なんで僕に聞くんだろう。 の商品レビュー
幡野さんの考え方が純粋に好きだしいいなと思った この何百倍も相談きてたら、読むだけで私はつらくなりそうだから無理しないで欲しいなとも思った
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私自身、相談に乗ることはよくある方の人間だと思うのだけれど、いつだって平凡な切り口から平凡な言葉しかかけられない。 幡野さんのように、顔も見ない相手の人間性や思考の癖を想像しながらまっすぐ言葉を届けられるようになるには、どれだけ自分の思考や人間観察?を鍛えることになるのだろうか…...
私自身、相談に乗ることはよくある方の人間だと思うのだけれど、いつだって平凡な切り口から平凡な言葉しかかけられない。 幡野さんのように、顔も見ない相手の人間性や思考の癖を想像しながらまっすぐ言葉を届けられるようになるには、どれだけ自分の思考や人間観察?を鍛えることになるのだろうか…。 人の数だけ悩みがある。背景が違うのだからかける言葉も、求めている言葉も違うよね。
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2020年初めくらいからweb連載を見ていて、幡野さんの相談への回答に共感しつつも、なんでこんなふうに読んで気持ちいい表現ができるんだろうと思っていた。その疑問についてもあとがきで回答をもらえて大満足です。◆一冊を通して特に好きだったのは「自分のしあわせの価値観と合わない人とは距...
2020年初めくらいからweb連載を見ていて、幡野さんの相談への回答に共感しつつも、なんでこんなふうに読んで気持ちいい表現ができるんだろうと思っていた。その疑問についてもあとがきで回答をもらえて大満足です。◆一冊を通して特に好きだったのは「自分のしあわせの価値観と合わない人とは距離を置く」「しあわせの価値観の被害者になる必要はない」ということばでした。
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「人生相談というのは、回答者の人間性や性格を表すものなんです。」と言う筆者。その言葉通りにどの質問にも誠実に自分の考えを書いている。自分を幸せにすることをするように。嫌なことを言う他人のことは切り捨てて気にしない。時には相談者の考えを厳しく非難しながらも、バランス感覚の良さから本...
「人生相談というのは、回答者の人間性や性格を表すものなんです。」と言う筆者。その言葉通りにどの質問にも誠実に自分の考えを書いている。自分を幸せにすることをするように。嫌なことを言う他人のことは切り捨てて気にしない。時には相談者の考えを厳しく非難しながらも、バランス感覚の良さから本当にそうだなぁと納得させられてしまう。父が何を考えて生きていたのかを、成長した子どもに読んでもらうために書いた部分もあるのかもしれない。
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ガンになった写真家幡野さんに人生相談が絶えない。その理由はすぐに分かった。どれだけのパワーを使ったんだろう?と心配になるぐらい真正面から相談者に向き合う。回答が私にも刺さりまくった〜。考え方や視点をぐっと広げてくれるようでした!
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なんで僕に聞くんだろう いやまじでそれな なんでこの人に聞くんだろう 聞くちゅーかむしろ聞いてほしいだけだべ だって相田みつをかwwっちゅーぐらい 当たり前のことしか言わんやん えーみんなメンタルお豆腐すぎん? そらそんなんじゃ生きづらいでしょうねえ でしょうねの極み にして...
なんで僕に聞くんだろう いやまじでそれな なんでこの人に聞くんだろう 聞くちゅーかむしろ聞いてほしいだけだべ だって相田みつをかwwっちゅーぐらい 当たり前のことしか言わんやん えーみんなメンタルお豆腐すぎん? そらそんなんじゃ生きづらいでしょうねえ でしょうねの極み にしてもこんなつまらんのはじめてだ つまんなすぎてちょーサラ読み つらー 読了本に残すのも嫌だー駄だーだだだー 星ぜろ
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『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』で抱いた著者への印象からより人としての鮮烈さが増した。 多種多様な質問への距離感が絶妙。常に寄り添うのでもなく、突き放すのでもなく。それは、「どうせ死ぬから」という一種の開き直りの前に、作者の他者や事象に対する捉え方が極めてニュ...
