 日本の公教育にも、科学的な視点やデータがもっと反映されるといいと思った。
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論理的に話を組み立てて、バイアスのかかっている、我々の子育てに関する思い込みを解消してくれる本です。 P27 自己効力を奪う方法 ・子供をロボットのように扱い、指示ばかりして わざわざうまくいかないところを見つけて叱る。 ・やっても褒めてくれないくせに 少しでもう...
論理的に話を組み立てて、バイアスのかかっている、我々の子育てに関する思い込みを解消してくれる本です。 P27 自己効力を奪う方法 ・子供をロボットのように扱い、指示ばかりして わざわざうまくいかないところを見つけて叱る。 ・やっても褒めてくれないくせに 少しでもうまくいかないことがあると叱られる。 「しぶんはやれるぞ!」 「がんばればなんとかなるぞ」 という気持ちを育てるには 「うまくいった(たとえ失敗があったとしても)」 「がんばればなんとかなった」 のような経験が必要。 子どもたちの将来の幸せを実現させるためには 私たち大人はもっと子供の頑張りを認め、 (多少の失敗には目をつぶり) 成し遂げたことの喜びを味合わせた方が良い。 その子の得意なことに目を向けて 「できた」という経験を多くさせて 「自分はできる!」という自己効力感を 身につけさせるべき あくまでも自己効力感を育て、 非認知スキルを高めることこそ大事だと考えるべき。 P57 「ほめる」技術 【即時性】対象となる行動のすぐ後にほめる 【明示性】「ほめる」ことをしていると、 相手に明確に伝える。 【具体性】良い行動の内容を具体的にほめる 【多様性】いつも同じではなくて、 さまざまなやり方でほめる P63 「ほめる」の基本は”注目” P67 大切なのは「即時の注目」 ときどきしっかりほめることが重要。 そうなると、いつもほめなければならない子供、 になることはない。 ★★★「ほめる」は即座に行う。 「ほめる」の結果はすぐにでず、 ゆっくりとした行動変化に現れる。 一方、「叱る」の結果はあっという間に出る。 とくに厳しく叱れば叱るほど、 子どもは一瞬にして大人の言うとおりになる。 ただ、 「叱る」の効果はすぐに出るが、すぐに消える。 むしろ副作用が多い。 「褒める」の効果はゆっくりと現れるが、 行動変化としてしっかりと定着する。 本当の教育、子育ての成功に結び付く。
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