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今夜、世界からこの恋が消えても の商品レビュー

4.3

146件のお客様レビュー

  1. 5つ

    61

  2. 4つ

    60

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

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2022/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人は失って初めて大切さに気づく。 今あるものを大切にしようと思った。 前向性健忘について知る事が出来たし、 透のお姉さんが言っていた、 傷は消えないけど痛みは続くわけではない。 という言葉が心に刺さった

Posted byブクログ

2022/05/28

『僕は明日、昨日の君とデートする』系のお話です。泣けるし描写が綺麗だけど、登場人物が芝居がかっていて、最後の終わらせ方も白けちゃう人はいるかも。 サクッと読める泣けるお話を読みたい気分の時にオススメです。

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2022/05/13

『暖かい好き』という気持ちを教えてくれる小説だった。最近読んだどの小説よりも泣いた。 ラノベ文芸の恋愛小説にたまにある軽い感じはなく、文芸のようなしっかりとスムーズに話が進んでいって、急に飛んだり終わったりすることがなかった。 いつか突然失ってしまうかもしれないものは、自分が思っ...

『暖かい好き』という気持ちを教えてくれる小説だった。最近読んだどの小説よりも泣いた。 ラノベ文芸の恋愛小説にたまにある軽い感じはなく、文芸のようなしっかりとスムーズに話が進んでいって、急に飛んだり終わったりすることがなかった。 いつか突然失ってしまうかもしれないものは、自分が思ってたよりたくさん、身近にあって、そんな人やものを大切にしようと思えた。  

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2022/04/27

ちょっと堅めの小説な合間に、箸休めとして「ヒロイン病死系」の小説が読みたくなる。 ちなみに「ヒロイン病死系」とは自分の造語で、言葉の通りヒロイン(だいたい女子高生)が何万人に一人とかのやっかいな病気になって死ぬ小説のことだ。 メディアワークス出版のやたらとキラキラした表紙をみた...

ちょっと堅めの小説な合間に、箸休めとして「ヒロイン病死系」の小説が読みたくなる。 ちなみに「ヒロイン病死系」とは自分の造語で、言葉の通りヒロイン(だいたい女子高生)が何万人に一人とかのやっかいな病気になって死ぬ小説のことだ。 メディアワークス出版のやたらとキラキラした表紙をみた瞬間「これはヒロイン病死系にちがいない」と思い立ち、購入。 いったいどんな病気でヒロインが死んでくれるんだろうとわくわくしながらページをめくっていたら、なんと、「ヒロイン記憶障害系」の小説だった。 ヒロインが記憶を失うという手垢がつきまくったありきたりのストーリー展開だけど、割りと楽しんで読むことができた。 ページをめくりながら「あれ?まさか誰も死なない展開?」と不安に思っていたら、ちゃんと登場人物が死んでくれたのでほっと胸をなでおろした。やっぱり登場人物は殺さないとね。 作者のあとがきに「死は身近にあるから、死を意識することで生を大切にしたい~」的なことが書かれていて、作品終了と同時に商品展開したことで大炎上した「100日後に死ぬワニ」の作者の泣き顔をなぜか思い出した。死を扱った物語をかく人って、だいたいこんなこと言うよね。 「死はエンタメです!とりあえず登場人物を殺しとけばバカな読者が買うと思ってかきました!わーい 」くらい開き直ってくれれば清々しいのに。 とりあえず可もなく不可もなくな作品、というわけで☆三つ。 あとどうでもいいことだけど、作者さんは芥川賞作家の「綿矢りさ」が好きとみた。

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2022/04/26

衝撃の結末だった。 1日1日を大切にしようと思えた。誰かのために行動することのかっこよさを彼が教えてくれました。

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2022/04/15

読み始めた時、読み終えた今こんな感情になるなんて思いもしませんでした。 日常の中で今の自分を創り出しているものって"記憶"があるからかけがえのないものになり、楽しくなる。 それがなくなるというのは、本当になんとも言えない虚無感に襲われると思うし何もしたくなる...

