今夜、世界からこの恋が消えても の商品レビュー
私も記憶が上手く繋がらない事がある。それはすごく怖い事。怯える。真織はそれが毎日なんだからその恐怖と絶望は半端ないと思う。でも私はどうしても透と泉に気持ちを持っていかれたかな…私にもこんな理解者がほしい。
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映画を先に見てたから、映画の舞台やキャスト陣の顔を思い浮かべながら読み進めた。 やはり透と真織よりも、透の父、姉、泉ちゃんの方を深掘りしたくなる。特に泉ちゃんがどのような心情で彼らに寄り添っていたのか想像しても仕切れない。何もこの世からいなくならなくても…とは思ったけど美しい作品...
映画を先に見てたから、映画の舞台やキャスト陣の顔を思い浮かべながら読み進めた。 やはり透と真織よりも、透の父、姉、泉ちゃんの方を深掘りしたくなる。特に泉ちゃんがどのような心情で彼らに寄り添っていたのか想像しても仕切れない。何もこの世からいなくならなくても…とは思ったけど美しい作品だと思う。
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神谷透 前の席の下川が嫌がらせをされているのを辞めさせるための交換条件として日野真織に告白する。シスコン。公営団地で父親と二人暮らし。二月二十五日生まれ。AB型。 日野真織 一組。特進クラス。透に三つの条件を出し付き合う。前向性健忘。夜眠ると一日あったことを忘れる。 綿矢泉 日野の友人。美人だけど気難しそう。 下川 透の前の席。親の都合で中国へ転校する。 早苗 透の姉。
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もがいてもがいて、それでも前を向いて今を生きていく人間の美しさ、愛の美しさにグッとくるシーンがたくさんあった。文字で表すことは本当に綺麗だし素敵だな。 自分の人生は特に驚くことおこらないまま日々が流れて終わっていくんだろうと思っている神谷透。そこにひょんなことで同じ学校の日野真織と付き合うことになる。この出会いがきっかけで、透は人生はどれだけカラフルなものか、自分の中にもたくさんのカラフルがあることに気がつく。 自転車を2人乗りして、苦しい状況の中でも今を全力で楽しむ真織をとても愛おしく思う透。明日には忘れられてしまうことを知りながら、溢れてしまうくらいの愛を注ぐ。これが愛だよね。見返りを求めずに、自分がこの子に何かしてあげたいって思う気持ち。透は真織にたくさんのカラフルをもらったから、少しでも何かお返したいって思っていて、一方で真織も何かをお返ししたいって思っていて、無理にじゃなくて、自分たちの気持ちでお互いのなにかを返したいって思って与え続けてるの。愛のパワーすごいなぁ。 好きっていう感情は言葉に表せないってひろつなせんせいも言っててこの本にも買いてあった‼️ あと現実から逃げ続けてきた透とお父さんだけど、 透はとてつもない恐怖とたたかって、毎日病気と真摯にむきあって懸命に生きている舞織の姿を見て、自分も真織に誇れるような自分でいたいって思って、父と初めて向き合って、心からの気持ちを伝え合うシーン、すっごく感動したし印象に残っている。自分はいろんな物事に全然向き合えてなくて、なあなあになっちゃうから、真織と透に胸を打たれたし、見習いたいって思ったし、苦しいけれどそれでも前に進むために何かと向きあうことは美しいなって思った。 透とぶつかった後のお父さんは、いままで1ミリも家事はしてこなかったのに、照れくさそうに少しずつで最初はへたくそかもしれないけど、家事を教えてくれないなっていって、。向き合ったらこの先ただただ待ち受けている未来をかえられるの。いろんな世界線が何個も存在してて、自分の決断が、どの世界と出会うかをきめる。明るい世界、暗い世界、向き合った世界、向き合わなかった世界。枝みたいになんこも分かれていて、私たちはその選択を常にしてるんだろうな。 きっとみんなこころでは変わりたいって思っていて、タイミングを自分で作っていないだけなんだな。 全部美しくてなみだがたくさん溢れた。 亡くなってしまった、結局何も残らないのかな? 思い出はのこる。きっとその思い出がだれかのちっちゃな希望にもなれる。死んでしまう時にこの世界においていけるものはすくない。今世で自分は何がしたいんだろう。 とにかく美しい物語で大好きになった。ありがとう。
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前向性健忘の少女・日野真織と、その友人の少女・綿矢泉と、真織の彼となる神谷透、この三人の物語。彼の愛情で記憶が戻らないかなと期待するが、そんなはず無く、まさか彼が突然死。その後に記憶が戻る真織。ちょっとうるっときましたが、最後は爽やか感じ。
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映画を観て、めちゃめちゃ泣いて、その後に本屋さんで見かけて買いました。 なかなか忙しくて1年近く積読していたのですが、やっと読み終えました。 映画を見たときの感動や切なさなど、たくさん思い出し、感情がぶわっと溢れてまた泣きました、、 映画では描かれていなかった場面も多くあり、新鮮...
映画を観て、めちゃめちゃ泣いて、その後に本屋さんで見かけて買いました。 なかなか忙しくて1年近く積読していたのですが、やっと読み終えました。 映画を見たときの感動や切なさなど、たくさん思い出し、感情がぶわっと溢れてまた泣きました、、 映画では描かれていなかった場面も多くあり、新鮮な気持ちで読了後の余韻に浸っています。
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私はこの小説を読んだ後に映画を見ましたが、正直違うところが多々あるので別物として見た方がいい気がします。ストーリー自体はとても面白いので何度も読める本だと思います。
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★5.0/5.0 怒涛の勢いで読んだ笑笑 いやぁ〜、最高に切なく、苦しい、でもこの先の未来が見える、そんなお話でした。 昨日のことを覚えてるとか、生きてるとか、今の自分にとっては当たり前に感じるけど、そんなこと全然なくて、自分の人生って奇跡が重なっているんだと思いました。 神谷...
★5.0/5.0 怒涛の勢いで読んだ笑笑 いやぁ〜、最高に切なく、苦しい、でもこの先の未来が見える、そんなお話でした。 昨日のことを覚えてるとか、生きてるとか、今の自分にとっては当たり前に感じるけど、そんなこと全然なくて、自分の人生って奇跡が重なっているんだと思いました。 神谷透が心の綺麗な素敵な人だったのがこの作品通してものすごく感じたし、日野真織との関係はとても微笑ましいものがあったです。 2人がその日に交わす約束とかっていうのが本当に儚くて、でもそれが2人の幸せに繋がるならいいのかな、って思ったりもして、とにかく情景を想像するだけで涙があふれる… それで、綿谷泉ちゃんがね〜またいい存在なんだよね。 当たり前、とか、人生、とか、そういうことの大切さとかを思い出したくなったらまた読みに来よう。 突然死の怖さも感じた、そんな作品でした。 自分にとって大切な存在は、これからも大切にしていきたいと思います。 2023.10時点ですでにもう一回読みたい。買おうかな。
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映画化された作品だったので読んだ。THE感動青春恋愛小説のようで、題名から2人のどちらかが死ぬのではないかという予測をしていたが実際そうだった。展開が読めてしまう小説だったので少し残念だったが、彼がいなくなってからの物語は感動するシーンがたくさんあった。
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原作よりも先に映画を観て涙が止まりませんでした。 その流れですぐに本屋さんで購入しました。 映画で観て最後どうなるか分かっていても、読んだあと涙が出てた。 今ある日常を当たり前と思ってはいけないんだなと改めて思った。
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