恋に至る病 の商品レビュー
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読んだ!最後の聴取室での展開が好きだった.やっぱり表紙のイラストを含めて佼しいなぁと思うなどした.人間味を完全に消すのは色々複雑な気持ちにはなった. ところで、偽青い蝶も彼女の指示だったのが示唆されてる??
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150人以上の被害者を出した、自殺教唆ゲーム『青い蝶』のマスターは、誰からも好かれる完璧な女子高校生、寄河景だった。 彼女の本性を知った、宮嶺望は、それでも、彼女を守るヒーローになると約束する。 「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」と、彼女を見守る宮嶺。 読んでる...
150人以上の被害者を出した、自殺教唆ゲーム『青い蝶』のマスターは、誰からも好かれる完璧な女子高校生、寄河景だった。 彼女の本性を知った、宮嶺望は、それでも、彼女を守るヒーローになると約束する。 「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」と、彼女を見守る宮嶺。 読んでるこちらの心が冷えてきて仕方がなかった。
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あー、この作品好き、好きすぎる 自分の趣味嗜好に深く刺さりました 星5評価をつけたんですけど、これ『圧倒的名作、みんな読んで!』ってタイプと『決して大々的にオススメはしないし作品の瑕疵を挙げろと言われたらいくつか思い浮かぶけど、そんなのどうでもいいくらいに個人的に大好き!!!』...
あー、この作品好き、好きすぎる 自分の趣味嗜好に深く刺さりました 星5評価をつけたんですけど、これ『圧倒的名作、みんな読んで!』ってタイプと『決して大々的にオススメはしないし作品の瑕疵を挙げろと言われたらいくつか思い浮かぶけど、そんなのどうでもいいくらいに個人的に大好き!!!』の2パターンあると思っていて、そしてこれは後者パターンの作品なんです その中でもかなり上位の 心の中では星6とか星7とか、なんならもっともっと、それくらい大好きです 宮嶺が寄河景をそんな風に愛してしまったように、的な……? ネタバレ有りで感想を書くと際限なく書いてしまいそうで、あえてネタバレ無しにしているくらいに好きです(笑 のでネタバレ無しで書きますが、あとがきで斜線堂先生が記されていた「この物語の核となる謎」については、自分の中で答えがちゃんとでています この後みんなの感想を読むのが楽しみです! 最後に物語とは関係のない話を一つ 本作は、実際にあった『青い鯨』事件を参照して書かれているんですが(参考文献にもちゃんと明記されてますね)、読み終えて改めてこの『青い鯨』について検索してたんですよ そうしたら、『青い鯨』ってのはただの直訳で、本当は blue whale=シロナガスクジラ なんですって!いやービックリ! 気になって作中の『青い蝶』もいろいろなパターンで翻訳かけてみたんですが、これに関してはそのまま『青い蝶』という意味でとらえて大丈夫っぽいです、たぶん
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読み終わった後の余韻が苦しい… 景が、女の子の凧を隠したのは自分だとカミングアウトしたところが一番ゾッとした。 最後の解釈は、作中で明確な判断要素がないように思うので二つに分かれそう。 宮峰の適性を見抜いて、根津原にいじめさせるように仕向けたのも景だったのか、ずっと大切に持ち歩くくらい宮峰のことを本当に好きだったのか、モヤモヤが残る… 個人的には、景の「やっぱりそうか」で、こうなることを予想してたとしたら、ポケットにそれを仕込んでおいて、その後宮峰にみられることも想定内だったのでは…と思えてしまう。 宮峰が自身を「地味な男」と評価するのに対し て、景や女刑事には宮峰が「綺麗な顔」に見えてるそのギャップが面白い。自分の魅力に気づいていないところが、良いヤツだなと思う。 宮峰が周囲には魅力的な男性として映ってたんだとしたら、景は普通の女の子みたいに宮峰のことを好きだったのかもしれないとも思う。景が「私がふつうの女の子だったら、」と言うセリフも本心に思える。そうだったらいいなと思う。
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タイトルから想像していたお話とはだいぶ違った。 魅力的な容姿と成熟した精神で小学生の頃から周囲を惹きつけ、操縦して円滑な人間関係を構築していく寄河景。彼女が主人公のために小学生でありながら殺人を犯し、逃げおおせ、高校生になってからは百名以上を死に至らしめるゲームを主催することになる。自殺ゲームである「青い蝶」は、「ブルーウェールチャレンジ」が元ネタだと思われる。 寄河景はサイコパスだと思われるけれど、主人公に語る理想や表出している善性、主人公への愛情が本当なのか、それとも主人公を利用するためだけの嘘なのかがわからない。想像の余地があるということなのだろうけれどね。
