なんで僕に聞くんだろう。 の商品レビュー

幡野広志(著者)

2023/01/07

身の上話に幡野広志さんが回答していくのだけれど、寄り添うような感じの回答で心が温まりしました☺️

相談者の人たちのその後が気になります。結構重たい相談もあったりして…みんな前を向けていますように

2022/01/15

最近生老病死への興味が強いなー。幡野さん、なんでこんなこと言えるんやろ。
難しいことは言ってないんやけど、視点がすごいというか、よくそんな見方ができるなってのがすごい

2022/01/03

いろんな相談者の質問に答えていったものをまとめている。
相談者も多種多様であり、キツイ言葉をかけたりするのだけど、そこにどこか愛を感じる文体にとても好感が持てる。
あ、この人良い人なんだなぁって思う。
今日確認したらまだ生きてるみたい。癌があるから、ではなく、写真家だからでもなく、幡野さんだから書ける文章だなと思う。

2021/12/10

きれいごとが書いてなくて好きでした。悩んだときも悩んでないときも、読むとなんだかスッキリする本です。
ー悩む人というのは悩んでいるのではない、不安なだけだ。

2021/12/09

cakesの連載から図書館で予約したら350人待ちだった本。
最後の方の『相談者は読まないほうがいい回答』を連載中に見て読んでみたかった。
この回答がやはり個人的には秀逸だと思う。

2021/11/29

血液がんにかかりながらも生きる著者が、様々な人たちからの悩みに答えている質問回答が詰まった一冊。

優しくて、温かくもはっきりと答える目線が心地いい。
世の中にはこんな悩みを抱えている方々がいるんだなぁと自分の暮らす世界とは違う暮らしをのぞく感覚。

人は違うから素敵。
そして、温かく的確な回答が心地いい。

2021/11/15

色々な相談・質問に対して、何で自分にこんなことを聞くのかと思いながらも、もし自分の子どもからの問いだったら、という姿勢で答えてくれています。

2021/11/01

kindleで読んでいたらハイライトだらけになりました。後書きにもありましたが、共感だけでも無く、問題解決だけでも無く、相手がどうしたいのかという本音を相談文から読み取り、上からでも下からでもなくコメントを返される方でした。
時に厳しいことも書かれていますが、一貫して子供の可能性を狭めないという信念が素敵でした。

2021/11/01

余命宣告されたカメラマン幡野さん。
送られてきたいろいろな相談などに答えていく本。

とにかく前向きな強いひとだと思う。
前向き・・・なのかな、これを読む限りではそう見える。
ちょっと達観しているところもあるし、
自分に合わない人は切り捨てていく、よい意味で自我が強い人だと思った。

もともとの性格なのか、
それとも奥様やお子さん、その他の出会いによって形成されたものなのか、
それとも病がそうさせたのか・・・わからないけれど。

刺さる言葉がたくさんあった。
考えさせらる言葉もたくさんあった。
私もポジティブにやりたいことをやっていきたい。

2021/10/14

写真家で元狩猟家、がん患者の幡野さんがwebサイトcakesでの連載をまとめた1冊。私はもともとcakesで話題になっていることを先に知り、今ではTwitterも拝見しています。

この方の回答が支持される・共感されるのは、程よい(ブラック)ジョークも交えつつ、寄せられた悩みに対してご本人の思うままストレートに答えているからなのかなと思いました。上辺やきれいごとだけで答えず、良い意味で遠慮がない。

「とくにメジャーな宗教は信者さんが多いので、なんども勧誘を受けます。正直なところ、ドラフト会議のように勧誘するかたがた同士であらかじめ相談してから、代表者だけで来てほしいです。」

笑いました。本当は笑うところじゃないんですけど。言葉を無くすほどのショッキングな相談に対しても、幡野さんはこの独特なドライさとウィットに富んだ言葉で答えていて、相談者と近すぎず遠すぎず、絶妙な距離感でお返事されているように思いました。

自分にはない感覚、視点、思考をくれる一冊。他の著作もぜひ読みたいです。