なんのために学ぶのか の商品レビュー
日本一有名なジャーナリスト、池上彰さん。 彼の話はとても分かりやすく、説得力がある。 それは彼の尽きることのない好奇心と貪欲に学び続ける力があるから。 そのことがらよくわかる一冊だ。 帯には 「勉強が好きじゃなくてもいい。おもしろいことが一つあればいい。」 と書いてある。 共感...
日本一有名なジャーナリスト、池上彰さん。 彼の話はとても分かりやすく、説得力がある。 それは彼の尽きることのない好奇心と貪欲に学び続ける力があるから。 そのことがらよくわかる一冊だ。 帯には 「勉強が好きじゃなくてもいい。おもしろいことが一つあればいい。」 と書いてある。 共感! でも、同時に池上さんの学ぶ力には感服させられる。 一つのチャプターが短くて読みやすいのも良い。 寝る前に少しずつ読み進められる。 中には小難しいことを書いてあることもあるけれど、読み飛ばしても良いので若い人に是非読んでほしい本である。 もちろん、大人が読んでも読み応えがある。
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池上さんの本は初めてでした。本書は大学に入りたての若者を対象に話した内容をもとに構成されていますが、それ以外の人が読んでも十分良い本です。 フリーになる前の記者時代に色々な失敗をされたことは意外でした。今の池上さんからは想像がつかない。 また、何冊か本を紹介されています。ショウペ...
池上さんの本は初めてでした。本書は大学に入りたての若者を対象に話した内容をもとに構成されていますが、それ以外の人が読んでも十分良い本です。 フリーになる前の記者時代に色々な失敗をされたことは意外でした。今の池上さんからは想像がつかない。 また、何冊か本を紹介されています。ショウペンハウエルの「読書について」など読んでみたいと思います。
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池上彰氏が大学で行った講演をもとにした、学びについての本。 タイトルの「なんのために学ぶのか」という問いについて、最初のほうには、社会の役に立つとか書かれてあったけど、ようは人生を充実させるためなのだろうなと思った 映画のシナリオ作りに因数分解の考えが生きるから数学が大事というの...
池上彰氏が大学で行った講演をもとにした、学びについての本。 タイトルの「なんのために学ぶのか」という問いについて、最初のほうには、社会の役に立つとか書かれてあったけど、ようは人生を充実させるためなのだろうなと思った 映画のシナリオ作りに因数分解の考えが生きるから数学が大事というのは正直、こじつけな気もするけど、数学を知ってるかどうかで何かの仕組みのとらえ方や見え方というのは確かに変わってくるのかもなと思う。 「想定外」というのは、そもそも考えようとしていないことというのは、いろいろ考えさせられる。でも、どこまで考えたらいいかというのは、難しい問題だよなと思う。まあ、過去の事例や歴史から学ぶのがいいのだろうなとは思った。 大学については、高校までと違って自ら学ぶ生き方をしなきゃいけないという言葉はハッとさせられた。今思えば、自分が大学生だったころの学び方って、高校の延長でしかなかったような気がする。とりあえず、卒業するための単位をとることを目標に通ってた感じ。もうちょっとちゃんと学べばよかったとは今になって思う(はたして、授業料分の価値のある行動をできていただろうかと思う事はある…)。 著者の富士山落石事故での赤面リポートがちょっと面白かった。民放だったら、バラエティのハプニング特集で流すのだろうなと思った(NHKではやらないだろうけど)。 「本は読めば読むほどバカになる」というショウペンハウエルという考えは、自分も反省しなきゃいけないと思った(そういう考えを「他人の思想の運動場」というそう)。自分の場合、とりあえず読書しときゃあいいと考えて乱読してしまうところがあるので、なんとかしたいと思う。来年はもうちょっと、読む冊数をただただ増やすではなく、本で読んだ内容を活かせる読み方をしていきたい。 それにしても、途上国の子が学んでいった話が想像を絶した。18歳の女の子が読み書きをできるようになって嬉しかったことは、「自分の名前が書けたこと」だそう。そうか。自分の名前が書けるって嬉しいものなのかと気づかされた。自分は幼稚園ぐらいの時に書けるようになっていたと思うのだけど、どう思ったのだろう。 後、学びについて「決して人に盗まれることがない財産」と答えた、スラム街で生まれ育った人の話とか。こうやって考えると、学ぶことというのは、素晴らしいことなのだと思う。
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池上彰さんのすごさ、そして学ぶことの大切さを実感しました。 池上さんは、どの環境でも努力し続け、学び続けたこと、そして自分から酷な環境を希望したこと、、、など、働くことや学ぶ姿勢が勉強になりました。 教養の大切さ、教養と一言に言ってもたくさんあります。何を深めるか、これから考えて...
