100年の旅 の商品レビュー
見開き1ページめくるごとに、ひとつずつ歳を重ねていく絵本でした。 0歳から99歳までの100年間を、それぞれイラストとひと言で表現しています。 ドイツで生まれた絵本なので、その表現が日本では共感しにくいこともありますが、それはそれで面白いです。 幼い年齢は自分の子どももこんな...
見開き1ページめくるごとに、ひとつずつ歳を重ねていく絵本でした。 0歳から99歳までの100年間を、それぞれイラストとひと言で表現しています。 ドイツで生まれた絵本なので、その表現が日本では共感しにくいこともありますが、それはそれで面白いです。 幼い年齢は自分の子どももこんな風に感じていたのかなと思いを巡らせ、10代から30代はこんなこともあったなと懐かしみ、40代以降はこんなふうに感じるのだろうかと自分のこれからの人生を想像しました。 特に60歳以降に気になる言葉がたくさんありました。 ふとしたときに、何回もページをめくりたくなる絵本です。 もういい歳ではありますが、これからの人生も楽しみです。 人生で何かを学ぶのでしょうか。
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栃木のとあるペンションで読んだ本。子供が生まれて、最近祖父がなくなって人生を俯瞰してみるきっかけを与えてくれる本。人生長いようで短いから、大切に生きような。
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23歳の自分が思ってる60歳は意外とそんな中身は変わってない気がする。大人っぽく見せるのが上手くなっただけで。 人生を一つの絵本で見ると、自分の人生も俯瞰して見えてるような気がして。何かが飛躍する時もあるのだろうけれど、年々の小さなものの積み重ねで人生はできているのだと再確認で...
23歳の自分が思ってる60歳は意外とそんな中身は変わってない気がする。大人っぽく見せるのが上手くなっただけで。 人生を一つの絵本で見ると、自分の人生も俯瞰して見えてるような気がして。何かが飛躍する時もあるのだろうけれど、年々の小さなものの積み重ねで人生はできているのだと再確認できた。
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「人生で何を学んだか」 自分の人生の終わりで、この問いになんて答えるんだろう。 0歳から100歳までの人生の旅を追いかける絵本。 自分の歳まではたしかにたしかにと、 未来の話は誰かを重ねたり、誰かとの未来を思い浮かべたり。 人生は、作中のブラックベリージャムのように、自分の中...
「人生で何を学んだか」 自分の人生の終わりで、この問いになんて答えるんだろう。 0歳から100歳までの人生の旅を追いかける絵本。 自分の歳まではたしかにたしかにと、 未来の話は誰かを重ねたり、誰かとの未来を思い浮かべたり。 人生は、作中のブラックベリージャムのように、自分の中で大事にしたい幸せをかき集めて、最後に抱きしめて終わりを迎えるための旅なんだなぁと切ない気持ちになりました。 翻訳できない世界の言葉、の本が好きな人は好きなテイストだと思います。 まったりコーヒーを飲みながら大切な人とぜひ読んでみてください。
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外国の方の感覚。日本人が書いたら、どんな内容になるのだろう? 人生で何を学びましたか?という言葉が刺さる。今が苦しくて。
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死ぬことよりも、死なない、死ねないことの方がずっと怖しい。そう思って生きている。 逝くまでの人生をどんな風に生きたい?と優しく問うてくれるような一冊。 あとがきの「興味深いのは、人生に裏切られることの少なかった人よりも、大変な困難に出会ってきた人たちのほうが、人生への満足度が高い...
死ぬことよりも、死なない、死ねないことの方がずっと怖しい。そう思って生きている。 逝くまでの人生をどんな風に生きたい?と優しく問うてくれるような一冊。 あとがきの「興味深いのは、人生に裏切られることの少なかった人よりも、大変な困難に出会ってきた人たちのほうが、人生への満足度が高いことです。」に納得。自分の足で登った高い山からの景色は格別、ということ。 カフェで眺めたい本。
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「100年を生きる」をテーマに、0歳から99歳までの100年間のそれぞれの人生の局面を、ドイツの雑誌編集者が様々な年齢の人たちに「人生で何を学びましたか?」と尋ね歩き、ソフトなイラストとコラボした本書は、生きことの意味を考える一服の清涼剤。・・・〝0:生まれて初めての微笑みに...
「100年を生きる」をテーマに、0歳から99歳までの100年間のそれぞれの人生の局面を、ドイツの雑誌編集者が様々な年齢の人たちに「人生で何を学びましたか?」と尋ね歩き、ソフトなイラストとコラボした本書は、生きことの意味を考える一服の清涼剤。・・・〝0:生まれて初めての微笑みに、周りもみんな、微笑みかえす〟〝30:幸せは、人それぞれだということが、分かり始める〟〝60:もう60歳。子どもの頃、60歳の人は、すごくお年寄りに見えた。でも今、自分では年をとっている感じはしない〟〝99:人生で何を・・・〟
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
基本的に1つ歳をとるごとに、見開き1ページ その年頃を思い返すような文と絵 〇読みながら自分はこの年頃はどうだったかな?とか、これからの人生を ・「夜通しぐっすり眠れることがどんなに贅沢なことなのか、わかる」 ・「…いいえ、もしかしたらまだ大人じゃないのかも」 ・「人生で何を学んだのだろう」 〇ブラックベリーのジャムのようなものを、みんな持っているのかな
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◆人生の現在地◆ 18歳で成人になる。この本で言えばまだほんの18ページ目。人生は大人になってからの方が圧倒的に長い。子どもの頃は、立った、歩いた、しゃべったに始まり、入学した、友達ができた、卒業した、合格した、恋をした…と、1歳ごとに確実に違う1年だった。でも大人になると、あれ...
◆人生の現在地◆ 18歳で成人になる。この本で言えばまだほんの18ページ目。人生は大人になってからの方が圧倒的に長い。子どもの頃は、立った、歩いた、しゃべったに始まり、入学した、友達ができた、卒業した、合格した、恋をした…と、1歳ごとに確実に違う1年だった。でも大人になると、あれは何年前だっけ?去年と今年は何が違うっけ?と、時々自分の現在地を見失う。そんな時はこの本で人生の現在地とこの先を確認するのもいい。
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歳を取れば取るほど、色んなことが当たり前になり、感動しなくなる、反応しなくなる。そこに気づいて指摘してくれたこの本は本当にありがたいなと思う。 たしかに、小さい子は車が走っているだけですごい喜んだり、追いかけたりする。 28歳の自分はもはや車には反応せず、当たり前になっている。...
歳を取れば取るほど、色んなことが当たり前になり、感動しなくなる、反応しなくなる。そこに気づいて指摘してくれたこの本は本当にありがたいなと思う。 たしかに、小さい子は車が走っているだけですごい喜んだり、追いかけたりする。 28歳の自分はもはや車には反応せず、当たり前になっている。むしろ事故らないように気を付けている。 その歳歳で、感じることも変わってくる。 本棚に置き、歳をとる毎にページをめくりたいなと思う。
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