『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』で抱いた著者への印象からより人としての鮮烈さが増した。 多種多様な質問への距離感が絶妙。常に寄り添うのでもなく、突き放すのでもなく。それは、「どうせ死ぬから」という一種の開き直りの前に、作者の他者や事象に対する捉え方が極めてニュートラルだからなんじゃないかと思う。 ”大切という言葉には、邪魔という意味が込められているんだなぁっていつも感じます” ”勇気をださずに行動しないあなたに勝ち目はありません。彼女が強敵というよりも、あなたが敵として弱いだけです” ”夢や目標を叶えられなかったことが悪いわけじゃないです。自分ができなかったからといって、足を引っ張ったり、目標に進む人を嘲笑したりすることが悪いのです” ”親はもちろん、周囲の人間全員にいい顔してもらうことなんて不可能なの。そんなことよりも自分がいい顔になることを考えなくちゃ” 質問を読んでいても、著者がどの角度から回答するのか予想がつかないし、言葉が悪いけどそこにワクワクを感じてしまう。 ひとりの人としても、「死ぬ側」の立場の人としても、きっかけになるような言葉がたくさんあった。他の作品も読んでみよう。
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2017年に「余命3年」と宣告されたがん患者の著者によるお悩み相談。ちなみにまだご存命。著者のアドバイスを求めてものすごい数のお悩みが寄せられるそうで、「人の役に立つ」実感というのは余命を伸ばすくらいすごいんだなと思わずにはいられません。 相談者からのお悩みをいったん自分ごとに...
2017年に「余命3年」と宣告されたがん患者の著者によるお悩み相談。ちなみにまだご存命。著者のアドバイスを求めてものすごい数のお悩みが寄せられるそうで、「人の役に立つ」実感というのは余命を伸ばすくらいすごいんだなと思わずにはいられません。 相談者からのお悩みをいったん自分ごとにとらえて、そこから本質を炙り出しています。ユーモアを交えてかなりライトな口当たりですが、時に厳しくズバンと重い球を投げ返している。読みごたえはかなりあります。 目から鱗の解答メモ↓ ・「がん患者に『頑張れ』と声をかけることについて」 がん患者にとって「がんばれ」という言葉が一番苦しい。声をかけるのではなく、耳を傾けること。否定せずにできる範囲でやりたいことを手伝ってあげる。否定されることほど辛いものはない。 ・「精神疾患があるひとをどう思いますか?」 精神疾患はだれでもおこりうる病気。それに罹っている人を否定するのは自分も否定することになる可能性がある。そもそも健康な人でも精神疾患でも事件を起こしうる。ひとそれぞれということ。病気の人への誤解は当事者しか解けないけどその先に「理解」がある。理解してくれるひとは必ずいる。 ・「身体障害のある人を見て子供が言ったストレートな感想にどう対応する?」 「関係性」と「距離感」についてはできるだけはやめに子供に教えたほうがいい。それができない大人がSNSでも実生活でも拒絶されている。「あなたのようになりたくない」という感情は日常で普通に湧き起こる感情である。それを否定すると社会はダブルスタンダードになってしまう。相手を傷つける言葉を使ってはいけないという一般的なことは教えつつ、それだけだとネットスラングを使う大人になってしまうので、自分と違う人がいることを当たり前で楽しいということを教える。 ・「援助交際がどうしてもやめられません」 やりたくないのにやっているのであれば依存症になっているのかもれない。まずは医療とつながるべき。そして援助交際はやめるべき。これは倫理観というより損得勘定。売春はリスクが大きすぎるし、1万5千円は相談者の価値ではない売春市場の相場である。どうしてもやめられないのであれば売春ではなく風俗店で働いてみるのはどうか。風俗店だとリスクから守られるし経済的余裕も生まれてくる。経済状況の立て直しで余裕が出来ると視野が広がり、選択肢ができる。少なくても現状維持はダメ。まずは自分の気持ち優先で。
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タイトルを見て読みたいと思った。なんで僕に聞くんだろう。その通りだと思ったけど、相談に答える内容も淡々としてて面白かった。
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時に優しく、時にとっても厳しく(そして的確) はっきりとしていて少し棘のあるようにも見える答えも、実は相談者の人の、背中を押している気がする。
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