1,800円以上の注文で送料無料

派遣添乗員ヘトヘト日記 の商品レビュー

3.5

51件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2022/06/17

添乗員は馴染みがあまりない職業だったのでシフトや仕事内容をこの本で初めて知った。 立ち寄る土産店、車中販売の裏事情なんかも自分は無知だったので色々知ることができた。

Posted byブクログ

2022/05/28

旅行添乗員によるルポルタージュ。著者は66歳の派遣添乗員。さまざまな職業を経て、五十歳になってからこの仕事に就いた。添乗員の仕事内容や出来事を振り返る形で、数多くのエピソードを紹介する。 自分も若い頃に添乗員付きのツアーによく参加したが、彼らの仕事内容を知ることができて大変面白か...

旅行添乗員によるルポルタージュ。著者は66歳の派遣添乗員。さまざまな職業を経て、五十歳になってからこの仕事に就いた。添乗員の仕事内容や出来事を振り返る形で、数多くのエピソードを紹介する。 自分も若い頃に添乗員付きのツアーによく参加したが、彼らの仕事内容を知ることができて大変面白かった。この仕事はサービス業の中でもかなり過酷な仕事で、精神力、体力がなければやっていけない。旅行が好きとか色々な所へ行けるという生半可な気持ちでは、続けるのが難しいということ。基本は人の世話が好きで、問題に冷静に対処できることが必要らしい。著者も歳を取ってからこの世界に入り、色々苦労はしたもののこの世界が性に合っているそうだ。おそらく物事を第三者の立場で見られるような心のゆとりがあるからではないかと思う。この本は添乗員の世界を知る入門書みたいなものだ。一読して嫌だと思うか、面白そうと思うかで適性が判断できそうだ。

Posted byブクログ

2022/04/09

流れに乗って、半分なり行きで始めたような書き方だったが、やはり心がけや特にクレーム対応・予防は業務をしていくうちに学んでいくんだなぁ。幅広い人が参加する上、旅行という非日常に関わるのは、何かと予測不能でヒヤヒヤすることが多そう。

Posted byブクログ

2022/03/27

「あとがき」に人生の機微を感じます。 還暦を過ぎた著者がライターの経験を活かして 派遣添乗員のトホホな日々を綴りました。そ れを出版社に持ち込んだところ、「交通誘導員 ヨレヨレ日記」のヒットもあり、第2弾として 出版することが決まったという流れです。 著者本人は「人生で一度も...

「あとがき」に人生の機微を感じます。 還暦を過ぎた著者がライターの経験を活かして 派遣添乗員のトホホな日々を綴りました。そ れを出版社に持ち込んだところ、「交通誘導員 ヨレヨレ日記」のヒットもあり、第2弾として 出版することが決まったという流れです。 著者本人は「人生で一度も努力をしたことが なかった」と己の意思の弱さを嘆いていますが、 人生は本当にどうなるか分からないです。 ただ、真面目に、真っ当に、他人を見下さず、 自分を卑下に見ず、生きよ。と教えてくれる 一冊です。

Posted byブクログ

2022/03/26

 この作者は、50過ぎてから添乗員として働くようになり、妻から  前よりもずいぶん穏やかになったわね と、言われたそう。  それまで人に頭を下げる経験を世を渡り、勘違いの人種となっていたとか。サービス業を経験することで、人間や人生を見直す機会を得たとのこと。  人間だから時には...

 この作者は、50過ぎてから添乗員として働くようになり、妻から  前よりもずいぶん穏やかになったわね と、言われたそう。  それまで人に頭を下げる経験を世を渡り、勘違いの人種となっていたとか。サービス業を経験することで、人間や人生を見直す機会を得たとのこと。  人間だから時にはミスをおかす。そういうときに素直に謝れば、問題にはならないはず。 どんな仕事も 忍耐 なくしてはつとまらない。  少なくとも瞬間湯沸かし器タイプは、サービス業のタイプには向かない。  ほんとにそうだなぁ、と思う。  添乗員の話ではないけれど、修学旅行での超ベテランバスガイドの話は勉強になった。始めこそガッカリした高校生たちだったが、ユーモアのセンス抜群で、先生や生徒との掛け合いも盛り上がり、バス内は何度も爆笑の渦に包まれた、とのこと。たった数十分のうちに自らの技量でマイナスをプラスに転じることができる、プロ中のプロであった、と。  最初にも書いたが、人のためにがんばることは、仕事上大事なこともあるけれど、それにより人間性も磨かれ、人生も変わっていくのだと思った。

Posted byブクログ

2022/03/13

50歳で派遣会社に登録して業界に飛び込んだ添乗員さんの悲喜こもごも。 今まで何人もの添乗員さんにお世話になってきたが、イベントのスタッフとして駆り出されることもあるとは知らなかった。 旅行の添乗にもいろいろタイプがあるというのも面白い。 修学旅行、バスガイドさんは印象に残るけど、...

50歳で派遣会社に登録して業界に飛び込んだ添乗員さんの悲喜こもごも。 今まで何人もの添乗員さんにお世話になってきたが、イベントのスタッフとして駆り出されることもあるとは知らなかった。 旅行の添乗にもいろいろタイプがあるというのも面白い。 修学旅行、バスガイドさんは印象に残るけど、添乗員さんはいたのかすら覚えていない。 きっと添乗員さんの尽力もあり恙なく旅をしたのだと思う。 このご時世、更に厳しい状況なので業界を離れてしまった人も多いのかな…。 因みにこの本を売りこんでもなかなか相手をしてくれる出版社がいなかったらしい。 刊行されたのは「交通誘導員ヨレヨレ日記」を出したところ。 人生のベテランになっても働く姿と、馴染みのない業界の話が多いので新鮮に感じる。

Posted byブクログ

2022/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同様のシリーズ本を何冊か読んできたが、この本の読後感が一番爽やか。 添乗員の苦労やウラ話を楽しく読むことができた。 とりわけ同業者、関連業者のできる人のエピソードは読んでいて気持ちがいい。 自分の体験を書いていると、その人のキャラクターがいやでもにじみ出るんだね。 シリーズの中には、恨みやうっぷんのはけ口?として書いてるのかな、と思う人もいたので。

Posted byブクログ

2022/01/23

どんな仕事にもクレームや理不尽なことはある。 その代表的な仕事ということか。 派遣という働き方が尚更立場を弱くしている気がする。

Posted byブクログ

2022/01/23

表紙の絵が 交通誘導員の人のと 似てるから同じ人が書いたのかと 一瞬思ってしまいましたが 違う人ですね。 (調べたら シリーズで 他にもありました) 若い時には ツアーで 海外とか行ったりしましたが どうして 確認が 直前なんだろうとか 色々疑問に思っていましたが  実際に働い...

表紙の絵が 交通誘導員の人のと 似てるから同じ人が書いたのかと 一瞬思ってしまいましたが 違う人ですね。 (調べたら シリーズで 他にもありました) 若い時には ツアーで 海外とか行ったりしましたが どうして 確認が 直前なんだろうとか 色々疑問に思っていましたが  実際に働いている人の話を聞くと 納得でした。 もう ツアー旅行には行かないと思うけど 添乗員さん 大変だよね。。。 って しみじみ思ったので もし お世話になる事があれば  良いお客様になりたいと思いました。(笑)

Posted byブクログ

2022/01/03

日本の派遣労働者への酷い扱いがよく分かるが、逞しく面白い筆者の文章に、旅に出たくなりました。ツアーでねw

Posted byブクログ