池上彰さんのすごさ、そして学ぶことの大切さを実感しました。 池上さんは、どの環境でも努力し続け、学び続けたこと、そして自分から酷な環境を希望したこと、、、など、働くことや学ぶ姿勢が勉強になりました。 教養の大切さ、教養と一言に言ってもたくさんあります。何を深めるか、これから考えていきたいです。
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最寄り駅内の書店の棚一段を使って展開されていたこの本。 資格取得を目指して勉強していたり、 新しい職場で日々いろんな学びがあるなかで、 タイトルに惹かれて手に取りました。 文体はテレビで話している池上さんと同じ、 淡々とわかりやすくかみ砕いてという感じです。 作中、池上さんの...
最寄り駅内の書店の棚一段を使って展開されていたこの本。 資格取得を目指して勉強していたり、 新しい職場で日々いろんな学びがあるなかで、 タイトルに惹かれて手に取りました。 文体はテレビで話している池上さんと同じ、 淡々とわかりやすくかみ砕いてという感じです。 作中、池上さんの経歴が語られていて、 池上さんの職歴読んでるの、なんで(苦笑) と思いましたが、 池上さんの実体験から「わかりやすさ」を大切にされていることが分かりました。 個人的に印象に残っているのは、以下の部分です。 ・国際化の時代だからこそ教養が試される ・ポジティブ思考で「プランBは?」と聞く ・どんなに忙しくても本を読む時間は作れる ・自分を「他人の思想の運動場」にしてはいけない ・学ぶとは、決して人に盗られることのない財産 今でも充分読んでよかったと思いますが、 これは高校生か大学生のときに出会いたかったな~と思いました。 当時の私が素直におじさん(失礼ですが。苦笑)の職歴読んで「ほ~」とはならなかったと思いますが。苦笑 それでも、大学というのは、自ら学びにいく所という意識だけは高まったと思います。 加えて、読書というのは読んだだけだと、 ただ作者の思想を頭の中で広げているだけで、 本当に大事なのは、 そこから自分はどう考えるかだということが、 とても心に残りました。 人に話したり、アウトプットすることが必要だと。 オリラジのあっちゃんが、 自分が一人で悩んでいることは誰かが本にしている、 時代を超えて自分は一人じゃない、 同じことを考えている人がいると思える、 と言っていましたが、本当にその通りで、 私自身も読書を辞められないんだと思います。 そして池上さんの言葉通り、 読んで終わるのではなく、 そこからスタートを意識していきたいと思いました。
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池上さんがフリーになった理由であったり、勉強のやり方であったり、参考になることが多くあった。 教養は確かな武器になると改めて感じた。 真面目に頭を使うことをしていきたい。
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なんのために学ぶのか。 勉強が嫌いな私も常々思っていた。 社会人になると、知識を求める事、知識の幅を持つことの重要性を痛感する。 本の内容にもあったが、いくら英語=言語を極めても、話のネタ=知識の幅が狭くては会話は成立しない。 これが、なんのために学ぶのか。の答えになって...