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ティーンでも読めそうな一般的な語彙と、あまり複雑ではないストーリーで最初はあまり期待していなかったけれど、読み進める手が止まらなかった。 景が学校一の優等生から人の心などない大量殺人鬼である恐ろしい人間だと判明していくグラデーションにドキドキした。 景の言動のどこまでが本当でどこからが嘘なのか全く分からないが、彼女は自分の作ったブルーモルフォに殺されたことだけは間違いない。 ブルーモルフォは100%悪であり、景にはただバチが当たっただけだ。 もしかしたら根津原に宮嶺をいじめさせたのも景なんじゃないかと思わせるほど彼女は簡単に人を操り、サラッと嘘を述べる。 小学生の頃から宮嶺への洗脳も始まっていた。 景は宮嶺が彼女に負い目を感じるようにストーリーを作り上げ、宮嶺はただのイエスマンにさせられた。 景が死んだ後さえ洗脳は解けない。 本人が死んだのなら何を暴露してもいいはずなのに、何がそんなに彼を頑なにさせているのだろうか。 仮に景が犯人だと打ち明けてしまうと、宮嶺が彼女と過ごした美しい日常は全て無意味なゴミのようなものになってしまうだろう。 彼は自分を守るために、景が作った物語の上で生きていくしかないのだ。 大量殺人鬼なのに景が死んだときは悲しみを感じた。 景の顔が美しいのも一因だが、彼女の中にわずかでも正常な部分があるのだろうと希望を持っていたからかもしれない。 でもおそらく景は根っからのサイコパスだ。 それでも景は純粋に宮嶺を好きだったはずだと信じ込みたい。 景は賢くていい子だというイメージが消えない。 私も洗脳されてしまったようだ。
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とりあえず、ちょこちょこ読んで3日くらいで読めたのでかなり読みやすい作品。しかしさらさらと読んでしまったが故に分からないところもちらほら。何人かの考察を読んで納得出来るところがあったので、以下自分なりの解釈をメモ。(ネタバレ含むため改行) ...
とりあえず、ちょこちょこ読んで3日くらいで読めたのでかなり読みやすい作品。しかしさらさらと読んでしまったが故に分からないところもちらほら。何人かの考察を読んで納得出来るところがあったので、以下自分なりの解釈をメモ。(ネタバレ含むため改行) あとがきに記載のあるように宮嶺を愛していたか愛していなかったのかが大きな軸になると思っていて、愛していた、というところに賭けたいなと思っています。宮嶺が利用されていたのは間違いがないけれど、景は宮嶺を愛していたから消しゴムを持っていたと思うし、どこまで景のハンドリングした範疇かは分からないけれど宮峰を傍に置いておくため(=愛していたが故)の行動だったのではないかと…夜遅くに打っているので訂正の余地は大いにあるけれど、他にも思う所があれば後ほど追記します。
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実際に景がどこまで考え、わかった上で行動していたのか… 青い蝶の運営方法は実際には負担が重すぎるし現実的ではないとは思うし、そんな簡単に人が死のうとするなんて有り得ないとは思うけれど 怖い怖いと思いながらものめり込んでしまいました ホラーチックでタイトルや表紙に騙されました、...
実際に景がどこまで考え、わかった上で行動していたのか… 青い蝶の運営方法は実際には負担が重すぎるし現実的ではないとは思うし、そんな簡単に人が死のうとするなんて有り得ないとは思うけれど 怖い怖いと思いながらものめり込んでしまいました ホラーチックでタイトルや表紙に騙されました、面白かったです
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うーーーん。設定に惹かれて読んだけど、ミステリーとして読まない方がよかったのかもしれない。 ラスト4行、いじめを示唆したのが実は景だった、か、好きな人から消しゴムもらったら両思いのおまじない、か、どっちの伏線回収だろ? にしても共感ゼロでした。
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後の一行が重い!恋は盲目 知らない知り過ぎないほうが良いこともあります お話は世界観にツッコミどころが多く 共感と感情移入できず消化不良
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