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派遣添乗員ヘトヘト日記 の商品レビュー

3.5

51件のお客様レビュー

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2021/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表題とイラストに惹かれた。日記形式でエピソードが記載されていて読み進めやすい。トラブル対応の仕方によってはクレームにつながり、客と旅行会社の板挟みで働く添乗員のストレスがよく分かる。長く続く人は「打たれ強い人」「体力がある人」というのがよく分かる。 <興味深い中身抜粋> ●スクジュールをみると月の半分以上は国内外の添乗で埋められている。体力がないと務まらない。 ●自然現象、渋滞など添乗員起因で無いトラブルが多いが、それでもつるし上げにあう。この場合でもクレームにならないようにするのが、添乗員の力量。 ●安いツアーには、宝石やブランド服の店に連れて行く旅程が組まれており、この売り上げのバックマージンで旅行会社が儲けを得る仕組みになっている。これがトラブルの元となることも。 ●宴会で苦労するのは「警察、教師、銀行マン」のツアー ●ツアー客は人生の達人たちが多いが、必ずしも成熟しているわけでは無い。だから様々なトラブルの元となる。

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2021/07/14

20)「出会う人全ては忍耐について教えてくれる先生」ゆるしのレッスン/ジェラルドGジャンポルスキー(精神医学者) 47)リーダーは学者、医者、易者、役者、芸者の心を持たなければいけない/村田兆治「哀愁のストレート」 144)人間は利のある人、立場の上の人に対しては笑顔をふりまいて...

20)「出会う人全ては忍耐について教えてくれる先生」ゆるしのレッスン/ジェラルドGジャンポルスキー(精神医学者) 47)リーダーは学者、医者、易者、役者、芸者の心を持たなければいけない/村田兆治「哀愁のストレート」 144)人間は利のある人、立場の上の人に対しては笑顔をふりまいて近寄っていく。そして往々にして立場の弱い人や目下の人に対して本当の顔を見せるものである。

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2021/06/19

派遣添乗員さんの悲喜こもごも。筆者はライター仕事もやっている方のようで文章も読みやすい。基本ユーモアあふれるコメディベースなので安心して読める1冊かなと。いろいろシリーズで出ているらしいので他のも読んでみたくなりました。

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2021/05/24

「謝るのが仕事だよ」添乗員自身がなげく“日雇い派遣”。ほとんど憂鬱、ときどき喜び。生活と痛みのドキュメント。(e-honより)

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2021/03/21

添乗員さんは旅行会社社員ではなく、派遣会社から派遣された人なんだということを知り、ツアーの準備から精算まで、板挟みになることが容易に想像でき、なんてストレスの多い仕事なんだ!と思った。 端から見てると仕事であちこち行けて楽しそう♪なのに、実際は旅行会社にもお客にも謝ることばかり...

添乗員さんは旅行会社社員ではなく、派遣会社から派遣された人なんだということを知り、ツアーの準備から精算まで、板挟みになることが容易に想像でき、なんてストレスの多い仕事なんだ!と思った。 端から見てると仕事であちこち行けて楽しそう♪なのに、実際は旅行会社にもお客にも謝ることばかり... かといって報酬が良いわけでも、お客と同じ食事や宿泊先があてがわれるわけでもない。 ツアーはリタイヤ組の参加が多いとのことなので、クレーム、ごね、怒鳴り散らす、無理難題等カスハラが本当にひどそう。 旅行や電車が好きで添乗員に憧れる若者よ、これを読んでから就職先を決めるのだ。読後もやる気が続くかな...でも知らずにキラキラした目で飛び込んでいって潰れてしまうのも... 日本はサービスの質が高くて誇らしいけど、どんどん求める質が上がっていって、カスハラにさらされ、サービス業に携わる方は気の毒。 コロナで旅行・観光業界は大打撃を受けているが、添乗員さん達は食べていけているのだろうか。