読み始めた時、読み終えた今こんな感情になるなんて思いもしませんでした。 日常の中で今の自分を創り出しているものって"記憶"があるからかけがえのないものになり、楽しくなる。 それがなくなるというのは、本当になんとも言えない虚無感に襲われると思うし何もしたくなるなるのに、真織は前向きで毎日が新しい。 そんなふうに生きられるようになったのも、透がとても大きく存在していたからこそなのかなと思うと本当に切ない。 これから真織が何年か越しに透という人物を知っていく時、どんな気持ちになるんだろう。 頭での"記憶"はなくても身体が覚えている、それが繰り返されてる理由を知った時、透を愛おしく思う時、これからの感情すべてがあの時の真織と透なわけで、記憶にはないけど真織の中で透と関わった人の中でずっと生き続けている。 透という人間が、素敵な人だったからみんなの中で生き続けているんだろうな。こういったすべてが愛おしく感じる。 文章がとにかく綺麗で、素敵でこの中で生きている全員がとても愛おしいです。 この綺麗さが映像化されるとなると、どんなに綺麗に映るのか。今から待ち遠しくて仕方ありません。 素敵な作品をありがとうございました これから記憶していく中で、真織達が真っ直ぐ生きていけますように

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2022/04/15

映画化されると聞き、読みました 日々を繰り返し過ごすことで刻まれていくこと 他愛ない何気ない日々もある日かけがえないものになること 思い出せるようになった頃にはもういない 覚えてもらえるようになった頃にはもういない 人間は忘れる生き物だからこそ、大切なことを思い出すことも...

映画化されると聞き、読みました 日々を繰り返し過ごすことで刻まれていくこと 他愛ない何気ない日々もある日かけがえないものになること 思い出せるようになった頃にはもういない 覚えてもらえるようになった頃にはもういない 人間は忘れる生き物だからこそ、大切なことを思い出すこともできるのだなと思った

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2022/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ただでさえキラキラで、思い出すと胸がぎゅっとなるような青春時代が、死をもって永遠となり、切なさやもどかしさを倍増させた。 何年か越しに初めて知った透を、彼女はこれから少しづつ自分を通して知って、ときめいて、愛おしく思うのだろうと思うと、それもまた、切なくて、嬉しいような。 透くんという人間性、思考、言動、すべてが好きだったので好きでした。

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2022/03/28

前半と後半で印象が変わる一冊。 無理のある設定だなと思いながらも、綺麗な文章と没入感のあるストーリーで最後までページを捲る手が止まらなかった。

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2022/03/26

みっちーが主演ということで読んだ。 中盤はとにかく微笑ましくて恋愛っていいなーってひたすら思った。恋人いる日常って本当に楽しそう。 終盤は思ってもない展開で、まさか透の方が死ぬなんて思ってなかったし、しかも死ぬ件がいきなりすぎてそこはちょっと急展開が腑に落ちなかった。でも、作者は...

みっちーが主演ということで読んだ。 中盤はとにかく微笑ましくて恋愛っていいなーってひたすら思った。恋人いる日常って本当に楽しそう。 終盤は思ってもない展開で、まさか透の方が死ぬなんて思ってなかったし、しかも死ぬ件がいきなりすぎてそこはちょっと急展開が腑に落ちなかった。でも、作者はそのいきなり人が亡くなることを伝えたかったんだと思う。確かに、真織は亡くなる病気とかではなかったからどういう結末なんだろとは思ってたけど、透が死んで、そっちかーってなった。 でも、真織の透を思い出そうとする過程はちょっとありきたりだったかも。クロッキー帳に透の姿が描かれている辺り。あとは最近病気持ちの恋人とかどっちかが死ぬ系の話が多いからありきたりに思えてしまうのかも。読んだら読んだで面白いけど。 でも、みっちーが主演だから映画は多分見る。

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