なんのために学ぶのか。 勉強が嫌いな私も常々思っていた。 社会人になると、知識を求める事、知識の幅を持つことの重要性を痛感する。 本の内容にもあったが、いくら英語=言語を極めても、話のネタ=知識の幅が狭くては会話は成立しない。 これが、なんのために学ぶのか。の答えになってるように、私は感じるのだが…
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分かりやすい言葉を使っており、難しい単語は簡単な解説とルビが振られているので、中高生でも読みやすい本だと思いました。 内容は、池上氏の経験からなぜ学ぶ必要があると考えているのかを説明しています。 いくつか失敗談が書かれていましたが、池上氏って落ち着いて、知的な方ってイメージだ...
分かりやすい言葉を使っており、難しい単語は簡単な解説とルビが振られているので、中高生でも読みやすい本だと思いました。 内容は、池上氏の経験からなぜ学ぶ必要があると考えているのかを説明しています。 いくつか失敗談が書かれていましたが、池上氏って落ち着いて、知的な方ってイメージだったのに、こんなに失敗や挫折も経験していたんだなと驚きました。また失敗や挫折をばねに、自分の成長に繋げているのは素晴らしいと考えました。 4章で紹介されている本は少し内容が難しく、読む人は元々の読書好きか、課題などで強制的に読まされている人かな、と思いました。そもそも読書できる人は学ぶ必要性は十分理解していると思うので、もう少し易しい内容の本なら良かったです。 池上氏の別の著書も昔読んだのですが、どうにも私には合いません。内容は素晴らしいのですが… --------- 目次 1章-勉強が好きじゃなくてもいい -おもしろいことが一つあればいい 2章-どうして勉強しなくちゃいけないの? -学校で学ぶということ 3章-失敗・挫折から学ぶ -こうして「池上彰」ができあがった 4章-読書が好き-よい本との出会いは人生の宝だ ・『読書について』ショウペンハウエル ・『君たちはどう生きるか』吉野源三郎 ・『学問のすゝめ』福沢諭吉 ・『永遠平和のために』カント ・『民主主義』文部省 ・『人生を面白くする本物の教養』出口治明 5章-生きることは学び続けること -なぜ、私が学び続けるのか --------- 以下はメモ P20-ノーベル化学賞 鈴木章先生 常に勉強して新しい知識を吸収しておくことが大事。 知的なバックグラウンドを固めておくと仮説を立てることができるようになる。 P52-万葉集-柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ) しきしまのやまとの国は言霊のたすくる国ぞま幸くありこと…日本という国は言霊によって、言葉の不思議な力によって助けられている国です。だからあえて言葉に出して言います。どうぞご無事で。 P60-『失敗したらどうするんですか』の代わりに『プランBは?』 P105-107-1番過酷な担当の打診を受けた時、自分の成長に繋がるからと受け入れ、さらに空き時間で英会話や経済の勉強 P147-ただひたすらに本を読んでいればいいというものじゃない、それでは自分の頭を『他人の思想の運動場』として貸しているだけ。
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池上さんの文章がとても分かりやすくて読みやすかったです。いくつになっても学ぶことは遅くない、改めて大切だなと思いました。 家族で一つのドラマや映画を見て、感想を言う合うことは、新たな発見になるとあり、すぐに実践できそうです。
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小3の息子に「なんで学校行かなあかんの」「なんで勉強せなあかんの」と言われ、「そうやなー。選択肢を増やすためかなー。」と腑に落ちない返答をして、なんて言えば分かるかなーと思い「なんのために学ぶのか」を読んでみたくなり読みました。 モノに溢れる世の中で当たり前に勉強が出来る環境、恵...
小3の息子に「なんで学校行かなあかんの」「なんで勉強せなあかんの」と言われ、「そうやなー。選択肢を増やすためかなー。」と腑に落ちない返答をして、なんて言えば分かるかなーと思い「なんのために学ぶのか」を読んでみたくなり読みました。 モノに溢れる世の中で当たり前に勉強が出来る環境、恵まれているとよく言われるがそういうことかー。と。私もこの生活が当たり前だと思いながら生きてきて、そこを知ろうとしていないなぁ。と実感。子どもたちには学びたい!と思える環境を与えていなかった私自身が反省やなぁ、と。自分を振り返るきっかけにもなりました。
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