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2021/03/04
  • ネタバレ

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シリーズ第2弾。 高齢だけど、体に鞭打って働かなくてはならない自虐を交えたお話のように思っていたけど、そうではなかった。 著者は、体力と健康な体があり、子ども2人も独立し、人付き合いは苦手でも、一緒に旅行や温泉を楽しめる妻がいて、お金は食うに困らない程度にはある。過去には塾講師もしていて、セールスも得意、ライターとして自ら売り込みをしてこの本が出せたという。 つるし上げをくったり、理不尽なクレームに平謝りしたり、仕事に呼ばれなくなったり、つらいことには、淡々と対処し、楽しんでいるというか誠実に仕事に取り組んでいるように思える。打たれ強さがあり向いているんだろう。楽しく読んだ。

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2021/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フリーライターと派遣添乗員を兼業してるだけあって文章が上手く感性が豊か。ツアー添乗員はほとんどが旅行会社社員ではなく派遣だそうだ。筆者はサービス業は派遣添乗員が初めてで、この仕事を初めてから「穏やかになった、威張らなくなった」と妻に言われたそう。旅行会社社員に「添乗員さんのせいではないけれど」と言いつつうまくまとめられなかったことを指摘されれば反省してそれ以降は同じような状態にならないよう気をつける。50代から働き始めた職場で、著者が日々成長しており、ただただ尊敬する。若者ばかりのスキー客に「1日ありがとうございました」と言われたときは「自分はサービスを提供してくれた人に対してお礼の言葉を述べていただろうか」と振り替える。知的障害者の養護施設の旅行では朝から「名前は何て言うの?」「年はいくつなの?」「どうしてここにいるの?」「一緒に旅行に行くの?」と質問責め。参加者たちの素直に興奮する旅の様子に筆者がさらに素直に感動。最後は気づかれないように泣き出す始末(笑) 筆者の相棒の女性添乗員は、舞台俳優志望、水商売の経験豊富で、酔っぱらった客の孫に「坊や、おじいちゃんみたいになっちゃダメよ」と言って車内のみんなを笑わせた。彼女だからこそ受けた状況に「他の人が同じことをやってもダメ。万人が使えるマニュアルなどない」と言う言葉が納得。 多いときは月に20日くらいの添乗、ある年の10月はトルコツアー7泊8日のあと中5日でイタリアツアー7泊8日、中3日で東北ツアー2泊3日。冬は暇で月平均の月収は10万円くらい、奥さんは不動産屋の事務パートだそうで、貧乏な暮らしだが、休みの日はクラシック音楽を聞きながら本を読んでいられれば満足とのこと。

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2021/01/30

客商売は難しい。クレームの多い職種。ワガママな客と高圧的な旅行会社の板挟みの派遣添乗員のシゴトを悲喜こもごもに語る。 派遣が常態化した職種。派遣添乗員が経験したまさかの出来事、ありえない客などを切実に語る作品。 交通誘導員、メーター検針員などシリーズ化されているが、多くの妙な...

客商売は難しい。クレームの多い職種。ワガママな客と高圧的な旅行会社の板挟みの派遣添乗員のシゴトを悲喜こもごもに語る。 派遣が常態化した職種。派遣添乗員が経験したまさかの出来事、ありえない客などを切実に語る作品。 交通誘導員、メーター検針員などシリーズ化されているが、多くの妙な人が登場する人生の縮図という点で本書は良い。筆者が50歳で派遣添乗員になる前の人生経験が活かされているように思う。単にエピソードや奇人変人の紹介にとどまらないところは評価したい。

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2021/01/25

タイトルからして面白そうだから手に取った。 普通。 一番気に入ったエピソードは、おばあさんガイドの大逆転劇♪こういうのスカッとするし、みんなもハッピーで好き。(´∀`=)プロだなと思う。

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2020/12/22
  • ネタバレ

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乱れる旅行、警察・教師・銀行員 関東は後でクレーム トルコで搭乗見切り発生 インド、コールタールの質が悪いのか車が通ると タイヤの圧力で?炎の出る道路。 砂を巻きながら進む。 食べ放題で消化の悪いサクランボでトラブル。 GWの渋滞で予定ダダ遅れ。 無料招待バスの仕組み。 映画脚本家を目指していた人。元塾教師。

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